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ゆとり教育のメリットとデメリットからの目的。英語学習に向いてる?

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ゆとり教育というと、どうしてもデメリットの方が
強調されがちなところがあると思います。

大まかな特徴についてはこちらで記載しましたが。

ゆとり教育世代は問題有?いつからいつまで+脱ゆとり教育の内容

というわけで、ゆとり教育のメリットについて、
もう少し深く掘り下げていってみたいと思いました。

 

ゆとり教育と従来教育、各々のメリットとデメリット

ゆとり教育は、確かにテストの点数を上げる、
という意味ではあまり効率的ではないと思います。

何故なら、人間は結局強制されなければ
なかなか努力できないからです。

やらなきゃいけないと思っても、
やる気が起こらなかったりするんですね。

 

その点では、従来教育はより競争心を煽るために
ある種の危機感を駆り立てるものではあります。

危機感の意義についてはこちらで取り上げています。

危機感を感じる事がないのと危機感に駆られる事の問題

 

逆にゆとり教育は、
それほど競争心を煽らないので
従来の教育ほどは危機感に駆られません。

よって気持ち的にゆとりが持てる、
だからゆとり教育であるとも言えるのです。

気持ち的にゆとりが持てると、
何事も決め付けに掛からないようになります。

その結果として、感覚が研ぎ澄まされるのです。

ここで一度まとめると、
スキルであったり、知識であったりという
主にテストで図ることができる能力としては
従来教育の方が伸ばせる可能性があって、
ゆとり教育によって伸ばせるのは
共感力であったりインスピレーション等の
フィーリング的な能力になってくるのです。

つまり、

従来教育がより具体的な能力で、ゆとり教育がより抽象的な能力

と考えることができます。

 

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ゆとりがあることによるメリット―からの目的

では続けて、さらにゆとり教育によって
育まれることが期待できるものを挙げていきましょう。

精神的にゆとりのある人は、
得てしてユーモアもあります。

冗談を冗談として受け取れない人っていますよね。

一々やれ失礼だの、不謹慎だのとやたらと過敏反応する人です。

こういう人は、やはり精神的にゆとりがないのです。

もちろんすごく頭が良くて能力が高ければ
面白いことは言えるかも知れませんが、
人を癒すような質のユーモアは不可能なのです。

精神的にゆとりがあるかないかというのは、
顔を見るだけである程度わかるのではないでしょうか。

ゆとりがない人は、一言で表現すれば
何かに追われているような
雰囲気があるのに対して、
ゆとりがある人は柔らかさがあります。

ですから精神的にゆとりがある人ほど、人から好かれ易いのです。

もちろん精神的なゆとりだけあっても
全然知識がなかったり天然過ぎたりしたら
それでは人に迷惑を掛けてしまいますから、
具体的な能力もしっかりと伸ばさなければなりません。

ですから繰り返しになるのですが、
従来型の教育、ゆとり教育
それぞれに良いところがあるのです。

だからこそ、現在「脱ゆとり教育」
ということになっているのですが、
そうやって二つの良いところを
上手に含めるようになってこれば良いのではないでしょうか。

 

使える英語の学習はゆとり教育の方が向いてる

日本の英語教育というのは、基本的に文法や
読み書き重視であまり実戦向きではありません。

ですから、テストの点に囚われない
ゆとり教育の方が本当の意味における
英語を学習するには、むしろ
正しい授業ができる可能性は十分にあるのです。

言語というのは、感覚的な部分が非常に重要です。

日本の英語教育は英語を
感覚として身に付けるという
教え方はほとんどしていないと思います。

最低限の英語の感覚が身に付かなければ
ネイティブの発音は全く聞こえないですし
こちらの言ってることも通じないので、
いくら英語を頭で知識として知っていても
全然使い物になりません。

この感覚的な部分を研ぎ澄ますには、
明らかにゆとり教育の方が向いているのです。

とはいえもちろん、日本語調にしか発音できない
クラスメイトと英語で片言の会話したところで
英語の感覚を身に付けるのは非常に難しいですから
あくまでどちらかと言えば、となりますが(笑)

ゆとり教育は英語学習に向いてる

ただし英会話学校であれば、
小さいうちから通わせれば
かなりの効果は期待できると思います。

 

最後に

能力を高める頑張り・努力と、精神的なゆとり

個人的に伝えたいのは、結局のところ
どちらもしっかり抑えてほしいということです。

かなり難しい注文かも知れませんが、
完璧にやることを考えなくても良いので
出来る限り意識してみてください。

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