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日本人はネガキャン大好き?FF15も対象だが意味や心理とは

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あなたは、ネガキャンという
行為をご存知でしょうか。

「そんな言葉は聞いたこともない」

という人もいるかも知れませんが、
実は意外と身近なところでも普通に行われています。

というわけで今回は、
このネガキャンについてフォーカスし、
取り上げていきたいと思います。

 

ネガキャンとは

ネガキャンとは、

ネガティブキャンペーンの略語

になります。

ネガティブキャンペーンとは、その言葉通り

ネガティブなキャンペーン(宣伝活動)をすること

です。

ネガティブな宣伝活動とは、
一言で言えば

自分の強みをアピールするのではなく、競争相手の弱みをアピールすること

になります。

つまり、

自分がプラスになるというよりは
むしろ相手をマイナスにすることで
相対的に自分の立場を優位にする

という手法ですね。

ですから決して前向きとは言えない、
強いて言えば陰湿な手法と言えます(笑)

 

そのもっともわかり易い例
の一つとして挙げられるのは、
アメリカの大統領選挙です。

対立する候補の悪い部分を挙げ、
好感度の下げ合いをするのを
よくテレビで見たことがあるのではないでしょうか。

まあ国のトップを決める戦いで
そんなやり方をしている時点で
この国どうなんだよ、
と思うところもありますが(笑)

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他にも、大統領選以外の政治であったり
マスコミや報道雑誌も
人の粗や問題行為によって
利益を得ようとするので、
その場合もネガキャン行為に当たります。

さらに言うと、実はもっと
身近なところでも普通に行われています。

たとえば、自分の好きな相手を
取られたくないから、その好きな相手が
興味を持っていそうな人物のことを

「あの人~な人だからやめといた方が良いよ」

と、印象を悪くするようなことを吹聴するとか。

会社で自分の評価を相対的に上げるために、

「あいつは~ができない」

等と同僚の苦手を強調したりとか。

まあそれが結果的に自分の評価を
下げることになる場合も当然ありますが(笑)

 

つまりネガキャンというのは、
別の視点から言えば

悪口ではない形で相手の評価を下げる手法

と考えると良いのではないかと思います。

単純な評価であったり、
あまり宜しくない行いの指摘ですから
一見すると別に何も悪いことを
していないように映るんですね。

ともかくこのようにネガキャンというのは、
かなり有り触れたものとなっているのです。

 

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ネガキャンの意味と心理

ただ基本的にネガキャンというのは
もちろん、自分や組織にとって
何らかの利益があるから行われます。

ですが、一見すると

「それあなた得することあるの?」

と思えるような立場の人でも、
普通にネガキャンをすることは全然あるのです。

最近、それがかなり顕著に現れた
と言われているのが

PS4のゲームソフトである

『ファイナルファンタジー15(FF15)』

に対しての評価です。

 

このゲームは発売二日で売り上げ
500万枚を突破し、それは
これまでのシリーズの中でも
最速のペースであるそうです。

それでもアマゾンのレビューを見ると

もっとも高い評価である☆5

もっとも低い評価である☆1

ほぼ真っ二つに分かれていました。

ところが、何と低い方の評価の人は

ほとんど購入していない

という状況だったのです。

まさに

「何で購入してないのに☆1付けてるの?」

って感じですよね(笑)

 

☆1なんていう評価は、当然ですが
多ければ商品の評判が下がるので
販売者さんとしては
もちろんしてほしくありません。

それを商品も購入せずに、
☆1の評価で登録してしまうのは、
一体何が目的なんだと思えてきますよね。

実は、これには非常に面白い心理が働いています。

 

ゲームの評価でネガキャンする人の真理

ゲームの評価でネガキャンをする人の心理は、
大概下の三つに分類することができます。

 

「販売者が嫌いである」

FF15の販売者はスクエアエニックス
(スクエニ)ですが、スクエニのことを
毛嫌いしている人はけっこういたりします。

その理由も様々なのですが、
販売者が嫌いという理由で
そこから販売されるソフトを徹底的に酷評して、
足を引っ張ろうとする人はいるでしょう。

 

「購入しないと決断したor購入できない立場であるが故、もし商品が良かったらすごく悔しい気持ちになる」

これは要するに、自分が

「凄く面白いゲームをやっていない」

という現実に対して強い恐れを抱いている心理です。

それはイコール自分が損をしていることを意味すると考え、

「そう思いたくない」

「それは現実であってほしくない」

という気持ちが、ネガキャンという
行動に走らせるパターンですね。

 

「ストレス発散を発散している」

「純粋に評価をしている」

という傘に隠れていれば、
人から反撃を喰らうことなく
人を批判することができます。

ですから、そこで必要以上に
商品をボロクソに叩くことで、
効果的なストレス発散になるのです。

まあどれもこれも自分都合で
かなり厄介な人達であるのは違いないですが、
このようにネガキャン行為自体によって
利益を得ている人もいるのです。

 

日本人はネガキャンが大好き?

国のトップで当たり前のように
ネガキャン合戦が行われているくらい
ですから、アメリカ人はネガキャン
が大好きなのだろうと思いますよね。

しかし意外かも知れませんが、
実のところは

むしろ日本人の方が好き

だったりするんです。

その理由についても、
FF15を題材にして説明することができます。

 

実はこのFF15というゲームは、
日本と海外では全然違う評価となっていて、
海外のレビューでは圧倒的に☆5が多くなっています。

もちろんゲームにも
日本受けするものもあれば
海外受けするものもあるのですが、
この評価傾向は別にFF15に限った話ではありません。

日本は商品に対して大変評価が厳しく、
低評価がやたらと多くなる傾向にあります。

実はこれには、日本人の性質が大きく関係しています。

日本人は自ら命を絶つ人の割合が
世界的に見てもかなり多いことが示すように
基本的にネガティブ思考ですから、
人を褒めるよりもむしろ
辛口評価をしようとするのです。

もちろん、単純に
評価が厳しいだけであれば
それは別に悪いことではありません。

しかしながら
純粋に評価をしている振りをして
ネガキャンをするのは、
けっこう陰湿だと思います。

 

しかもたとえネガキャンをしていても

「何言ってるんだ。俺は純粋に評価してるだけだ」

と言えば筋が通ってしまうので、
自分でも気付いていない場合もあります。

これはある意味、世間で失敗した人とか、
過ちを犯した有名人をネット上で
徹底的に叩く行為によく似ています。

誰にも文句を言われずに
叩ける対象を発見したら、
嬉々として叩きまくる。

はっきり言って、実際は
いじめをしてるのと
ほとんど変わらないんですよね・・・。

日本では、全体の評価が厳しい分
そういうことがし易い。

だから、ネガキャンをする人も
それに比例して多くなる、というわけです。

 

そうなると、好きというよりも、

「やり易いからする人が増える」

と言った方が正確だろうと思いますね。

 

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