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トリプトファンとビタミンB6からのセロトニンでうつ、睡眠に効果

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必須アミノ酸の一種であるトリプトファン

この物質はビタミンB6と合成することによって
人体にとってとても重要な体内物質である
セロトニンを生成することで知られています。

それは一体どのような過程なのか、
そしてセロトニンの作用についてに迫っていきましょう。

 

トリプトファン

アミノ酸はタンパク質を構成する物質なのですが、
トリプトファンのその中での役割はあまり大きくありません。

タンパク質中の1%程度となっています。

しかしながら、トリプトファンには
それ以外でも大きな役割がいくつかあります。

セロトニンの合成は、その中でも
トップクラスに重要な役割となっています。

 

セロトニンはうつ・睡眠に効果

セロトニンは血管の緊張の調整から、

◆生態のバイオリズム

◆体内物質の分泌

◆睡眠

◆体温調節

等の役割があります。

よってドーパミンやアドレナリンのような
過剰分泌すると精神が不安定になる
興奮物質をコントロールすることができます。

また、セロトニン自体にも
精神安定効果がありますから、
セロトニンがしっかり分泌されている人は
気持ちが落ち着いていて冷静で、
とても切れ者な傾向にあります。

逆にセロトニンの不足は
精神の不安定さから
すぐにイライラしてしまったり、
うつ病を引き起こすと言われています。

ですから、非常に視野が狭くなり易いのです。

 

そして睡眠も司っています。

セロトニンは睡眠ホルモンと呼ばれる
メラトニンの材料となるのです。

夜になるとセロトニンがメラトニンに変化し、
眠くなってきてぐっすり眠れるというメカニズムです。

 

可愛くぐっすり寝ている女性

 

ですから、逆にセロトニンが少なければ
なかなか夜寝付けなくなったり、
寝ても何だかすっきりしない、といった具合になります。

「病は気から」という通り、
精神不安定と睡眠不足で
ストレスを溜めていると
体調を悪くし易いですし、
セロトニンが少ないとしたら
色々な意味で人体にとって死活問題なのです。

 

トリプトファンとビタミンB6からのセロトニン

セロトニンは、トリプトファンと
ビタミンB6が合成することによって生成されます。

ですから、どちらか片方だけあってもダメなのです。

 

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トリプトファンの摂取方法

では、まずトリプトファンの
摂取方法を取り上げましょう。

前述のように、
トリプトファンはタンパク質に含まれています。

動物の肉類や魚類、豆類、ナッツ、乳製品等が
含有率の高い食べ物となっています。

トリプトファンの一日当たりの摂取量目安は
体重50kgの人で100mg程度
と言われていますが、
これは決して難しい数字ではありません。

かつおであれば一切れ、
納豆であれば一パックで摂取できる量であり、
普通に家庭の料理をメインで食べている人であれば
余程偏食をしていない限りは不足することはないとされています。

しかしながら、ファーストフードやコンビニフード
冷凍食品を食べることが多い人は
不足している可能性もあるので、
少し食事を改めることを考えて欲しいと思います。

 

ビタミンB6の摂取方法

一方でビタミンB6については、
にんにく・とうがらし・レバー・魚の肉
等に豊富に含まれています。

一日の摂取量の目安は

◇成人男性:1.4mg

◇成人女性:1.2mg

◇妊娠中の女性:2mg

であるとされていて、達するには
肉以外からも摂取する必要があるのですが、
ビタミンB6はある程度の量であれば
体内でも生成することが可能です。

そのために大きく不足することは
あまりないにしても、
偏った食生活の人は不足している可能性もあります。

 

重要な事実

トリプトファンとビタミンB6を
手っ取り早く補給する方法としては
サプリメントがあります。

これについては反対はしないですが、
あまりお勧めもしません。

何故なら、他の栄養素が取れないからです。

 

それと、もう一つ重要な事実があります。

確かにこの二つの物質によって生成される
セロトニンによって健康改善効果と
ストレス軽減効果があるのは事実なのですが、
同時に逆も言えます。

つまり、

ストレスが掛かることで
セロトニンの分泌が上手く
いかなくなってしまう

ということ。

ストレスの根源というのは、
そもそも考え方であり、
セロトニン不足はストレスが
溜まり易くなるという話なのです。

ですから根本的な考え方を変えることは
ストレスをなるべく溜めないようにする上で
最も重要なことである、というのは念頭に置いておいてください。

サプリに頼るとどうしても
その辺りの意識が抜け落ちがちですからね。

□その考え方という点で、こちらの記事は
一つ参考にして頂けるのではないかと思います□

考え方トレーニングの心得

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