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日本人は暗い?性格的特徴と海外の反応を考える

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それぞれの人種、国民には確かな性格的特徴があります。

もちろんその中でも色々な人がいるのですが、
傾向としては明らかに存在するのです。

というわけで、ここでは日本人の性格的特徴と
日本人に対しての海外の反応を取り上げてみたいと思います。

 

日本人の性格的特徴

まず日本人の性格の主な特徴として
以下のようなものが挙げられます。

謙虚

和を重んじる

丁寧・慎重

礼儀正しい

しかしながら、性格というのは
得てして二面性があるので、
それぞれの特徴の良い面と悪い面の両面を
取り上げていきましょう。

 

謙虚

謙虚であることは素晴らしいことです。

たとえ自分の方が立場が上であっても、
大きな態度を取らず逆に相手を尊重する姿勢がある。

しかしながら、これが悪い方に出ると
自分のことを卑下するタイプになってしまいます。

これは自分にとってだけでなく相手にとっても良くありません。

例えば日本人は大概、
「あなたは頭が良いですね」
と褒められた際に
「いえいえ、そんなことないですよ」

と言います。

これは謙遜しているとも言えますが、
逆に自分を卑下していると言えますよね。

つまり、ネガティブな印象を
与える可能性があるということです。

しかも、褒めた方からしたら
自分の意見が否定されているかのような
気持ちにもなってしまいます。

しかし日本人同士だと
社交辞令的なやり取りとして
定着しているので違和感を感じません。

ですからこのような対応は
日本文化を良く知らない
外国の人相手にしない方が良いのです。

素直に
「ありがとう」
と言うだけで十分です。

 

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和を重んじる

日本という国は和の文化であると言われます。

その理由は
宗教、食べ物、ファッション、生活様式、
生活に関わる全てが世界の文化の
ブレンドによって構成されているからです。

海外から取り入れた食や文化等をアレンジし、
自分たちに合った形にして定着させてきたのです。

またもう一つの視点として、
和とはつまり共存です。

共存の意識が根底にあると対立がおきません。

本来であれば様々な宗教が
日常に共存することなどあり得ないのです。

必ず宗教を巡る戦争に発展してしまいますからね。

しかしながらその一方で、
自国から生み出された文化が
ほとんどありません。

これは結局、和を重んじることによる弊害なのです。

和、共存を実現するためにはあまりはみ出さない方が良いのです。

しかしそうすると自分たちの個性を
殺してしまいますから、突出したアイデアや
奇抜なアイデアが生まれ難いのです。

 

丁寧・慎重 礼儀正しい

これらは上の二つと大きく絡んできます。

謙虚で和を重んじれば、
自然に丁寧・慎重になりますし、
礼儀正しくもなりますよね。

どちらも抑えることができていなければ、
和を乱していざこざや争いが発生してしまいます。

例えば、アメリカは個を重視する社会です。

個を前面に出すからこそ、
いざこざや争いが生じ易いのです。

また、アメリカは競争社会、
日本は横並び社会という言われ方をします。

これはアメリカが「個を重視する社会→競争社会」
日本が「和を重視する社会→横並び社会」
であることからですが、結局のところは
元来の性格から来ているのではないでしょうか。

さらに関連付けると、謙虚さも
和を重んじるところから来ている
と言えるかも知れません。

謙虚でいることによって
波風を立てないようにするという意図が
あるのだろうと推測できます。

日本人の性格的特徴

 

しかし一方で、和を重んじることは
引っ込み思案な性格にも繋がってきます。

だから日本人はシャイな民族なのです。

ここで懸念しなければならないことがあって、
それはたとえそれが社交辞令であっても
謙虚を装って卑下しているうちに
本当にだんだんと自己評価が下がっていくことです。

自己評価が下がると自信を失ってしまいますし
ネガティブな考え方にもなっていきますから、
これは全く良いことではありませんね。

結果的に暗い人間になってしまいがちです。

それに加えて、日本人は突き抜ける人間に
対しても良く思わない傾向があります。

そのような人物は和を乱す恐れがあるので、
出る杭は積極的に打たれてしまうのです。

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海外の反応

日本人の性格に対しての海外の反応はどうなのでしょうか。

これはその国や個人によっても当然違うのですが、
欧米人の一般的な印象では日本人は性格の良い民族です。

マメであり、やることが正確で
真面目で礼儀正しい、優しい民族。

アメリカ人には、事情はどうあれ
第二次世界大戦で原爆の投下等で

滅茶苦茶にしたのにそのことを根に持たず、
咎めないのをすごいと思っている人が多いようです。

東日本大震災が起こった際も
あのような大惨事下で秩序ある行動をする姿に
多くの他国の人が心を打たれたという話は有名ですよね。

また、日本は世界的に見て非常に治安の良い国です。

私たちは他国の人がどうなのか
よくわからないのであまり気付きませんが、
世界的に見て日本人の精神性は高いのだと思います。

思いやりのある民族なんですね。

日本人は和を重んじるからこそ
人の気持ちを汲み取ろうとします。

人の心をしっかりと理解しようとするのです。

それが日本の心である「詫び寂」の精神に繋がります。

 

しかしながらその代わりに少し地味だったり、
真面目過ぎたり、自分を卑下することから
暗いと思われたり、個性がなかったり、
強さがなかったりという印象もあります。

良い印象にしても悪い印象にしても、
まさに日本人元来の特徴そのままといったところですね。

ただし韓国や中国からの日本人の印象は
少し違いますが、彼らには偏見がありますから
あまり参考にしない方が良いでしょう(笑)

 

まとめ

そんなわけで、日本人は単純な競争で
勝ち抜く力はやや弱いですが、
その反面で共感力があるのです。

もちろん、社会で成功するためには
どちらの能力も必要になってきます。

そうなると日本の教育を考えた場合、
和の方はもともと日本文化に組み込まれているから
それほど意識する必要はないと思います。

ですからやはり個を育む教育をしていくことが
正しい教育の方向なのではないかということを思います。

ゆとり教育がそのままで良いとは思いませんが、
方向としては決して間違いではないように感じます。

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