プチ断捨離は心の整理に対しても効果あり?ゆるいやり方を紹介
断捨離と聞くと面倒だとか、大切なものも捨ててしまうイメージがあるのではと思います。
そもそも「捨てずに取っておいたらダメなの?」
という方もいらっしゃるでしょう。
あまり深く考えない。お気楽でゆるい気持ちで断捨離を生活の一部に取り入れる。
そしてその結果、身の回りがどう変わるのかをお話したいと思います。
◇◇◇もくじ◇◇◇
ゆるい断捨離【プチ断捨離】
ミニマリストですとかシンプルライフという言葉もご存知かと思います。
もちろん人によりますが全く持たないことを目指す人、大切なものを大事に使おうという人、無駄を省き、徹底的に節約するという人。様々な形があるでしょう。
そして物だけでなくソーシャルの断捨離をされる方もいますし、今まで好きだった趣味などを断捨離する方もいます。
どこをどうゆるくするのか。ここでは物の部分のプチ断捨離のやり方を紹介します。
2年以上使用していない服や靴を捨てる
衣替えのタイミングで出さなかったり、いつか着よう、いつか履こうと考えている服や靴は捨ててしまいましょう。それは服1枚、靴1足でも大丈夫です。
もちろん売れそうなものは売る。服や靴が趣味自体な方は無理に捨てなくても構いません。
体型の変化によって着れない服を捨てる
これは女性の妊娠や出産時を除きます。それ以外の場合で着れなくなった服は捨てるか売ってしまいましょう。いつか着れるかもしれない。
着れるように頑張る!という方は無理には捨てなくて大丈夫ですよ。
なんとなく保管や保存してあるファッション小物を捨てる
細かいものは場所を取らないと思って、溜まりがちです。積もり積もればということもありますし、何よりも溜まっていくものを減らすのは大切なこと。
実用的であったり、季節が来れば使うようなものを以外は思い切って捨てます。今まで使わないものを急に使うようなことはありません。
小さい家具や収納道具を捨てる
小さい棚が欲しいな。お洗濯の時にあったら便利だな。
食器を整理するのに便利かも。何かを買う時っておうちに居ない時ですよね。
もちろんネットショッピングだと写真や画像などで見れて、寸法などもありますが、いざ届いたら使わなかったり、雰囲気が合わなかったり大きさ的に扱い辛かったりするものがあるでしょう。
小さな家具や収納道具などはそれ自体がスペースを取ります。空間を狭くしてしまうんですね。
買ってみて普段使いになったもの以外は捨ててしまいましょう。
断捨離の基本ですが、そのうち使うかもはタブーです。特に何も考えずにポイします。
本やCDを捨てる
基本的に「これは絶対に捨てられない!」と思うものを除いて捨ててしまうスタンスです。
また、音楽CDはデータ化したり、図書館で読めるかも?という本は捨てるか売ってしまいます。
使わないのにものがある。読まないのに場所を占有する。
いつか読む、いつか聴く、でも結局読まないし聴かない。
そういった対象を捨てます。もちろん無理に捨てなくて大丈夫です。
ここではあえてDVDは捨てる項目にしていません。データ化するにしても容量を考えてしまいますし、売る時にも良い値段になると思えば大量にある場合を除けば取っておいても良いのではと考えます。もちろん捨てても大丈夫。
冷蔵・冷凍庫の中の食べられないものを捨てる
ズルズルと占拠している食材はありませんか?そういったものを捨てます。
そして捨てる時にもったいないことをした。次は気を付けようと少しだけでも感じるようにします。
お仕事や育児などでお忙しい方、まとめて買うようにしている方は別です。
何かの合間にお買い物に行ける人は適宜適量を買うようにしましょう。
ちなみにですが、個人的には冷蔵庫はスペースも電気料金も、食べられない食材、無駄に食材を買ってしまう要素があるので、冷蔵庫を捨てるのもありと考えています。
ただ冷蔵庫をなくすのは生活に不便をもたらしたり、外食が増えて出費も増え、不健康になる可能性もあるので、それをする必要がある人とそうでない人は分かれると思いますけどね。
物は場所・スペースを取る
考え方のひとつとして空間をどう広くするか。そして服や食器はたくさんあると、その分だけ汚すことが出来るんですね。服が減れば洗濯をする回数は増えても山積みにならえず、食器が少なければシンクに洗い物が山にはなりません。
本やCDについては読むかも読まないかもという部分もありますが、捨てても大丈夫なのに捨てない確率が高いので候補に上げてあります。場合によっては電子書籍で買い直しても良いですし、先程も言いましたが音楽はデータ化する。必要とするデータの部分を残しておけばいざ読みたい、聴きたい時の心配はありません。
繰り返しますが、「いつか使うかも」という気持ちでは断捨離するのが非常に難しくなってしまいます。ですから「いつか使うときはまた買ったら良い」くらいのノリが前提となるマインドセットです。
どうせいつか使うと取っておいても、その存在自体を忘れていて結局は使わなかったとなるのはあるあるネタですよね(笑)
ゆるい断捨離をすることで得られるもの
それは少しずつおうちや職場などの自分のスペースが広くなり、物を無くすことが減る。そして買う時にはじっくり考えるようになる。物を大切にするようにもなります。
そして何より、心の面での影響は非常に大きいです。
たとえば「モノの整理ができてない人は心の整理もできていない」とよく言いますが、実際に断捨離をすることによって頭の中が整理できて、心も整理できたような感覚になるはずです。
もちろん、物が多いことが安心に繋がる方や、ゴミゴミしていた方が落ち着く方もいらっしゃいますが、そういう人の多くは心の整理されていない状態とモノが整理された状態が不一致になることに対しての抵抗感だったりします。
ただしその逆にいくら部屋が綺麗でも、何でもかんでも捨ててしまう人はモノの整理ができてない人の部類に入ります。
心の整理ができていないからこそ必要なモノも処分してしまったり、モノが少ないのにモノがなくなるというそこそこ笑えそうなコントのような状況にもなるのです。
結局、
心に余裕がなければ正しい断捨離をすることは難しいし、正しい断捨離ができれば心の整理を通じて心に余裕が持てるようになる
とも言えるんですね。
心の余裕が持てれば、このブログの中でたくさん話しているような全てにおける良い流れが期待できます。
とはいえいきなり正しい断捨離はハードルが高いかも知れないので、まずは入りとして正しいプチ断捨離をされたらどうか、というのがこの記事の趣旨ですね。
大袈裟な話、それが人生を好転させるきっかけに十分なり得ると私は思います。
というわけで、ちょっぴり断捨離に興味があるんだけど?という方の少しでもお役に立てれば幸いです。