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英語の幼児教育は自宅で無料でも可?効果と弊害の可能性について

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幼児教育に熱心な人は、必ず英語学習が頭を過ると思います。

しかしながら、その内の多くの人はそのためにどうしたら良いかよくわからないので適当に教材を買って読み聞かせたり、学校に入れたりしているのではないでしょうか。

英語の幼児教育について、筆者自身が培ってきた知識と実体験に基いてまとめました。

ユーザー名(筆者):middlemount

 

親が英語を話せないと英語教育はできない?

ある友人が子供を英語のスクールに通わせようと問い合わせた時、「どういう目的で当スクールに入れられたいのですか?」と聞かれ、バイリンガルになると嬉しいといった様な答えを出すと、「お母さんかお父さんが英語圏の方ですか?もしそうでないなら、日本にいる環境では無理です。」と言われたそうです。

私がその時思ったのは、バイリンガルは無理かもしれないけど、なるべく英語で話しかける様にすれば、バイリンガルに近い状態にはなるのではないかということです。とは言え、日常生活で何でも直ぐに英語が出てくるわけではありません。私も、”Let’s  take a bath!”(お風呂に入ろう!)と声をかける日があったり無かったりという感じでつい忘れてしまって継続できません。

 

自宅でできる無料の英語教育の成功例

この英語の語りかけを継続して息子が小学生にして英検1級を取ったお母さんの話があります。

「お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話」著者 タエ

「お金ナシ・学歴ナシ・海外経験ナシ。大阪にいるごく普通の主婦である著者が、3歳直前から英語育児を始め、子どもは英語ペラペラに。小5でTOEIC920点、小6で英検1級合格。英語育児の王道と言われる高額教材を使わず、プリスクール(英語幼稚園)やインターナショナルスクール(英語小学校)にも通わせずに、なぜうまくいったのか。誰でもできる英語育児のハウツー本。」(amazon参照)

このタエさんの場合は英語の語りかけのみではなく、絵本の読み聞かせ、英語のテレビ番組、フラッシュカードなどを用いて、常に英語がそこにあり、耳に流れてくる英語圏で暮らしているような環境を作っていたようです。でも外での会話は日本語で、息子と父親の会話も日本語。母親と話す時のみ英語を使うようにしていたとのこと。まさに前述の英語スクールの先生が言っていた様な環境が作れていますね。

タエさんは色んな状況に対しての英語を自分で調べながら話しかけてたんでしょうね。ノートにメモをとり、部屋のあちこちに英語のメモを貼っていたそうです。こんな風に英語で話すのが当たり前の環境を作るのに成功した、タエさんの努力は中々真似できない凄いことだと思います。私的にもこの英語のメモを貼るというのはとても有効だと思います。

1つ1つの物に英単語を貼っておくのも良いし、私の場合、最近よく娘に使う英語が

“Close the door !”(ドアを閉めて!)

寒いのにドアを閉めてくれなくてしょっちゅう言ってます。でも、言葉だけじゃなくて、英語もドアに貼っておけば、英語を目と耳で覚えられるようになるかもしれません。 トイレには

“Turn off the light “(電気を消して)

とか。親自身が英語で話しかけなくてはと気付くことができます。

私は子供を英会話教室に通わせていますが、そこの教室にいる子供のお母さんは外でも英語で子供に話しかけています。他にも、何気に立ち寄ったカフェの隣の席に母親と子供、もう1人は母親の友達らしき女性と3人でお茶をしている方達がいたのですが、母親は子供には英語で話しかけ、友達とは日本語で喋っていました。そして子供は日本語で話していました。

彼女達は元々バイリンガルなのかもしれないけど、英語で話しかけるのって大事なんだなぁと思いました。子供は日本語で答えていたのですが、母親が何を言っているのかわかっているようでした。英語で答えるのが恥ずかしいのかわかりませんが、理解しているという事が凄いですよね。

 

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親の発音でいいの?

