忍耐力がない…養う方法は。忍耐強い性格の短所とは
「自分は忍耐力がない」
と悩んでいる人もいると思います。
人間とは弱い生き物なので、
どうしても楽な方へと逃げてしまいがちです。
忍耐力を改善するために
必要なこととはいったい何なのか。
あるいは、「さらに伸ばすためには」
というテーマを取り上げてみましょう。
忍耐とは＆英語表現
まず「忍耐」とは何なのか
について考えてみましょう。
「忍耐」とは、一言で言えば
しんどい何かに対して「忍び」「耐える」こと。
なのですが、その対象は
大きく二つに分けることができます。
- 体に対しての忍耐
- 心に対しての忍耐
です。
体に対しての忍耐は、
体を酷使するトレーニング、ダイエット・禁煙・禁酒等
が例として挙げられます。
心に対しての忍耐は、
「ネガティブな気持ちにさせられる全て」
がその対象に当たります。
忍耐の英語表現としては、
patience（ペイシェンス）
endurance（エンデゥランス）
などが一般的です。
日本語の「忍耐」とほぼ同じ意味、
概念と捉えて良いです。
忍耐力を養う方法とは
忍耐力を養う方法は
体に対しての忍耐力と心に対しての忍耐力で違ってきます。
ですからそれぞれ分けて、
取り上げていきましょう。
体に対しての忍耐力を養う方法
体に対しての忍耐力の方が、
比較的養うことは簡単です。
何故なら、こちらは「習慣付け」
によってかなり対応できるからです。
「習慣付け」のやり方は簡単です。
続けるだけです。
他は基本的に考えなくても良いです。
もちろん、より効果が出るようにするためには
どうしたら良いか考えることは大事ですが、
そんなことを考え始めると
苦痛になってきてやめてしまいます。
ですから、まずは続ける、
ということを考えれば良いのです。
習慣付いてきて余裕が出てきたら、
より効果の出るやり方を
考えていったら良いと思います。
部活など団体トレーニングの場合であっても同じです。
ですから体に対しての忍耐力は、
基本気合いと根性の世界なのです。
心に対しての忍耐力
一方で心に対しての忍耐力は、
かなり養うことが難しいです。
こちらの方は心なので、そんな簡単にはいきません。
沸き起こってくるネガティブな感情を
何とかそうならないようにするには、
根本的に精神を鍛えていかないといけないのです。
たとえば、体を酷使することに対しての忍耐力があるとします。
そのときに、すがすがしい気持ちでやっている人と
ものすごいストレスを溜めながらネガティブな気持ちでやっている人がいます。
傍から見れば同じように耐え忍んでいるので
忍耐力があるとなりますが、
実際その中身は全然違うのです。
忍耐強い性格の短所
ストレスを溜めながらの忍耐は、
「我慢する」ということです。
つまり、「我慢する」という意味での
忍耐力があり過ぎると
うつ病になったり大病を患ったりしてしまうとか
あるいは人に八つ当たりするようなタイプになってしまう危険性があるのです。
そうなると、確かに成果は
出せるかも知れませんが、
その分代償があるわけで、これは短所と言えますね。
ですから我慢はないに越したことはなく、
理想はこれそのものを改善することなのです。
心に対しての忍耐力を養う方法
根本的な心の部分に対して忍耐力を付ければ、
体を酷使してもストレスそのものを
溜めないようになるのですが、
前述のようにこれはなかなか難しかったりします。
その方法としては
考え方・捉え方を変えること
言霊の力を利用すること
参考：言霊の意味と活用の仕方
などがもっとも適していると私は思ってます。
ぜひとも、それぞれの紹介記事をご参照ください。
結局、心に対しての忍耐力というのは
精神的な余裕の大きさとイコールなので、
どうしたら精神的余裕を養えるかを考えるのです。
確かに養うのは大変ですが、
もし身に付けばこれは人生において
様々な意味で圧倒的な影響を与えることになります。
もちろん、良い意味で。
ですから、ぜひその根本的な部分を養う心掛けで
日々を過ごされて欲しいと個人的には思っています。
