浪費癖は治すべき病気で、浪費家の妻や夫とは離婚すべき？
世の中には、浪費癖のある人がいます。
要するに必要以上に
お金を使ってしまう人ですが、
これはもはや病気なのでしょうか。
もしそれが自分の妻や夫であった場合、
離婚すべきなのでしょうか。
というわけで今回は、
浪費というテーマを取り上げます。
浪費癖は治すべき病気？
浪費癖があるとどんどんお金が出ていきます。
浪費家というのはお金を使うことに
対しての抵抗感があまりありません。
普通はお金を使うとき、
特に高額の出費になる場合は抵抗感を感じます。
「これ使ったらヤバそうだな」
と感じます。
躊躇し、悩むんですね。
そしてその対象には
本当に投資の価値はあるのか、
についてじっくり考えます。
こうやって一歩立ち止まって考える、
という行為が苦手な人が浪費家には多いです。
どちらかと言うと
勢いで行動するタイプ
であるということです。
浪費には良い面もある
こういうと浪費家というのは
かなり単細胞で、自制心がなくて
全然ダメじゃないか
という印象を持たれるかも知れませんが、
必ずしもそうではありません。
ここからはもし現在、妻か夫が
浪費家でお困りなのであれば
是非とも参考にしてほしい内容になります。
実は浪費家というのは
浪費をすることによって
ストレスを発散しているのです。
逆に言えば、
浪費行為はストレスを発散できます。
つまり、その人がもし精神の安定を
保てているとしたら、浪費しているからなのです。
もしここで妻なり夫なりに対して
小遣いを減らしたり、～を禁止等して
浪費を抑えるようなことをすれば、
その相手は必ずストレスを溜めるようになります。
その溜まったストレスは別に向けられるため、
今よりも面倒な状況になる可能性は十分あります。
つまり、
浪費癖は治すべき病気というわけではなく、
その元となっているストレスを何とかする
術を身に付けなければ根本的な解決にはならない
ということです。
浪費で対応すべきケース
ですからもし現在、妻や夫に対して
浪費家であること以外の不満が特にないのであれば
それはそんなに悪いことではない場合もあります。
現状の収入でやりくりが出来ていて、
それ以外の不満がないのであれば
夫婦として十分やっていけるし、やっていくべきレベルだと思います。
もちろんそれも程度問題であり、
借金をしてまで浪費しているのであれば別です。
この場合は強引にでも浪費を抑えるべきです。
しかし浪費は激しければ激しいほど
ストレスが溜まっていることを意味します。
ですから無理にそれをやめさせた際の反動は
より大きいものになるのです。
つまり
あえて何が病気かと言えば、
浪費癖ではなく、ストレスを溜め易いところ
です。
ストレスを溜め易いのは、
何でも自分の思い通りにしないと
気が済まないという深層心理から来ているので
子供の駄々っ子のようだと考えたら良いです。
ただそれも自覚と治す努力をする気があれば
全然良いのですが、問題はそうではない場合です。
浪費家に対し離婚という対応
あまりにも浪費が酷い、そして治す気もない場合は
離婚を選択肢に入れるのは間違いではありません。
むしろ、それは勇気だと思います。
もしあなたがいざとなれば離婚も召さない
覚悟を抱いていれば、
相手はかなり自重する可能性が高いです。
なぜなら、浪費家で浪費を
やめさせようとした際に
逆ギレしたりしてくるのは、
結局自分が離婚をされないと思って
安心しているところがあるからです。
要するに、子供のように甘えているのです。
いざとなればそんな決断も下せるんだよ、
という意思を示せば、相手は必ず焦ります。
もし焦らなかったら、普通に離婚してやれば良いのです。
きっと本人は後で後悔するでしょう。
借金ばかり抱えて、それを止めようとしたら
逆ギレしてくるような相手と一緒にいる必要はないです。
でも子供がいたら・・・・
とも言われるかも知れませんが、
そんな相手であれば子供も納得してくれるはずです。
結局DV・借金の相手と離婚できない人というのは、
厳しい言い方ですが相手に依存しているのです。
そういう意味でも自立心を持つことは、
間違いなく自分の幸せに繋がります。
しかしもちろん、離婚することによって失うものもあります。
より大変になる部分もあると思います。
ですから、その辺りどっちにしても
生きていくことは大変なんだという覚悟を持つことが大事です。
これが、自立心なのです。
ちなみに、極端な人物だと
安易に離婚などの行動を取ったりすると
逆恨みされますから、しっかりとその辺りの対応法も考える。
それも自立心の一種になります。
