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遺伝が顔や運動神経、病気等に与える影響の大きさとは

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人間というのは、遺伝によって
その構成の大部分が決定付けられている
という話はよく聞くところですよね。

ただ、それが果たして
どの程度の影響なのか
についてははっきりとしていません。

ですが説としてはあるので、
今回は遺伝が与える影響の
についての現時点での有力な見解
を取り上げていきたいと思います。

 

遺伝と顔

まず顔に関してですが、
これは基本的に遺伝であって、
自分の努力ではどうしようもないもの
と考えている人は多いでしょう。

しかしながら、そうとも言えません。

何故なら、顔というのは
もっとも生き方が表れる部位だからです。

たとえば、普段から

笑顔が多かったか少なかったか

怒ることが多かったか少なかったか

暗い顔をすることが多かったか少なかったか

等によって

口角が上がったり下がったり

眉間にシワが入ったり

という違いは必ず出てきます。

そしてそれは同時に

明るい顔なのかそれとも暗い顔なのか

を分ける分岐点になります。

 

もちろんそれが顔の良い悪いに
直接繋がるわけではないのですが、
明るい顔の方が魅力があって
人から好かれ易いのは間違いありません。

つまり、容姿に自信のない人が

「自分の顔は遺伝だから」

と暗い顔をしていれば
もっとモテない顔に
なってしまうということです。

逆に言えば、
たとえ容姿に自信がなくても
頑張って前向きに生きていれば
それがその人にとってのベストの顔になる
ということですね。

 

遺伝と運動神経

運動神経に関しても、同じように

「親も運動音痴だから」

として諦めている人も少なくありません。

しかしながら、こちらについても
そう決め付けてしまうのは早計です。

 

まず一つとして、運動神経には
臨界期があると言われています。

それは6歳頃になるのですが、
運動神経はこの臨界期までに
大方形成される、というのが
現在の主流の見解となっているようです。

これは別の見方をすると、
6歳頃までにたくさん運動をし、
色んな動きをすることで運動神経を
発達させられることを意味しています。

それでも遺伝の影響が全くない
という証明にはならないのですが、
少なくとも全面的に決まるわけではない、
それどころか、もしかしたらむしろ

遺伝よりも重要なのかも知れない

という話です。

 

もう一つに挙げられるのは、
心理的な影響です。

人間というのは

「自分は~だ」

と思ったとき、自分が
そのようになるための
目に見えない力が働きます。

つまり、

「自分は遺伝で生まれ付き運動音痴だからどうしようもない」

と思ったら、本当に
どうしようもなくなってしまうのです。

ですから、たとえ運動が
上手くできなかったとしても

遺伝がどのくらい自分に影響を与えていて、
努力によって自分をどのくらい変えられるのか

を考えた際に、

「遺伝なんて大した影響はない!自分はできる!」

と強く思えるか思えないか
では全然違ってくるということです。

 

信念を抱き、それを貫く意味とは。秘める無限の可能性

 

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遺伝と性格

性格に関しては、
遺伝と環境の要素が
大きいという見解が主流です。

たとえば、親がキレ易いと
子供もキレ易くなるし、
親が大人しいと子供も
大人しくなる傾向にあります。

一時期は環境説の方が
有力であったのですが、最近は

やはり遺伝の影響も大きい

と考えられるようになりました。

その理由は、生まれた瞬間に
全く違う環境で育った双子に、
非常に似た行動パターンが見られた
という出来事があったからです。

遺伝子爆発good

 

もちろん、生まれつきの
性質があるからと言って
性格は後天的に変えられない、
という理屈にはなりません。

ただ先天的に親と似たような
性格で生まれてきて、さらに
普通は親と一緒に過ごすことを考えると、
その子供も親と同じような性格に
なってしまっても全く不思議ではありませんよね。

そう考えると、性格を
大人になってから変えるのが
困難な理由がわかってくる気もします。

 

遺伝と病気

病気も遺伝すると言われていたりしますが、
これもはっきりとした根拠があるわけではありません。

ただ確かに、家族全員が
癌に掛かってしまうような、
癌の家系があったりはします。

しかしながら、一部の見解だと癌というのは
一生懸命に頑張り過ぎてしまう人が
掛かり易い、精神とすごく
関係のある病気とされています。

つまり、癌の家系があるのは
家族であるために性格が似ているから
という見方もできるわけです。

 

ただしもちろん、性格からの関連性も
あるだろうというだけで、
直接的に病気の遺伝性がない
というわけではありません。

 

最後に

というわけで、まだまだ
遺伝にどのくらいの影響力があるか
ははっきりしないところがありますが、
どの性質においても人生をある程度以上
動かすくらいには影響があるだろう
というのが現在の有力な見解となっています。

ただそれであっても、
意外と自分でできることも
色々あるかも知れない、
と思えたのではないでしょうか。

やはり人間というのは
信じたことに対して
自分を合わせようとするので、

「遺伝だからしょうがない」

「環境が悪かったからしょうがない」

と諦めて片付けるのではなくて、

「きっと変えられるんだ」

「変えるんだ」

という気持ちを抱いていることが
一番重要なんだろうと思います。

 

ただし、遺伝や環境も含めた
今までの生き方の集大成として
現在の自分があるわけですから、
そことあまり掛け離れた
自分になるのは難しいでしょう。

ですから、今の自分を理解し、
その延長線上を目指すという考えを
基準にすべきだと思いますね。

 

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