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好転反応は眠気から下痢・頭痛、そして肌の痒みやニキビまで?

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災い転じて福をなす―
とは少し違うかも知れませんが、
この世の全ての出来事・物事には
表と裏があると私は考えています。

ここで取り上げる好転反応という
生理的な人体の症状も、
一見あまり良さげでないようにみえて
実は身体が良くなる兆しであったりします。

 

好転反応とは

好転反応はもともと東洋医学において
治療の重要なプロセスとして考えられていました。

それに対して西洋医学では
あまり重要視されていないのですが、
それは何故かというと、
西洋医学の方が病気に対しての
直接的なアプローチによる治療だからです。

例えば西洋医学では抗がん剤を使用しますが、
これはがんを直接消そうとしています。

そのため、髪や肌、他の臓器などに
副作用として悪い症状が現れます。

それに対して東洋医学では
漢方薬やお灸や針等による治療が
メインになりますが、これらは直接的ではなく
間接的、つまり人体の根本から
改善していくことがテーマとなっています。

そのとき、西洋医学では好転反応ではなく、
副作用となって悪い症状が現れるのですが、
東洋医学では一見悪いように
見える症状が好転反応となるのです。

ですからここで大事なことは、
副作用と好転反応は完全に別物ということです。

ただ作用としては
ちゃんと西洋医学でも認められていて、英語では
クレンジング・リアクション(cleansing reaction)と呼ばれています。

 

好転反応の症状

先に少しお話ししましたが、
好転反応は西洋医学治療においての
副作用と症状が似ています。

症状が軽ければ

眠気・だるさ・ほてり

程度なのですが、重くなると

下痢や便秘、頭痛、発熱等

も引き起こします。

好転反応は発熱もある

それ以外にも目まいであったり
肌の異常(痒みや湿疹、ニキビ等)
を伴うこともあります。

さらには、機嫌が悪くなったり
気分にも影響を及ぼすこともあります。

こうして挙げてみても、
もし自分自身が治療をした際に
このような症状が現れたら
藪医者に騙されたのではないか
と疑ってしまうような気がしますよね。

間違ったことをしているのだろうか、
と考えてしまうのも無理もないと思います。

 

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好転反応はデトックス

好転反応とは、言い換えればデトックスです。

つまり、

自分の体内にもともとあった
悪い要素を排出する作用

であるということです。

人間は誰しも大なり小なり、
自分では気付いていないレベルで
悪い要素を溜めています。

それは悪玉コレステロールを
代表とするような有害物質のことです。

と同時に、実はもう一つあって、
それは精神的な部分です。

一言で言えばストレスです。

自分としては当たり前になっているから
気付いていないのですが、
すぐに身体の不調が出る人、
あるいはすぐにイライラしてしまう人は
確実にその辺りの悪い要素を体内に溜めているのです。

そしてこれらを体外に排出する際に、
それらが表に出てくるのですが
その現象こそが好転反応なのです。

ですから、好転反応が起こった後は
スッキリして体調が良くなった実感があるはずです。

 

実のところ、食中毒をした際に
体の調子が悪くなるとか、
あるいは風邪をひいた際に熱を出す等も
好転反応と仕組みは同じなんです。

体内に悪いウイルスや菌が入ったから、
熱を出したり下痢になったりして
体外に排出しようとしている

わけですからね。

そう考えるとかなり納得がいくのではないでしょうか。

もちろん、わざわざ菌を取り入れたくはないですよね(笑)

食中毒予防の三原則って?家庭での対策、弁当は

 

好転反応の注意

恐らくここまで読まれてきて
感じられたのではないかと思いますが、
注意点として、好転反応を
見極めなければならないことがあります。

例えば、身体の不調の後に
何も良くなった感じがなければ
それは好転反応ではなく、
普通に治療そのものを間違えているか、
あるいは治療法が自分にあっていない可能性があります。

そういう形で見極めをきちっとしないと、
信用できない健康食品の営業マンの
セールストークに騙されてしまうかも知れません。

それ、「好転反応だよ」
と言いながら、実は体を害していただけ
なんてことにもなり兼ねないのです。

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