趣味や価値観が合うor合わない恋愛のメリットとデメリット
恋人を選ぶ際、ある人は
「趣味や価値観が同じ人が良い」
と言い、またある人は
「いやいや、趣味や価値観が違うからこそ恋愛は楽しい」
と言います。
実際のところ、付き合うならばどちらが良いのでしょうか?
今回は趣味や価値観の合う人、合わない人が恋人の場合のメリット・デメリットをご紹介します。
◇◇◇もくじ◇◇◇
趣味や価値観が合う恋人のメリット
人を好きになるポイントの大部分はやはり「同じ趣味を持っているから」でしょう。
同じ趣味を持つと特別な繋がりを感じますし、何より共通の話題があるためいつも話に花が咲き、とても楽しいですよね。
音楽好きならばイベントに一緒に参加したり、グルメ好きならば新しくできたカフェやレストランに行ったりと、デートも一段と楽しいものになること間違いありません。
また価値観が同じな場合、悩み相談や愚痴をお互いに言い易いことがあります。
お互いに相手の気持ちを理解することができるため、辛いことがあっても一緒に乗り越えていくことができます。
また、笑いのツボが同じ場合もあるので、そういった場合は常に笑顔が絶えない素敵なカップルになれることでしょう。
「同じだからこそ辛い!」デメリットについて
趣味だからこそ妥協はできない!喧嘩の原因になることも?
これは趣味に情熱を注ぐ方に多く見られる現象です。
お互い好き同士ですが「自分の方がもっと好きだ!」「自分のほうがもっと上手だ!」という気持ちになってしまい、それが原因で喧嘩に発展してしまう場合もしばしば・・・。
例としてアニメやゲームが好きな方は、キャラクターの好みについて言い争いになったりゲームの勝敗で喧嘩になることは普通にあります。ですから、趣味が一緒でもあまり凝りすぎると考えものなのかもしれませんね。
同じ価値観なんてあり得ない?すれ違いが起きるかも
人はどれだけ価値観が同じといえど、自分ではないので深層心理までは相手のことを理解できません。
ですので、相手も同じ気持ちだろうと思ってサラッと言った一言が、逆鱗に触れることも。
これは価値観が「同じ」だからこそ起こりうるのです。
様々な考え方がかなり似通っていると、
「あっ、この人は自分と同じような考え方をする人なんだな」
という気持ちになってきます。
すると、そこに慢心が生まれるのです。
つまり、「きっと自分と同じだろう」という慢心から、相手の気持ちを深く考えなくなってしまい、思い込みが激しくなっていずれ衝突が起きる、ということです。
十人十色という言葉があるように、どれだけ同じでも違う部分はあるので、必ず「彼氏(または彼女)は自分じゃない」ということをしっかりと心に刻んでおきましょう。
趣味や価値観が合わない恋人のメリット
趣味が違うからこそ仲が深まる?
お互い今まで知らなかった世界を知ることができるため、趣味が違っても楽しいという方は多いようです。
また、相手の意外な一面を知ることもできますし
「もっと相手のことを知りたい!」
という気持ちにも繋がります。
相手側も自分に興味を持ってもらえると嬉しくなり、お互いの趣味を語り合うことでより仲を深めることができるのです。
色々な考え方を持てるようになる
「価値観が違うと喧嘩になりやすい」と思っている方もいるでしょうが、実はそんなことはありません。
価値観が違う方が「そういう考え方・感じ方もあるんだな」と冷静になり、逆に喧嘩になりにくいというパターンもあるのです。
ただし、それにはある程度以上の違う考え方を受け入れる心の余裕があることが前提にはなりますが。
そしてもう一つ大切な視点があり、それは
自分とは違う趣味や価値観を理解できるようになる機会が得られる
ことです。
通常、自分と違う趣味や価値観の人とは友達関係になりませんが、恋人関係であればあり得ます。
恋人関係というのは考え方以外の理由で一緒にいる稀有な例なので、そういう意味では趣味や価値観が違うのは、実のところその事実そのものが貴重だったりします。
「違うとキツい・・・」デメリットについて
自分が全く興味のないこと、嫌いなことが好きな場合もある
しかしながら、どれだけ知りたいという気持ちがあっても、相手の趣味があまりにもニッチすぎるため、話についていけないという場合もあります。
また、自分が本当に嫌いなことが好きだという場合はさらに問題ですね。
特に男性の車好きは女性には理解できないパターンが多く、休みの日でも車いじりばかりしている彼氏にうんざりしているという話をよく耳にします。
そういった場合は「放っておく」ことで解決はするのですが、一緒にいてもつまらなくなって趣味の合う人と浮気をしてしまうという場合もあるので、注意が必要です。
お互いの気持ちが理解できない
価値観が違うことで、なんで相手が怒っていたり苦しんでいるのか理解ができないこともあります。
理解ができないと感情的になってしまうことが多いので、ただの喧嘩ではなくふたりの絆に傷がつくレベルの大喧嘩になってしまうことも。
お互い価値観が違う場合は、まず「相手の考え方を知ろうとする努力」が必要なのです。
また、悩み相談や愚痴を聞いてもらいたいと思っても
「そういうのは人に言わない方が良い」
等と拒絶されたり、
「それって君の方が悪いよね」
とあまりにも客観的過ぎる意見で返される可能性もあります。
これは価値観が合わない人にとってはかなり辛いと思います。
まとめ
趣味や価値観が合う人と合わない人、どちらも同じように良いところ・悪いところがあるのです。
ですから、
「趣味や価値観が違うから付き合わない、あるいは別れる」
という判断は、少し考えた方が良いかも知れません。
恋人というのは「選ぶもの」ではなく「繋がるもの」。
考え方が同じの場合はもちろん、全く考え方が合わない場合でも、惹かれるときはそんなもの関係なしに惹かれ合うものです。
ですから、最終的に恋人を決めるポイントは趣味や価値観ではなく
「一緒にいて楽しいのか・リラックスできるのか・何かよくわからないけど幸せを感じるのか」
ということです。
趣味などはあくまでおまけ程度に考え、自分の気持ちに従って恋人を探して下さい。
ただし、これはあくまで彼氏・彼女等の恋愛関係での話です。
結婚となれば、お互いの趣味や価値観に対する理解ができていなければ間違いなく大問題になります。
恋人同士であれば恋愛感情で我慢できるところも、長く付き合っていたり結婚したりするとそれがなくなるので、我慢できなくなるからです。
ですから行く行くは結婚したいと思っている相手であれば、趣味や価値観が同じ・違う人どちらでも良いですが、とりあえず早い段階(恋愛感情がある時点)でその趣味や価値観を理解し合うような関係づくりをするように心掛けてください。