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果糖は代謝良く血糖値を上げずとも虫歯や下痢と関係し、太る原因?

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果糖というのは
「果」という文字から判断できるように
主に果物に含まれている糖分の一種になります。

この果糖について、世間では
少し誤解があるような気がするので
ぜひここで取り上げてみたいということを思いました。

 

果糖に対しての間違った認識

果物というのは、基本的に
私たちの健康にとっては
プラスになる食べ物であり、
かつヘルシーであるという印象を持たれています。

つまり、「野菜の甘くなったバージョン」ですね。

しかしながら、その考えは少しばかり違います。

確かに、果物は非常に消化され易いので
胃に負担が掛からず、代謝も良い食べ物です。

さらに、種類によって様々な
ビタミン等の貴重な栄養素も含まれていたりもします。

そこは野菜と変わらないですし
イメージ通りなのですが、
違うのは果糖の存在のあり方です。

ちなみに野菜に含まれる食物繊維を
摂取するのはかなり重要なことです。

食物繊維は肌にも効果有?一日の摂取量目安は

 

果糖は血糖値上げないけど太る

よく果糖について
「太らない」ということが言われますが、
これは根本的に間違っているのです。

もちろんたくさん食べれば
どんな食べ物でも太るだろう
と思われるかも知れませんが、
決してそんなレベルではなく、
炭水化物と比較してもそんなに
変わらないくらいのレベルで脂肪になるのです。

そのメカニズムは、こうです。

果糖は摂取されると、
小腸で分解され、10%はブドウ糖に変換されます。

そして残りに関しては肝臓からそのまま代謝されます。

血糖値を上げるのはブドウ糖に
変換されたこの10%分なので、
果糖を多く摂取しても血糖値上昇に
基本的に繋がらないというのは正しいです。

しかしながら、肝臓で代謝された分の多くは
グリコーゲンや中性脂肪に変換されることになるです。

つまり、炭水化物に含まれる
メインの糖類であるブドウ糖とは
代謝のプロセスと体内での役割が違うだけで
脂肪として残る量はそれほど違いがないのです。

ですから、

どんなに炭水化物を抜いていても
果物を食べまくっていれば普通に太る

のです。

例えばバナナは果糖が多く
含まれる果物の代表ですが、
食べ過ぎるとそれこそ太りますからご注意ください。
(適量であれば健康に良いのは確かです)

バナナが偉そうそんなバナナ

しかも炭水化物に含まれるブドウ糖の方が
人体、特に脳のエネルギー源としては
適しているので、その辺り極端にならずに
バランスを取って摂取するべきでしょうね。

 

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虫歯との関係

また、果物で虫歯にならない
と思っているとしたら、それもまた危険な考えです。

果糖は口の中において唾液で分解される際、
口内菌によって菌体外多糖が生産されます。

この菌体外多糖という物質は唾液を粘着質にし、
口内を不衛生な状態にします。

その結果、虫歯の原因菌たちが
繁殖し易い環境となってしまう

のです。

同時に、口内炎もができ易い状態になりますね。

ですから果糖自体が直接的に
虫歯の原因となるわけではないのですが、
虫歯を助長するというわけです。

 

下痢との関係

果糖と下痢の関係についてですが、
体質によっては可能性があります。

これは果糖不耐性(吸収不全)
と呼ばれているのですが、
過敏性腸症候群と似た症状を引き起こす
と言われています。

過敏性腸症候群とは、ストレス等が原因で
腸が過敏になり、レントゲン等で検査しても
特にこれといった原因は見たらないのに
お腹に不快感や痛みを感じたり、
下痢や便秘をもよおす症状です。

ですから、過敏性腸症候群かと思っていたけど、
よく考えたら果物をたくさん食べていた。

その際に果物を摂る量を減らしたら、
症状が治ったという例も
多数報告されているようです。

もし日常的に下痢や
便秘などの症状があるのであれば、
果物を疑ってみるのは一つありなのかも知れませんね。

ただそもそもの話として、ストレスが原因で
アレルギー体質自体も出ることがあります。

ちょっと話がずれてしまいますが、
ストレスが健康に与える影響は甚大ですから、
一番にそちらを何とかすることを考えて欲しいと思います。

そういう意味では、このブログの情報は
役に立つところが多いと思いますから、
適当にでも記事を見ていっていただけたらと思います。

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