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執着気質は恋愛依存症の予備軍?執着を手放し、活用する方法論

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前回の記事で執着気質というのは
素晴らしい長所にもなり得る
ということを述べましたが、
その一方で人生を大変生き辛くする
可能性があるのもまた事実です。

つまりコントロール
できることが必須なわけで、
今回は執着心を上手に活用するには
どうしたら良いのかについて
焦点を当てていきたいと思います。

 

執着気質と恋愛依存症

悪い執着心に心を乗っ取られてしまうと、
人生は一気に上手くいかなくなります。

  • どうでも良いことに拘ったり
  • いつまでも根に持ったり
  • いけないことに嵌り込んでしまったり

こんな状態になると、いくら

「もうこれ以上こんなことを続けていたら自分は終わってしまう」

と頭で思っても、身体が勝手に動く衝動を
止められないようになってしまいます。

頭で思ったところで、心が
「それがないとやってられない」
「なしではあり得ない」
と思えば、どうにも
抗うことができないのです。

 

その代表的な一つとして挙げられるのは、恋愛です。

たとえば突然にして失恋した際に、
頭では「これはもう仕方ないんだ」
と考えようとしてもどうしても
忘れられなかったりした経験が
ある人は少なくないでしょう。

これは執着気質でない人であっても
思い当たる節があると思うので
大変わかり易いと思います。

逆に言えば、この場合はたとえ
失恋していない状況であったとしても
その恋人に対して執着していることになります。

言わば、気持ちのベクトルの
ほとんどがそちらに向けられている状態です。

こうなると勉強であったり
仕事であったり、本来もっと
気持ちを向けるべき対象に対しての
本気度が明らかに低下してしまいます。

ですから出世や成功という意味でも
大変不利な立場に立たされるのです。

執着心は、自分の感情を直接的に
刺激されることに対して
より表れ易い傾向にあります。

つまり、

恋愛・性行為・ギャンブル・
アルコール・ゲーム

といった類のものです。

これらに対しては、世の中の多くの人が
依存症となって苦しめられていますが、
やはりもともと執着気質の人は
こういった対象にも執着してしまい易いのです。

それが執着気質の大きなリスクであり、
どうしても乗り越えなければいけない試練なのです。

 

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(こちらは依存症についての記事です)

依存症は恋愛やスマホ等種類様々だが治し方の原点とは何か

 

執着を手放し、活用する方法論

執着心が依存症にまで至っていると、
もう脳がそれなしでは
いられない状態になっているので
その方法はむしろ治療、
という形になってくるでしょう。

しかしそうなる前の段階であれば、
今執着しているどうでも良いことを手放し、
そしてもっと価値ある対象に
その執着心を向けるようになることは可能です。

まず必要なのは、当然ながら自覚と問題意識

これらがなければそもそも変わろう
という気持ちすら起こりませんからね。

そして次に必要なのは、
自分を変えられるという信念

そして絶対にそうなってやるという強い気持ち

お気付きだと思いますが、これもまた執着心です。

つまり、執着心の強い人は
裏返せば自分を変えることもし易いと言えるのです。

ですから

「自分は執着心が強いからなかなか自分を変えられない」

というのは全くの間違いなのです。

 

とは言え、もともと感情を直接刺激される
対象に対して流れ易い人というのは、
どうしても執着心がそちらに
向けられてしまいがちです。

ではどうしたらそれをやめることができるのか。

そのためにできることは、大きく二つ挙げられます。

 

一つは西洋医学的な、直接的対策

・一時的に完全に離れる

・捉え方を変える

 

もう一つは東洋医学的な、根本的対策

・精神的に成長する

です。

 

西洋医学は、概してその病気を
ピンポイントで排除することを目的としています。

それに対して東洋医学は、概して
その病気を根本的から治すことを目的としています。

ですから西洋医学というのは
基本的に抗がん剤のような
副作用のある治療法で、
東洋医学というのは
漢方薬のような副作用なしで
身体自体の免疫力そのものを
強化するような治療法が中心になるのです。

漢方薬で身体に抵抗力を

 

それで上の二つの方法は、
それぞれの医学療法に当たるのですが、
ではその内容について
取り上げていきたいと思います。

 

