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愛情不足の子供と大人の特徴:愛情とは思いやりの意味

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この世の中には愛情不足によって、
苦しい思いをしている人が
たくさんいると思います。

もちろん愛情不足だからといって
まともな人生が生きられない
なんてことは全くないのですが、
その影響力が非常に大きいことは
否定のできない事実だろうと思います。

 

愛情不足とは

愛情不足によって、
人間はどのようになってしまうのか。

よく愛情が不足している子供は
非行に走り易いと言われていますが、
実際どうなのでしょうか。

愛情不足については、表現が意外と
わかり難いところもありますから
まずはわかり易いところで考えてみましょう。

一番代表的な行為は、

暴力を振るうこと

です。

これは明らかに愛情ではありません。

ただその暴力の対象を自分の
ストレス発散のために利用しているだけです。

ですからこれは愛情とは真逆の行為であり、
相手を愛情不足状態にするのです。

それに対して、たまに
「殴らなきゃわからないから」
と言い訳をする人もいますが、
これは自分の暴力行為を正当化したいだけなのです。

自分では愛情表現と言ったところで、
殴られて愛情を感じる人なんてほとんどいないでしょう。

問題は、相手がそれをどう感じるか

なのです。

 

愛情不足の子供の特徴

愛情不足が積み重なると、
だんだん子供は自分自身に対して
無価値感を感じるようになってきます。

その自分自身に対しての無価値感は
非行行為や自傷行為の引き金となります。

非行行為は、自分が無価値に感じることによる
ストレスを発散したいという衝動と、
無価値な自分と同じ思いを周りにもさせたい
という衝動が重なった心理が根底にあります。

自傷行為は、自分が無価値に感じて嫌いだから
痛め付けたいという衝動になります。

 

愛情不足の大人の特徴

これはもちろん、大人になっても続きます。

非行行為は、「他者を困らせる行為」
の全てとイコールの関係

になります。

その代表的な行為を挙げると、

◇わがままを言う

◇文句を言う

◇人が言われて嫌なことや、傷付けるようなことを言う

◇暴力を振るう

等でしょうか。

他にもたくさんありますよね。

逆にこれらが自分に対してであれば
それはつまり「自分を困らせる行為」であり
上記のような行為が自分自身に行われるため、
自傷行為、あるいはうつ病という形になります。

こういった行為を当たり前のようにしている人は、
ほぼほぼ愛情不足であると考えて良いです。

お気付きだと思いますが、
愛情不足というのは見事に伝染するので、
上記のような愛情不足行為をされた人は、
また別の人に愛情不足行為をする
という連鎖になりがちです。

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愛情とは思いやり

そもそも、愛情とは何なのかについて、
もう少し踏み込んでいくことが必要だと感じます。

先ほど暴力に対して、
自分では愛情のつもりでやっていても
問題は相手がどう感じるかであると話しましたが、
これを恐らくもっとも伝わり易いであろう言葉
一言で表現するならば

「愛情とは思いやり」

ということです。

愛情とは思いやりLOVE

これに関しては、
少しわかり難いところについて
解説していきたいと思います。

愛情(思いやり)とは、甘やかすこととは違います。

相手のことを本気で考えてすることです。

たとえばいくら子供が喜ぶからといって
何でも買ってあげていたら
自分の思い通りにならないと
すぐ不満を募らせる子になってしまうかも知れません。

自力でさせずに
何でもやってあげていたら、
その子は将来何もできない人間に
なってしまうかも知れません。

これは一見我が子のために
やってあげている行動ですが、
その根底にはあるのはただ好かれたいとか
ただ自分がしたいからというエゴなのです。

思いやりの行動とは言えません。

つまり、本当の愛情ではないのです。

もちろん、逆に
「子供の将来を考えてるから」
という理由で厳しくし過ぎるのも
実は自分の見栄のためであったりします。

これもまた、思いやり、
本当の愛情とは呼べないのです。

 

愛情(思いやり)の意味

もちろん、思いやりや愛情に上限はないですし
下限もありませんから、
どのくらい自分が思いやりの行為が
できているかという問題にはなってきます。

しかし、愛情(思いやり)は
込めれば込めるほど
良い意味で自分自身に対して
価値を見い出せる子供になるので、
その度合いが高ければ高いほど
人も自分も攻撃することのない人間に育っていくのです。

 

これは、別に相手が大人であっても構いません。

愛情不足で育ってしまった大人が相手であっても、
愛情を持って接することで少しずつ
精神的に改善していくのです。

もちろん、子供のときの影響の方が
ずっと大きいのは確かですから、
なかなか一筋縄でいかないことが
多いかも知れませんが。

それでも、自分ができる限りの愛情を
注いであげようという気持ちが大切なのです。

ですから、周りを基準にするのではなく、
自分がどのくらい自分の子供や周りの人に対して
愛情を込めることができているか、
今よりももっと愛情を込めるようにしよう
という気持ちで日々を過ごすことが、
自分の関わる人の人生を良くすることに
繋がるための心掛けと言えるのです。

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