彼氏や旦那に不満が言えない時、伝え方は?我慢して溜め込むのはNG
皆さんは、彼氏・旦那さんにどんな不満をお持ちですか?
靴下を脱ぎっぱなしにする、トイレのドアを開けっ放しにする、いつも帰りが遅い、食事のマナーが悪い
など、些細な事でイライラすることって結構ありますよね。
不満を解消するための一番の策は「話し合い」や「注意」なのですが、どうしても「ちょっと!○○するのはやめてよ!」といったようなトゲのある言葉が出てしまい、喧嘩になってしまうことがとても多いようです。
今回は、そんな彼氏や旦那さんに対する不満を、上手に解決・改善へと導く伝え方や考え方についてご紹介します。
パートナーの行動に日々イライラしているという方は、是非一度お試しください!
愛の言葉「アイ(I)・トーク」を使ってみましょう
アイ・トークとは、「あんた!○○するのはやめてよ!」といったyou(あなた)を主語に付けず「○○してくれると私は嬉しいな」というI(私)が主になる言い方で話すことで角が立たないという会話方法
です。
例えば、いつも靴下を脱ぎっぱなしにして洗濯物に出してくれない場合は
「ちょっとー、靴下は脱ぎっぱなしにしないでって(あなたに)いつも言ってるじゃん!」
と言ってしまうと小姑のお小言みたいで、なんだかあまりいい気がしませんね。
ですが
「脱いだ靴下、すぐに洗濯物に出してくれると(私が)洗濯が楽になるから助かるな」
こう言われると、素直に「わかったよ」と言えてしまいますよね。
また、帰りが遅いときは
「(あなたは)なんでいつも帰りが遅いの!?仕事が終わったらすぐに帰ってきてって言ってるじゃん!」
と言うよりも
「いつも帰りが遅いと(私が)心配になるから、帰れるときは早く帰ってきてほしいな」
と言った方が角が立たないし、なんだか甘えているようで可愛く聞こえてきますよね。
こういった私が主になる話し方をすることで、相手も嫌な気持ちにならないため、すんなり不満を受け入れてくれる確率がぐんと上がります。
そして、お願いを聞いてもらえたときは必ず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてあげて下さい。
ですが、こういった些細なことは癖になっていることが多いため、一度や二度言っただけでは改善されることはありません。その都度イライラしてきて、だんだん嫌味っぽい言い方になってもいけません。
何度も根気強く、且つ優しく伝えてあげることでパートナーもきっと理解をしてくれますので、あまり強く言い過ぎないようアイ・トークを意識してみて下さいね。
パートナーも不満を抱えています
貴女がパートナーに不満を感じているということは、相手も少なからず貴女に不満を抱えているはずです。
100%完璧な人間はこの世に存在しません。誰にだって欠点の1つや2つは必ずあるのです。
一般論として、男性は女性と違い、不満や愚痴を言ってもスッキリする生き物ではありません。
ストレスに思っていることは普段あまり口にせず、溜まりに溜まってある日突然大爆発する人がとても多いのです。つまり貴女のパートナーも、もしかしたら貴女に対する不満はあるのに、あえて言っていないのかも知れないのです。
それなのにいつもグチグチ一方的に注意をしていたら・・・その後はどうなるかお分かりですね?
大喧嘩に発展してしまう、もしくは最悪「別れよう」なんてことになってしまうかもしれません!
パートナーに対して不満がある場合はすぐに口に出さず、自分にも悪いところ・だらしないところがないか考えてみましょう。お互い嫌な思いをしないためには、多少のことは目をつぶってあげることも大事なのかもしれませんね。
または「私も○○(自分が悪いと思うところ)を直すから、あなたも一緒に○○(パートナーに直してほしいところ)を直そうよ」と、お互いの悪いところを一緒に直していこうという伝え方も良いでしょう。
そもそも一方的な注意は理不尽ですから、信頼関係が築けるはずがありません。
また、ここでもアイ・トークをうまく活用してみましょう!
「溜め込み過ぎ」は別れへの道!?
ですが、どんなことも全て飲みこんでしまうとストレスが溜まり、パートナーと一緒に過ごす時間がどんどん楽しくなくなってしまいます。
カップル・夫婦というのは「なんでも言い合える、気を許せる唯一の存在」なのであまり我慢しすぎるのも、お互いのために良いことではありません。
我慢のし過ぎで気持ちが冷めてしまわぬよう、定期的に「反省会」を開いてみるのはいかがでしょうか?
一方的に不満を言うのではなく、お互いの直した所が良い部分をゆっくり、じっくり話し合い、解決策を一緒に考えてみましょう。
感情的にならずに冷静に話し合うことで、相手の考えていることを理解することができますし、理解し合うことで今までよりも更にお互いの愛情・絆を深められること間違いなしです。
ちなみに筆者も一度反省会を開いたことがあるのですが(不満を言う気満々で開催しました)、パートナーに「不満なんて一切ないよ。いつもありがとう」と言われてしまい、それ以来パートナーに不満を言うことは一切なくなりました(笑)
少し例外的ではあるかも知れませんが、このように相手が自分の全てを理解してくれている大人な人であった場合であれば、不満に思っていたことも許せるようになってしまいます。逆に、ここでやはり「不満は不満!」と思って自分の不満だけぶちまけたら、信頼関係が崩れるのでそれは絶対やめた方が良いです。
ともかく、お互いに不満を伝え合うというのは、やりようによっては信頼関係を築くきっかけにはなるはずです。ですから、一度なんとなくでも良いので、こういった冷静な話し合いの場を設けてみることをおすすめします。
溜め込んだところで、お互いどんどん不幸になりますし気持ちも知らず知らずに離れていってしまいますよ。
まとめ
彼氏や旦那さんに不満を抱えている方はとても多いでしょうが、それと同じように相手も貴女に不満を抱えています。また、貴女に対しての不満はないが、いつも感謝しているという気持を持っている。
だけど不器用なためあまり伝えられないという男性も沢山います。
不満を感じてもすぐに相手にまくし立てるのではなく、まずは相手の気持ちを考えて平和的解決ができるよう努めてみてはいかがでしょうか?
イライラすることなのでなかなか感情を抑えるのは難しいかもしれませんが、一度深呼吸をして心を落ち着かせ、相手が嫌な気持ちにならないよう優しく語りかけてあげて下さいね。