子供と英語で会話をするのが良い事は分かりましたが、一番の心配は親自身の発音に自信がないという事だと思います。

私が以前子供の英語教室の体験をした時に「なるべく家でも英語で話しかけて下さい。」と言われ、自分の発音でもいいのか質問すると、発音は気にしなくても良いです。その英語教室に通っていれば、ネイティブの先生から正しい発音が聞けるからという事でした。

ただ、教室に通わず家庭で英語学習をする場合は、どこかで正しい英語を聞かせなければいけません。
もちろん、家庭でもテレビ番組等で英語を聞かせる事ができます。二カ国語放送のアニメ、ドラマ、映画などを英語で見たり、YOUTUBEでも沢山の動画を英語で見ることができます。

聞かせる頻度も大切です。同じ番組を何度も見るのも効果があるようです。母親か父親が一緒に見るという事も大切なようです。

幼児向けであれば、「セサミストリート」や「ヨーガバガバ!」などが楽しめるのではないでしょうか。
ちなみにうちの子供は「ヨーガバガバ!」が好きでした。

 

英語学習は親子のコミュニケーションをとることが大切

発音にしてもテレビを見ることにしても、英語で親子のコミュニケーションをとり、子供の記憶に残すと効果的なようです。

小さい子は特に親と遊ぶのが大好きだから、英語を交えて遊ぶ機会、会話をする機会を作るのが大切なんですね。

英語教材は高いですが、英語の遊び道具やビデオ、音楽CDを自分で探す手間が省けます。でも、教材を最大限に活用するか否かも親の子供への働きかけにかかっています。ウチは教材を使っていましたが、英語の遊びだとお母さんが構ってくれると思ったのか、自分から英語のゲームをしようと誘ってきたりしていました。私も英語関連の遊びに関しては(高い教材買ってるし!)と思って進んで付き合っていたので、余計そう思ったのでしょうね。

yogabagaba

 

少し余談ですが、発音に関しては、私個人としてはポッドキャストの英語番組を家事の合間に聞いています。お勧めは「バイリンガルニュース」と「Speak UP Radio」です。「バイリンガルニュース」は男女のパーソナリティーがいて男性が英語、女性が日本語という形で色んな国々のニュースを紹介しながら会話しています。英語がわからなくても日本語も聞けるのでストレスなく聞き流せますし、英語の自然な受け答えの仕方が耳に入ります。「Speak UP Radio」はオールイングリッシュの会話ですが、短いので頑張って聞けると思います。バレンタインの話題で、日本の義理チョコを知らずに貰った時は衝撃だったと話している時もあって、聞いてて面白かったです。

スマートフォンのアプリにも発音練習する物があるので、そちらもたまに使って意識してみるのも良いと思います。

 

早期英語教育には弊害がある?

ところで幼い頃から英語を聞いていると、話せなくても「L」と「R」などの発音の区別がつくようになると言われていますが、一方で母国語である日本語がおぼつかなくなるという説もあります。まず母国語での語彙力や表現力を育てることが大切だと考える人も少なくありません。実際、英語が他の子供より話せているけど、日本語が劣っているという幼児もいるようです。後は親の過度の期待やプレッシャーが子供の英語学習に悪い影響を与えるのではないかという心配もあります。

私個人としては、日本語がまだ話せない、みかんを見て、「みかん」と言えない状態の子供に英語教育をするのは良くないと思っています。前述に紹介した本の著者のタエさんも日本語の基盤をしっかり作った上で、英語を学ばせた方が良いという持論をお持ちのようです。

英語のプレッシャーに関しては、その様に感じさせないように親が愛情を持って英語のコミュニケーションを取っていれば問題ないと思います。それに、幼少から英語の勉強をしていることによって、小学校に入ってから自分が他の子供より英語が出来ていたら、誇りに思ってより英語が好きになるのではないかなぁと思います。ただ、色々な子供がいるので、その子に合った学ばせ方を親が見つけていくのが大事なことなんだと思います。

結局のところ、英語の幼児教育がどれほどの効果を示すかどうかは子供の才能よりもむしろ親に掛かっている、と私は思いますけどね(こういうと親にとってプレッシャーになってしまうかも知れませんが(笑))。

 

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