一時的に完全に離れる

執着の衝動というのは、
繰り返しすればするほど
どんどん強固になっていきます。

しかしながらその逆に
一定期間完全に離れると、
かなり弱まります。

もちろん完全に消えることはないですし
一度衝動がなくなった後であっても
またその対象と何らかの形で
接する機会があると
衝動が起こる可能性は高いのですが、
完全に離れることに成功すれば
日常生活の中で過ることは
全くなくなるはずです。

最初はかなりのストレスを伴うと思いますが、
だんだんとそのストレスも感じなくなるので
それを信じてひたすら我慢するという、
強行策的な手法ですね。

ただこれは依存症の治療に
かなり近いところがあるので、
それならいっそのこと療養施設に入っても
良いかも知れませんが(笑)

もちろん、離れるためには
色々な手段があると思うので、
そこはご自分で考えてみてください。

 

捉え方を変える

気持ちというのは、
物事の捉え方次第で全然違ってきます。

例えば誰かに叱られても
その人がただ自分を苛めていると捉えたら
腹が立ってきますが、
自分のことを思って叱ってくれている
と思ったらむしろ感謝したくなりますよね。

それは現実としてどうなのかは
関係なくて、自分が勝手に
そのように思っておけば良いのです。

ただし逆に言えば、これは現実が
しっかり見えなくなるやり方ではあります。

ですからリスクは伴うのですが、
同僚をどうしても許せなくなってしまうとか、
そういう差し当たっての大きな問題が
立ちはだかっているのであれば
たとえそれが現実とは違っても
肯定的な捉え方をするのはありだと思います。

 

精神的に成長する

これは要するに、
自分の潜在意識に対して直接訴え掛け、
気持ちの流れを変えることです。

悪い執着心が目立つ人というのは、
非常に感情に振り回され易いのです。

何故そうなってしまうかと言えば、
心に余裕がないからです。

精神的に成長すれば、
心に余裕が持てるようになります。

つまりより冷静な精神状態を
維持できるようになるので、
たとえ執着の衝動が起こっても
「あっこれは危ないな」
とブレーキを掛けることができるのです。

衝動に流されない精神力は、
精神的な成長によって培われるのです。

また、精神的な成長が伴えば、
勉強や仕事等、自分が執着したい
対象に対して執着できるようにもなります。

つまり、執着心を逆に有効活用
できるようになるのです。

 

ちなみに一つ誤解され易いのは、
これは無理に衝動に抗うわけではない
という点です。

無理に衝動に抗うという行為は、
明らかなストレスになります。

精神的な成長を伴う場合は、
衝動に抗うことすら
ストレスではなくなります。

これは何故かと言うと、
「自分のため」であったり、
「周りの人のため」
の行為をしているという
喜びや充実感の方が勝るからです。

ですから善意をしているのに
ストレスを溜めている人は
まだ精神的にまだ十分な水準にないのです。

 

また、精神的に成長すれば、
一時的に完全に離れる方法も
それほど苦痛なくできるはずです。

これは決して執着心が弱まったからではなく、
精神的に余裕を持てるようになったためです。

 

ただ当然ながら、「捉え方を変える」
という方法の方が手っ取り早いです。

しかしながら、
それは根本的な解決にはならず
あくまでその場しのぎに過ぎません。

「一時的に完全に離れる」

というやり方も、学校や会社であれば
長期休んだりするわけにはいかないですし、
いつでも通用する方法ではありませんよね。

ですから、やはり東洋医学的な方法、
つまり精神的な成長を目指すのが一番なのです。

もちろん前述したように
緊急を要する場合だとか、
どうしても今すぐ対応しなければ
ならないときは「捉え方を変える」
という方法を実践した方が良い場合もありますが。

基本的にどちらもやり方は同じで
自分の頭で理解するだけでは不十分で、
心に訴え掛ける必要があります。

ただし「捉え方を変える」ことの方が、
それほど心の深いところにまで
落とし込む必要がないので
即効性があるのです。

では頭ではなくて
心に理解させるためには
どうしたら良いのか。

そのために大変有効な手段の一つとして
挙げられるのは深層自己説得です。

深層自己説得の具体的な方法については
こちらの記事をご参照ください。

潜在意識の書き換えの鍵は深層自己説得の達人なる事と好転反応

 

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