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留学でホームシックの意味・原因、対処の仕方とは

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留学に憧れている学生は多いですよね。

海外旅行の延長のように想像すれば、
明らかに楽しくて一生の思い出にもなるものだと思います。

しかしながら、この楽しいはずの留学で
ホームシックになる人がいます。

この意味や原因、そして対策について
取り上げていきたいと思います。

 

ホームシックの意味

ホームシックとは、
生まれた地を離れて生活した際に
故郷で共に日々を過ごしていた家族であったり、
仲間であったり住む場所であったりが
恋しくて辛くなる症状のことです。

ホームシックで帰りたい家

心細くて、寂しくて悲しいという
精神的にすごく辛い状態になります。

留学の場合は、特に地理的にも海を隔てますし
人種も違うし言葉も景色も
全く違うところにいくわけですから、
まるで異世界に来たかのような気分になって、
それが寂しさを大きく助長させるのです。

 

ただこれは別の角度から言えば、
自分が当たり前だと思っていたことが
実は掛け替えのない財産だった
ことに気付くきっかけになる

ので本当に重要な経験です。

そういう意味では、
ホームシックに仮に掛かったとしても
絶対に無駄になることはないのです。

ちなみに留学がもたらす意味については
こちらで取り上げています。

英語留学の意味・効果を上げる条件と、子供にお勧めな理由

 

ホームシックの原因

ホームシックの原因というのは、
深層心理が関わってくるところがあります。

ですから、「自分では大丈夫」
と思っていても掛かってしまう人は多いのです。

ホームシックの最大の原因は
深層心理的な部分における
今まであった生活、故郷に対しての依存心
(当たり前にあるものだと思うこと)
であると考えられています。

ですからホームシックになってしまう人は、
言葉が悪いのですが普段から
日常に対しての感謝が足らない場合が多いのです。

もちろんもともと寂しがりな性格
等の理由も絡んではきますから、
あくまで傾向としての話ですが。

それに、上で話した通りこれは経験してみて
初めてわかったりするものでもあるので
決して責めているわけではありませんよ(笑)

逆に言えば、普段の生活が
当たり前ではないという意識があれば
たとえそれを失った際にもある程度以上
しっかり対応はできるのです。

何事も「与えられている」
という謙虚な気持ちがあれば、
たとえそれを失うことがあっても
むしろないのが当たり前と考えているので、
普通に耐えられるということです。

 

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ホームシックの対処

とはいえ、ホームシックも酷くなると
日常に差支えが出てきてしまいます。

語学留学の場合であれば、
勉強どころではなくなってしまったり。

 

有難みを意識する

まず一つもっとも根本的な対処として
原因のところと繋がってきますが
「日常の有難みを意識する」
という手段が挙げられます。

しかしながらこれは
そもそも深層心理の話なので、
「有難みと言われても実感できない」
と思う方も多いと思います。

もちろん普段当たり前にあると思えることを
当たり前でないと実感するのは難しいことですが
そう感じようとする意識があるかないかで全然違ってきます。

ですから、まずは
「なぜ当たり前でないか」
という理由を探すことが大切

なのです。

 

前以って逃げ道を作っておく

それ以外にも色々な対処法が考えられるでしょうが、
ここでは根本的でとても有効な方法を紹介したいと思います。

それは、

前以って逃げ道を作っておくこと

もしホームシックに掛かって
限界となったら帰国しよう、と。

「前以って」というところがポイントで、
もし前以って気持ち的に準備をしていなければ、
途中で引き返すことをものすごい抵抗を感じてしまいます。

逃げに感じるとどうなるかと言えば、
自分の周りの目等も気になって行動に踏み切れません。

しかもたとえ踏み切ったとしても、
「あのとき逃げ出しちゃったな」
という気持ちがその後も付いて回って
苦い思い出の一種となってしまいます。

自分に対して自信を失ったり、
劣等感を持つことに繋がり兼ねません。

ここで
「前以って逃げ道を作る」
というのは決してカッコ悪いことではありません。

自分の行動に責任を持つということです。

ダサく見られるかも知れないけど、
周囲にバカにされるかも知れないけど
そのときはしょうがない

ある意味覚悟も入っています。

普通そのような覚悟は
「前以って」準備するものであって、
急に持てるものではないのです。

ですから「自分は大丈夫」
と考えるのではなくて、
最悪の事態を想定した上で留学を決意することが大切なのです。

これも「有難み」の話と繋がってくるのですが。

また、そうすることができれば
気持ち的にも安心できるので、
ホームシック自体に掛かり辛くなる効果もあるのです。

実際に期日より早く帰国することはなく、
予定日まで特に大きな問題はなく
過ごすことができる可能性がずっと高まります。

ただし条件があって、もしその最悪の事態を
受け入れる覚悟ができていないなら、
それができるまで留学するのは
やめておいた方が良いかも知れません。

覚悟があればホームシックには
ほとんど掛からないですし
掛かっても十分乗り越えられますから、
心配は要りません。

留学生活を存分に楽しんでくることができるでしょう。

ただ冒頭の話に戻りますが、
ホームシックというのは
自分の本心を知ることができますし、
本当に大きな学びがありますから、
たとえ掛かってしまったとしても
それを恥じる必要など全くない

です。

だからあまり神経質になり過ぎずに、
とりあえず行動してみるのも
一つの手ではあるとは思いますね。

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