スマートフォン解析

アロマテラピーとは。その効果・効能と自宅での利用法、注意点等

Sponsored Link


アロマテラピーはもう随分日本人の生活の中にも浸透してきていますよね。美容院などでも「アロマを炊きますが何の香りが良いですか?」と聞かれたことがあります。

アロマテラピーは植物から取り出した精油を使って心身の健康を保つために昔から使われてきたものです。

古くは紀元前3000年の古代エジプト時代から使われてきたと言われています。

私はアロマの検定を受けたことがありますが、検定の本には、「アロマテラピーは人類が環境との適応、自然環境サイクルの中で生み出してきた知恵であり、人間の「心」、「身体」、「まわり」という3つの環境を取り扱うホリスティックな概念により成り立っている」と書いてありました。

私たちの「心」が生き生きと輝き、「身体」が健康で、「まわり」にある人間関係や自然環境の中で調和をとれた生活を目指すもの、それがアロマテラピーなのだそうです。素敵ですね。

 

アロマテラピーの利用法

芳香浴

ハンカチやティッシュなどに1,2滴垂らしたり、芳香拡散器を使用します。

芳香拡散器は色々ありますが、我が家ではこちらを使用しています。

アロマランプL フラワー

 

沐浴法

お風呂に数滴垂らして全身浴、半身浴をしたり、足や手だけの部分浴をします。

 

トリートメントオイルを作る

植物油に精油を何滴か入れて作りますが、希釈濃度に気を付けなくてはいけません。
後述の「アロマテラピーの注意事項」をご覧下さい。

 

芳香浴や沐浴は取り入れやすいですよね。
まずはお風呂に1,2滴垂らして香りを楽しむのがいいかもしれませんね。

 

エッセンシャルオイルの効能

エッセンシャルオイルは様々な作用があります。何を買おうか迷った時は自分に必要な作用があるものを選んで買ってみるのも良いですね。
最初は香りが不快に感じないものを選ぶのも大事です。

イランイラン 鎮静作用、抗うつ作用、催淫作用、血圧降下作用など
オレンジスイート 鎮静作用、解毒作用、強壮作用、健胃作用、消化促進作用など
カモミール・ローマン 鎮静作用、鎮痛作用、緩和作用、駆風作用、通経作用など
クラリセージ 抗うつ作用、鎮静作用、緩和作用、ホルモン調節作用、鎮痛作用など
グレープフルーツ 強壮作用、殺菌作用、冷却作用、収れん作用など
サンダルウッド 鎮静作用、抗うつ作用、強壮作用、消毒作用、殺菌作用など
ジュニパー 強壮作用、浄化作用、解毒作用、発汗作用、収れん作用、利尿作用など
スイートマジョラム 鎮静作用、加温作用、血圧降下作用、強壮作用など
ゼラニウム ホルモン調節作用、鎮静作用、鎮痛作用、保湿作用、細胞成長促進作用など
ティートリー 去痰作用、殺菌作用、抗真菌作用、消毒作用など
ネロリ 抗うつ作用、鎮静作用、駆風作用、殺菌作用、細胞成長促進作用など
フランキンセンス 強壮作用、収れん作用、鎮静作用、抗炎症作用、消毒作用など
ペパーミント 鎮痛作用、冷却作用、刺激作用、健胃作用、鎮痙作用など
ベルガモット 鎮静作用、消毒作用、駆風作用、消化促進作用、抗うつ・強壮作用など
ユーカリ 殺菌作用、消炎作用、鎮痛作用、去痰作用、抗ウイルス作用など
ラベンダー 鎮静作用、強壮作用、殺菌作用、消毒作用、鎮痛作用、細胞成長促進作用など
レモン 強壮作用、消毒作用、殺菌作用、解毒作用、収れん作用など
レモングラス 抗うつ作用、食欲増進作用、抗真菌作用、消毒作用など
ローズオットー 鎮静作用、強壮作用、子宮強壮作用、抗うつ作用、細胞成長促進作用など
ローズマリー 収れん作用、駆風作用、刺激作用、頭脳明晰作用、鎮痛作用、鎮痙作用など

引用元:アロマテラピー検定試験合格のための問題集 堀口 麻里

いかがですか?こちらは「アロマテラピーの検定試験合格のための問題集」に載っていた表を参考にしていますが、ブレンドオイルを作る時に便利で、いつでも見られるように壁に貼っています。

 

私は15年前位にハマって以来、家に20~30種類位のエッセンシャルオイルを常備しています。

一番よく使うのはラベンダーです。

lavender-blossom-1595581_640

主に鎮静、殺菌作用のために使用しています。香りも良いです。ラベンダーにも種類があって、微妙に香りが違うので色々試してみて、お気に入りのラベンダーを見つけても良いですね。一番手に入りやすい精油だと思います。

