人生は挑戦しないとつまらない？リスクとの兼合いが大事
どのような人生を求めるかは
人それぞれなはずなのですが、
人生は挑戦しないとつまらないとか、
後悔するとか言う人がいます。
それでは一体、挑戦という行為は
人生にどのような意味をもたらすのでしょうか。
人生にとって挑戦の意味とは
実際のところ、人生にとって挑戦は
非常に重要な行為である
ということを裏付ける根拠はあります。
人生残り幾ばくも無い方に
「人生において後悔していること」
を聞くと、かなり多くの方が
「もっと挑戦すべきだった」
と答えるというのです。
恐らくですが、深層心理的には
大概人というのは挑戦を望んでるのだと思います。
しかし忙しなく余裕のない生活に
追われている現代人というのは、
内観し、自分の本心と向き合う時間を
設けていなかったりします。
自分の本心、深層心理の声というのは
精神的なゆとりがあるときでなければ
聞こえて来ません。
また他の例として、
「安定した生活を求めて公務員になったけど、
異様な虚無感に苦しんでいる」
という人も少なくありません。
公務員は確かに安定しているかも知れませんが、
自分がこの先辿るであろう人生が
ある程度見えてしまいます。
それに対して民間企業に就職すると、
いくら普通のサラリーマンであっても
いつリストラされるかわかりませんし、
いつ会社が倒産するかもわかりません。
ただ一方で大成する可能性があり、
その場合は会社はおろか
業界に名を残すような人物になるかも知れません。
つまり、公務員と比較した場合、
民間企業に就職することの方が
明らかに「挑戦」に値するのです。
「挑戦」は何も起業だけではないのです。
しかしながら最近の若者たちの多くは
民間企業は不安定でストレスが溜まるからと
公務員を希望しています。
果たしてそれが本当に本人が望んでいることなのでしょうか。
一般的に
「民間は不安定」
「民間は厳しい・ストレスが溜まる」
「公務員は楽だ」
「公務員は安泰だ」
のように言われているので、
その影響を大きく受けているのではないかと思います。
確かにこのような意見が世間の代表だと、
「公務員＞民間」
という考えに至るのも無理はないと思います。
もちろん半分以上は事実であるでしょう。
ただ「自分の本心」に心を向けた場合に、
一般に言われる公務員のメリットが
自分が本当に求めているものであるとは限らないのです。
リスクとの兼合いが大事
ただ常に挑戦することが
正しいかといえば、
決してそんなことはありません。
挑戦にはもちろんリスクが伴います。
リスクのことも頭に入っていなかったら、
そのダメージで人生が大きく狂ってしまう可能性があります。
リスクを考え出したら
動けなくなるという人がいますが、
それであれば動く必要はない
のです。
何故なら、成功する人はリスクを
しっかり考えた上で行動するからです。
考えずに行動して上手くいくのは、
余程運が良いか天性のセンスがある人だけです。
大概の人はむしろ散々な目に合います。
上手くいくよりも圧倒的に
上手くいかないことの方が多いでしょう。
辛いことの方が多いと思います。
だから、別に挑戦したいけど動けない
ならそれで良いんです。
それが自分の人生だと思って、
受け入れることが大切です。
それでもそんな自分が嫌なら、
覚悟して挑戦すれば良い。
ただ汚い欲望や劣等感に駆られて
無理して挑戦するくらいなら、
個人的にはそんな挑戦は全くお勧めしない
ということだけは伝えておきます。
無難な生き方をした方が良いです。
無理してしか挑戦できない人に
大きな失敗をして人生が狂った際に
上手く対応して軌道修正できるとは思えません。
挑戦するならば、
考えに考え抜いてた結果であっても
「（怖いし不安だが、それでも）やってみたい」
という気持ちが根底にあるべきなのです。
繰り返しになりますが、「覚悟」ですね。
また考えなしに勢いで行ってしまう人であれば、
そういう人間的タイプなので、
結果はどうなるかわかりませんが
どんどん挑戦してそこから学んでいくスタイルで良いのではないかと思います。
ちなみに
「どっちも嫌だ」
となると不幸な人生になってしまいますよ(笑)
