メンタルが弱いのを克服して強くなりたい時、鍛える方法は
メンタルが弱くて悩んでいる人はいると思います。
メンタルにも色々な種類がありますが、
ここでは大事なときに悪いイメージや
緊張が押し寄せてきて力が出せない
という意味でのメンタルの弱さを取り上げていきます。
◇◇◇もくじ◇◇◇
メンタルが弱い原因
ここぞで力が出せない
メンタルの弱さの一番の原因は、
深層心理的にネガティブなイメージが定着しているから
です。
だから自分ではどんなに
「ポジティブに余裕を持ってやろう」
としたところで、そう簡単にはなれないのです。
たとえ頭の中で自分ができるであろう
納得できる理屈があったとしても
深層心理はそんなふうに考えていないのです。
メンタルを鍛える方法
ですから弱いメンタルを鍛える方法というのは、
この深層心理に対してアプローチしていくものになります。
以下に方法をまとめました。
結果を出す
明らかな結果を残せば、それは自信になります。
自信は深層心理のネガティブなイメージを
払しょくするために非常に重要な意味を持っています。
結果を出すことは即効性が一番高いでしょう。
しかしながら、必ずしも
結果が出せるとは限らないですよね。
結果が出せない状態だからこそ、
結果に対しての焦りによって
ネガティブイメージが沸いているのであれば
余計に難しいでしょう。
しかし結果を残すことによって
短期的に手にした自信は実はけっこう危険です。
得てして慢心になってしまいがちであり、
その場合は行動が暴走し出すこともあります。
いくら表面上はメンタルを克服できても、
これではあまり意味がありませんよね。
とにかくやり抜いたという経験を作る
これもある意味「結果を出す」
に近いかも知れませんが、
こちらに関しては結果にこだわるのではなく、
「やり続け、やり抜くことにこだわる」
という意味です。
やり続けたり、やり抜いた経験が
あるのとないのとでは
逃げ出しそうになったときに
そのまま逃げだすのか
それとも逃げずに立ち向かうか
の分かれ目になったりします。
これは要するに、やり抜くことによって
深層心理的にポジティブなイメージが定着するから
です。
もちろんやり抜くこと自体、
シンプルに自信にもなります。
ただし、あまりにも苦痛なことを
無理にやり抜くのは全くお勧めしません。
それは自分に向いてないこととして
割り切って、別のことをするようにした方が良いです。
自分が少し苦手くらいのことに
挑戦してやり抜くのが、
メンタルが一番鍛えられるのです。
ちなみに努力はすればするほど
自分を支える自信になると思われがちですが、
メンタルという意味では逆になるケースもあります。
というのは、努力はすればするほど
その分に見合った結果を求めるようになるからです。
こうなると、いざと言うときに
余計意識してしまうようになる可能性があります。
基本的に努力はすればするほど良いのですが、
楽しんでやらないと見返りを求める気持ちが
強くなってネガティブイメージも抱き易くなります。
もちろん努力は辛いものでしょうが、
何とか楽しんでやる方法を考えましょう。
自分に言い聞かせる
自分自身に対して
「絶対できる」
など、とにかくポジティブなイメージが
湧いてくるような精神状態になれるように
プラスの言葉を口にすることです。
これは実際に口にすることがポイントです。
この方法は即効性という面では少し弱いですが、
それでも継続的にやっていれば
深層心理の部分かから意識を
変えていくことができるので、
非常にお勧めの方法ではあります。
ただし、やり方を間違えると
ただの勘違いな人にもなり兼ねませんから、
しっかりと現実を見据え、できなければ
それを受け入れるという姿勢も同時に非常に重要です。
これはとにかく根本的に
前向きな精神、意識を作るための手段です。
また、もちろん他のどんな言葉であっても
自分の意識を変えたい場合に効くので、
個人的にはどんどんやっていったら良いのではないかと思います。
◆参考記事◆
人のメンタルの弱さを馬鹿にしない
これは意外と、かなり重要です。
実は人間の脳（深層心理）というのは、
相手と人の区別が付きません。
ですから、人に対して
「君はメンタルが弱いね」
と言えば、
まるで自分が言われているような気になっているのです。
これはもちろん、メンタルだけではなくて
例えば「君は頭悪いね」
等、他の悪口言葉に対しても言えることです。
つまり、人の悪口を言うという行為は
実はものすごいリスクを秘めているのです。
ときには厳しい言葉を掛けることが
必要な場面もあるかも知れませんが、
悪口を言う必要はないはずですから、
これは絶対にやめましょう。
たとえば、もし相手のメンタルが弱いことを
どうしても指摘したいのであれば、
「君はメンタルが弱いけど、私も昔は弱かった。頑張って克服しよう」
等のように、相手に気を遣った言い方をするべきです。
自分の脳もそれによって、
勇気付けられるのです。
覚悟を決める
駄目ならしょうがない
と、結果にこだわり過ぎないようにすることです。
つまり、腹を括るということ。
開き直りとも言いますね。
腹を括って開き直ることで覚悟が決まれば、
気持ち的にすごく落ち着けます。
緊張したりネガティブイメージが沸くのは
結果を本気で求めているから
です。
もちろん結果が欲しいに決まってるのですが、
その結果を手にするために、
「とにかく自分の全力をぶつけて、あとは結果を受け入れよう」
という気持ちになることが重要なのです。
そんなに簡単なことではないかも知れませんが、
これができればメンタルはほぼ克服した
と言っても差支えはないと思います。