ラベンダーは鎮静作用があるので眠る前に芳香浴したり、蒸しタオルに一滴垂らして顔に当ててから寝ると目の疲れも取れるし、良い眠りにつけますよ。

何か大事なイベントがある前に緊張をほぐす為にも使用します。ハンカチに一滴ラベンダーを垂らしておきます。

ラベンダーは火傷にも効きます。

私は火傷をした時にラベンダーの精油を直塗りします。まず水で冷やすのが一番ですが、その次にやるのがラベンダー精油の直塗りです。これで痛みも痕も残らずきれいに治ります。

ですが、アロマ検定の本にも注意事項に「原液を直接肌に塗らないようにしましょう」とあります。なのでオススメするわけではありません。あくまで自己責任になりますね。

 

ティートリーユーカリは殺菌作用、去痰作用があるので、子供が風邪ひきそうな時とかはアロマランプに数滴たらして家族みんなに芳香浴させています。ユーカリは咳が出る時など、マスクに1滴垂らして使ったりしています。

ローズマリーは頭脳明晰作用とありますが、私は英語の勉強する時など、集中力が欲しい時に芳香浴として使っています。

ペパーミントは鎮痛作用、冷却作用があります。筋肉痛が酷い時などにマッサージオイルを作って使用しています。

クラリセージ・ゼラニウムはホルモン調節作用、鎮痛作用があるので、生理痛の緩和などに使っています。

他にも表を見ながら気分に合わせてブレンドしてマッサージオイルを作ったり、芳香浴をしたりしていますよ。

 

アロマテラピーの注意事項

原液を直接肌に塗らない

マッサージオイルなどを作る場合は植物油(ホホバオイルなど)に精油を少し入れて使用します。専門家によって様々ですが、ここでは日本アロマ環境協会さんのオススメしている希釈濃度を紹介します。
精油の希釈濃度は1%以下が安全だと考えらています。
精油の1滴が0.05mlだとすると、植物油10mlに対して精油1滴の使用がオススメです。

私だけかもしれませんが、柑橘系のオイルは肌がピリピリしたりします。使用前にパッチテストするとより安全かもしれないですね。

 

光毒性

柑橘系の精油(グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど)は光毒性といって日光などの強い紫外線にあたると皮膚の炎症をおこすなどの毒性をおこすものがあります。

グレープフルーツの精油はダイエット効果があるとしても知られているので、他のオイルとブレンドして脚やお腹をマッサージしながら塗っていますが、使用するのは夜のみにしています。

 

使用に向いていない人

妊婦

今までに重大な事故があったわけではありませんが、妊娠中の方にはおすすめされていません。もし使いたい場合は、アロマテラピーの本などで安全な精油や使用法を調べてからにしましょう。

幼児

3歳未満の乳幼児は芳香浴以外はオススメできません。
幼児でもマッサージオイルなどは大人の半分の量で使用した方が安全です。

お年寄り、既往症のある方、健康でも香りが不快な方

香りに敏感な方や香りで不快を感じる方は使用を避けた方が良いでしょう。楽しみたい気持ちがある方は少量から始めてみるのをオススメします。

精油を希釈する植物油は自宅にあるオリーブオイル等でも良いのですが、オリーブオイルは酸化が早いた

め、作り置きには向いていません。私が良く使うのは食用のスイートアーモンドオイルです。それほど高くなく、スーパーでも手に入ります。こちらも個人差があると思うので、あくまで私の経験からですが、オススメです。

 

メディカルアロマテラピー

メディカルアロマテラピーといって、医療の世界でも使用されるアロマテラピーがあります。
希釈濃度も医療用に用いられる場合はもう少し高い濃度で使用されることもあるようです。

アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる (ビタミン文庫) 川端 一永

こちらの本に掲載されている精油の希釈濃度は高いものが多いですが、効き目があると感じたものが多数ありました。
こちらで紹介されているブレンドレシピで、月経痛や月経不順、排卵痛などで悩んでいる友人にマッサージオイルをプレゼントしたことが何度かあります。渡す前に「使う前にパッチテストしてね」、「基本的には病院に行った方がいいよ」と言っています。
でも皆さん喜ばれて、「生理が来たよ」、「痛みが和らいだよ」、「香りに癒される」と言ってもらえました。
そういう時は改めてアロマって凄いと思います。

希釈濃度に関してはアロマの知識を得てから自己責任で調節した方が良いですね。

 

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