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中途覚醒の主な原因はストレスの他にも。薬以外の対策とは

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「最近夜中に何度も目が覚めてしまう…」

「途中で目が覚めてしまうから、何だか眠れた気がしない…」

このような症状にお悩みの方は多いのではないでしょうか。

実はこれ、「中途覚醒」と呼ばれている不眠症の一種なんです。

中途覚醒は睡眠の質を悪くするため脳や身体に様々な悪影響及ぼすことになります。

ここでは中途覚醒の原因と薬以外の対策についてご紹介しますので、中途覚醒に悩んでいる方の参考になればと思います。

 

中途覚醒とは何か

中途覚醒とは、夜中に何度も目が覚めてしまい、しかもその後に眠れなくなってしまう症状です。

一般的な不眠症というのはそもそも眠ることができない、というものですが中途覚醒は一度は眠れるけれど、一定時間が経つと目が覚めてしまってその後眠れなくなるのが特徴です。

一見すると「一応眠れるなら良いのでは?」とも思えますが、眠っても自然に目が覚めてしまうのですから、明らかに健康を害すため決して軽視してはなりません。

 

中途覚醒を引き起こす原因

よく夜中に目が覚めてしまう人は、大概

決まった時間に目が覚める

のではないでしょうか。

これは睡眠のサイクルが関係しているからです。

人間は90分周期で眠りが浅くなるので、そのときに目が覚めやすくなります。

そして目が覚めた後に中途覚醒状態となり、もう一度寝ようとしても眠れなくなってしまうのです。

 

しかし眠りが浅くなるタイミングは誰にでもあるのに、なぜ中途覚醒が起きる人と起きない人がいるのでしょう。

それは

睡眠のサイクル自体は中途覚醒を引き起こす原因ではないから。

では、その原因についてご紹介します。

 

ストレス

やはり眠れない場合に第一の原因と挙げられるのは、これになります。

その理由を簡単に説明すると、ストレスが溜まると脳が覚醒状態になって交感神経が活発になります。

眠るには副交感神経の方が優位にならないといけないので、この時点で完全にストレスは睡眠の妨げとなっているのです。

悩み事がある場合も同じですね。

 

加齢

睡眠のサイクルは加齢と共に変化します。

深い睡眠が少なくなって浅い睡眠が多くなるので、中途覚醒が起きやすくなるのです。

 

睡眠前のアルコール

「眠れないからアルコールを飲んでから寝る」という方も多いのではないでしょうか。

確かに寝る前のアルコールは寝つきが良くなりますが、その反面で中途覚醒の起きる回数が増えてしまいます。アルコールは体内で分解されることで「アセトアルデヒド」という成分を発生させますが、この「アセトアルデヒド」が交感神経を刺激。それによって脳が覚醒状態になるため、夜中に何度も目を覚ましやすくなってしまうのです。

 

睡眠前の食事

胃の中に食べ物がある状態で眠ってしまうと、眠りが浅くなって中途覚醒の原因になります。

胃の消化活動中に睡眠をとることになるので身体の一部は睡眠中も活発に活動。それによって目が覚めやすくなってしまうのです。

 

身体に合わない寝具

身体に合わない枕や式布団を使用していると、首・肩・腰などに負担がかかり痛みが発生。その痛みで中途覚醒を起こすことがあります。硬すぎるマットレスは腰に圧力が集中するため寝返りが多くなります。

また体形の変化や寝具の劣化で、今まで使っていたものが身体に合わなくなることもあるので注意が必要です。

 

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中途覚醒の対策について

前項で中途覚醒が起きる原因を挙げましたが、このうちの

寝る前のアルコール

寝る前の食事

身体に合わない寝具

については、それをやめたりより自分の身体に合うものに買い替えるだけなのでわかり易いと思います。

ですから、ここではもっと根本からの対策を紹介していきましょう。

 

適度な運動

適度な運動は血流を良くしてくれるので、寝つきを良くしてくれます。

過度な運動は刺激になって目が覚めやすくなってしまうので軽く汗ばむ程度の運動がいいです。運動する時間帯は寝る前は避けて、午前中に行うのがいいでしょう。

 

メラトニンを摂取する

メラトニンとは睡眠ホルモンのことです。

メラトニンには寝つきを良くしたり、睡眠を持続する働きがあります。

とうもろこし・米・大根・ショウガ・バナナ等に多く含まれているので積極的に摂取しましょう。

また、メラトニンの原料になるトリプトファン(アミノ酸)と摂取することも、中途覚醒の改善が期待できます。

トリプトファンは卵・乳製品(チーズや牛乳など)・大豆製品(豆腐や納豆など)・鶏肉・鶏レバーなどに多く含まれています。

 

生活習慣の改善

単純に寝る前の飲食・アルコールを避けたり、メラトニンを意識して摂取するだけではなくて、栄養バランスの良い食生活をすることによって身体が健康になり、それに伴って体内物質の分泌も活性化します。

逆にメラトニンばかり意識してサプリメントに頼り過ぎたりすると他に支障を来す懸念もあるので、あまりお勧めしません。

 

ストレスの対処

ストレスの対策は大きく

溜めないことと発散すること

になります。

溜めないためには溜めない考え方や価値観が重要で、発散するには自分なりの趣味等の発散方法を見つけることが大切

です。

ちなみにもちろん他者に当たるとか、人を傷付けたり迷惑を掛けるような発散法はNGです。それは長い目で見たら、結局ストレスを余計に溜めることになってしまいますからね。

ストレスについてこちらの記事も参考になると思います。

 

まとめ

中途覚醒の原因と対策方法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

夜中に何度も目が覚めると睡眠時間が減ってしまうわけですから、心身共に健康を害することに繋がります。もし薬なしで改善できるならそれが一番良いですが、もしある程度対策をしてもなかなか改善しない、ということでしたら無理をせず医者に相談するようにしてください。

一度悪いスパイラルに陥ると自分だけでは改善できないどころかどんどん悪化します。ですから自分の状態を客観的に見つめるように意識するのも大事ですが、自分の周りでもそういう人がいたら、改善方法を教えてあげるなり医者を勧めるなりして下さい。症状が重くなっている人は冷静な判断もできなくなっている場合が多いですからね。

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