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執着心を捨てる事は間違いでむしろ長所になり得る?その意味とは

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何事に対しても執着心の強い、
執着気質の人というのは
一般的にはあまり良い印象はないと思います。

しかしながら、実際のところは
この気質が人生でプラスになることは普通にあります。

というわけで、今回は
この執着という心の状態について
解説していきたいと思います。

 

執着気質な人の特徴

なぜ執着の強い人が
あまり良い印象を持たれないかというと、

それは

頑固で融通が利かない

しつこい

という特徴があるからです。

もう少し具体的に言えば、

  • いつまでも一つの方法にこだわったり
  • 一つの考え方に固執していたり
  • どうしてもやり遂げないと気が済まなかったり
  • 一定以上の結果を出さないと気が済まなかったり
  • 一度の過ちを許さなかったり
  • 一度嫌な思いをさせられたら根に持ったり

・・・・これでは好かれないのも
無理はありませんよね(笑)

こじらせるとストーカー
テロリストにもなってしまいます。

 

良い執着心

ただ上で挙げたような執着気質の性質は
逆に長所として出る場合もあります。

それは何かを実現しようとする力
に向けられているときです。

たとえば結果に執着した場合、
自分の納得のいく水準がクリアできるまで
決してそれをやめようとしません。

何としてでも成し遂げようとするので、
努力の大きさも当然比例して大きくなるのです。

つまり、その対象に対して
大変諦めが悪く、かつ本気で向き合うのです。

逆に執着心の強くない人であれば

「まあ頑張ったけどこんなもんかな」

といった感じで、比較的早い段階で諦めてしまいがちです。

そんなに本気で向き合わないのです。

 

悪い執着心

ただし諦めが悪いだけで、
結果は全然出ない執着気質の人がいます。

こういうのは悪い執着心です。

このような人は結果を出そうと
本気で向き合っているわけではありません。

本気で向き合わずして、結果に拘っているのです。

結果に本気で拘り、どうしたら結果が出るか
と本気で向き合う気持ちを持てば
どんどん色々な考えが出てくるし、
積極的な行動もできます。

これは別に意識しなくても
自然にそうなってしまうのです。

また、物事を主観ではなく
客観的に捉えるのも、
本気で結果を出そう
としているからこそ可能になります。

主観で描いた理論は絶対に上手くいきませんからね。

こうなれば、余程難しいことでない限りは
大概実現できてしまうでしょう。

もちろん、あまりにも自分の能力から
掛け離れたことに執着している場合は話は別ですが。

 

良い執着心の良くない活用とは

あともう一つ執着気質の悪い形
として言えるのは、どうでも良いことの
結果に拘り過ぎてしまうことです。

たとえばゲーム等の趣味であったり、
わけのわからない特技であったり
そういう人生の充実と直接関係ないところで
執着し、莫大な時間と労力を費やし
かなりの達人となる人がいます。

しかしそれによって
肝心の勉強や仕事等が疎かになっていたら、
たとえ良い執着心であったとしても
あまり良いとは言えないですよね。

もちろん無意味とは言いませんが、
時間は限られているのですから
その拘りをもっと生産的な対象に
向けないと勿体ないと思います。

執着心というのはそれだけの
途轍もないパワーがありますからね。

もちろん、ストーカーや詐欺師、
独裁者のように手段を選ばずに
目的を達成しようとする場合も論外です。

これも良い執着心を悪い形で
活用している例と言えますね。

 

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成功には執着心は欠かせない

よく大金持ちになりたい・あるいは
成功者になりたいなら執着を捨てることだ
と言われていますが、これは
言うまでもなく悪い執着心のことです。

良い執着心であれば、逆に必要不可欠です。

とんでもない偉業を成し遂げる偉人たちは、
例外なく尋常ではない執着心を兼ね備えています。

《参考記事》

マイケルジョーダンの名言―挑戦と失敗が運命を築いていく

 

執着心がなくても願望が実現できるのは、
その願望に対してもともと
相応の才能があった人だけです。

歴史に名を遺すような偉人達は、
才能に加えて人並み外れた執着心があった
からこそ実現しているのです。

逆に言えば、特別な才能のない人が
執着もしなければ願望が実現するはずがありません。

職人は執着気質の人が多い
と言われていますが、
やはり技術や能力を高めていく
一番の原動力となるのは執着心なのです。

まぐろの解体をする職人

執着心のある人は、
大した動機がなくても執着できます。

逆に執着心のない人は、頑張らなければ
いけない理由があっても執着できなかったりするのです。

 

また、執着というのは
たとえそれが良い執着であっても、
労力であったり、時間であったり
現実と向き合うことによる大きな苦悩等
何らかの代償を必要としますが、
執着心の弱い人は、その事実が
頭に過った瞬間に執着をやめてしまう傾向にあります。

それどころか、たとえ
「まだまだ俺はやるぞ!」
頭で思っても身体が動かなくなったりします。

その一方で執着心の強い人は、
たとえ「それは嫌だな」と思っても、
身体が勝手に動いて止まらなかったりします。

ですから、こういった視点で見れば、
執着心の強い人は明らかに得をしているのです。

なので、執着心を捨てる
と考えるのは悪いとは言わないですが、
それによって良い執着心も
失われてしまうとしたら、それはむしろ
損な話になってくるかも知れない、
ということです。

 

執着心を制するには・・・・

執着心は、コントロールさえできれば
人生を切り開き、輝かせるための
掛け替えのない武器になり得ることは伝わったと思います。

ただやはりそれはすごく大変なことで、
なかなか一筋縄ではいきません。

だからこそ振り回され、
苦しんでいる人が非常に多いわけですからね。

最初の方で取り上げたような
人から嫌われるような嫌な性質も、
結局のところ執着心が暴走した結果です。

一歩間違うと大変な暴走をするからこそ、
執着心は必要以上に拒絶され
忌み嫌われる存在となってしまったのです。

その辺りに関しては、次回に取り上げていきたいと思います。

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