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胸式呼吸は浅い?腹式呼吸との違いやメリット、やり方

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腹式呼吸が体に良いというのは
恐らく多くの人が聞いたことがあると思います。

しかしながらそれに対して
胸式呼吸という呼吸法があるのですが、
こちらはあまり良いイメージを持たれていません。

ここでは、胸式呼吸の特徴とは
何なのかを取り上げていきましょう。

 

胸式呼吸と腹式呼吸の違い

そもそも呼吸という運動は、
どちらにしても

肺に空気を取り込み、
そして排出することです。

ですから胸式呼吸と腹式呼吸の違いというのは、
どのようにして肺の空気を出し入れするかなのです。

呼吸は肺単独でできる運動ではありません。

そこで胸周辺の筋肉であり
器官を使用して行う胸式呼吸と、
横隔膜を使用して行う腹式呼吸
とに分けることができるのです。

とはいえこれも共同作業であり、
どちらの呼吸法もそれぞれのみでわけではありません。

どちらの方が比重を大きくするか、
という違いとして呼吸法を分けているのです。

その際、それぞれの呼吸法の
メリットとは何なのでしょうか。

腹式呼吸のメリット他についてはこちらをご参照ください。

横隔膜の位置・働きとは。深い呼吸やビブラートだけじゃない

 

胸式呼吸の使いどころ

腹式呼吸がリラックスと落ち着き、
脱力の呼吸法なのに対して
胸式呼吸は力を使った呼吸法という捉え方ができます。

例えば

胸式呼吸がどうしても必要になるときは、
酸素が明らかに足りていないときです。

このときは胸周辺の筋肉や器官をフルに活用し、
一気に空気を取り入れます。

わかり易いのは、運動をしているときですね。

運動時は明らかに酸素不足になるので、
胸式呼吸を激しくしなければなりません。

 

では、逆に普通に生活を送っているときはどうでしょうか。

基本的に心に余裕があって
リラックスしているときは、
自然に腹式呼吸をしています。

何故なら、そちらの方が全身に
酸素がしっかり行き渡りますし
余分なエネルギーも使用しないからです。

胸式呼吸が浅いと言われる所以は、
この辺り(酸素の行き渡る範囲やスムーズさ)
からきてると考えて良いです。

しかしながら、緊張したり
怒ったりして感情が乱れた際は、
リラックス状態が解けて呼吸が乱れ、
腹式呼吸を維持できなくなります。

感情の乱れによって
エネルギーの必要量が増加し、
酸素が不足するために胸式呼吸で
補わなければならなくなるからです。

 

ちなみによく「腹式呼吸からリラックス」
と言われますが、これは状況によってはかなり難しいです。

基本的には感情が完全に
乱れてる状態では腹式呼吸はできません。

ただし、まだ冷静さが残っていて
修正可能な状態であれば
もちろん効果はあるので、
知っておくのは重要なことだと思います。

 

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胸式呼吸のメリット・やり方

前述のように、
横隔膜による腹式呼吸をしっかりやらずに
胸周辺の筋肉による呼吸、
つまり胸式呼吸に依存していると
全身に酸素をスムーズに届けることができません。

ただその場合、もし絶対に
感情を乱さないのであれば
(これは生きている限り不可能だとは思いますが)
腹式呼吸だけしていれば良いのか、と思われるかも知れません。

実際のところは、そんなことないです。

普通に生きていても、
酸素が不足することはあるからです。

完璧なバランスで呼吸し続けるなんて不可能です。

安定してるように見えても
心も体は常に複雑に変化していますし、
ときには大量の酸素を必要とするときもあります。

そういうときに、胸式呼吸で
一気に空気を吸い込めば良いのです。

 

胸式呼吸の正しいやり方

また、別にそういうときに限らなくても全然良いです。

ただし、正しいやり方であれば
という条件付きではあります。

胸式呼吸のやり方の基本は
息を吸い込むだけなので誰でもできますが、
正しくやる、となるとちょっと一筋縄ではいかなかったりします。

 

例えば、正しい肺式呼吸としては
ラジオ体操の深呼吸が挙げられます。

ラジオ体操の深呼吸は基本的には胸式呼吸ですが、
これを腹式呼吸ベースですることによって
大変効果のあるものになります。

深呼吸をする女性の画像

これは一見難しいことを言ってるように
思えるかも知れませんが、何てことはありません。

ただリラックスした状態で、
自然な形で無理なく息を吸い込み、
そして吐き出せば良いのです。

もちろん、少し感覚として
掴む必要があったりもするのですが
あくまで「自然体」がキーワードであり、
それを念頭に置いた上で
腹式呼吸と胸式呼吸の本質を理解し
深呼吸を繰り返せば、いずれ身体でも理解できてくると思います。

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