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あがり症による吐き気や震え等の原因とは。対策は市販薬も有効?

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自分があがり症であるとして
悩んでいる人は意外といるのではないかと思います。

しかしながら、あがり症の本質について
理解をすることなしにはなかなか
その対策も難しいのではないでしょうか。

というわけでここでは、
あがり症の原因と対策について
取り上げていきたいと思います。

 

どうしてもあがってしまう原因

ここぞというときになると、
どうしても吐き気や体や声の震え、
やたら早口になったり大声になったり、
あるいは顔が引きつる等の症状が出る
という方がいらっしゃいます。

あがり症agatel

このようなあがり症には、
大きく二つの原因があります。

 

人体の生理的反応

この原因の一つは、
人体の生理的反応です。

人は誰でも緊張すると、交感神経が刺激され、
ノルアドレナリンという物質が分泌されます。

この物質は、ほどほどの量であれば
むしろ自分の能力をより
引き出すことに繋がるのですが、
過剰に分泌されてしまうとその力を
コントロールすることが大変難しくなります。

その結果、吐き気を催したり、
声や身体が震えたり、
異様にぎこちなくなったり
等の誤作動が起こってしまいます。

つまりあがり症の方の多くは、
その分泌量が一般と比べて多いのです。

 

極端なケースだとちょっとでも
「これから何をするか」
を考えただけで一気に神経が昂り、
気付いたときにはすでに
ノルアドレナリンが過剰分泌されていて、
ガチガチの状態になってしまっているのです。

その結果、普段であれば
簡単にできることですら
できなくなってしまいます。

さらに重いケースだと、社交不安障害
対人恐怖症であると診断されます。

その場合は医者に掛かって
本格的に改善していく
必要が出てくるでしょうが、
あがり症と呼べる範囲でしたら
まだ自力で何とかできると思います。

 

考え方・捉え方

もう一つの大きな原因は、
その人の考え方・捉え方です。

たとえば、人は
慣れていないことをしようとすると

「上手くできるかな」

と緊張してしまいます。

あるいは、慣れていても
人前でやるとなると、
緊張してしまいます。

これは過剰に意識しているからです。

意識をすると緊張し、そのときに
ノルアドレナリンが分泌されます。

つまり逆に言えば、あまり
意識をしなければ良いわけなのですが、
やはり結果を求める以上は
意識してしまいますし、そもそも
ほどほどのノルアドレナリンの分泌は
プラス作用の方が期待できるので、
そういう考え方をする必要はないと思います。

問題は、意識が過剰に
なってしまっていることです。

意外と自分があがり症だと思っている人は、
こちらのタイプであるケースが多いです。

たとえば、

「失敗しても別に終わるわけではない」

「別に笑われても良いじゃないか」

と考えれば、かなり楽にはなると思います。

逆に

「失敗したら大変だ」

「声や体が震えたりしたらナメられる」

「ガチガチになったら人から笑われてしまう」

そう考えたら、逆に
どんどん意識が強くなっていって、
ますますノルアドレナリンが
分泌されてしまいます。

その結果、ますますガチガチになるという
完全なる悪循環に嵌ってしまうのです。

 

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対策として

では、対策として
何ができるかですが、
一番理想なのはやはり
考え方・捉え方を変えることです。

何とかしてマイナスの結果を
受け入れるような気持ちを作ること。

そのためにとても有効だと思う手段を、二つほど紹介しましょう。

 

偉大な人の大失敗を思い出す

一つの手段は、自分の身近にいる
偉大な功績を残している誰かが
失敗した事実を思い出すことです。

たとえば、Mrプロ野球

と呼ばれる長嶋茂雄さんは
プロ入り初試合で四打席連続三振しました。

あれだけの実績を残した方の
スタートがこのような
散々なものだったという事実は、
他の多くのプロ野球選手の気持ちを
相当楽にしていることでしょう。
(実際そのように語っている人は何人かいます)

プロデビュー戦なんて、
普通に緊張するに決まってますからね。

「たとえ散々な結果になっても、全く気にしなくても良いんだ」

と思えますから。

誰でも失敗はありますから、
「凄いなこの人」
と尊敬する人の過去の
大失敗談でも聞いてみると、かなり
気持ちは違ってくるのではないかと思います。

 

自分に言い聞かし、理解させる

もう一つは、
普段から自分に言い聞かすことです。

たとえば、

失敗を恐れ、意識し過ぎても何の良いこともない

だから自分は失敗を恐れず、やることをただやるんだ

その結果こそが、自分にとってのベストなんだ

といった具合にやると、
良い感じに開き直れるのではないでしょうか。

これを理屈だけではなくて、
脳そのものに思い込ませることが
必要になってきます。

潜在意識の書き換えの鍵は深層自己説得の達人なる事と好転反応

 

市販薬も有効?

原因が人体の生理的反応であれば、
市販薬で対応することができます。

ノルアドレナリンの分泌を抑えたり、
すでに分泌された分を減らしたりできるからです。

ただしほとんどの場合において
即効性は期待できないので、
前以って飲んでおく必要はあるのですが。

小林製薬の「イララック」

全薬工業の「アロパノール」

エーザイの「メンテック」

等がメジャーどころですね。

人によって効き目の程は違ってきますし、
合う合わないがあると思いますから
どれも一度試してみると
良いのではないかな、と思います。

 

ただ、やはりどちらかと言えば
より重要なのは考え方・捉え方の方だと思います。

いくらノルアドレナリンの分泌を抑える
と言っても限界がありますからね。

それにほとんどの場合は
鎮静作用も含まれているので、
集中力が低下したりというデメリットもあります。

増してや極端に抑えたら
今度は逆に副作用があったり、
私生活にも支障を来したりします。

ですから海外製品であれば
もっと強力な効果のある
市販薬があるようなのですが、
やはりそれは個人的にはお勧めしませんね。

 

とは言え、もちろん薬を利用すること
自体が悪いというわけではありません。

もし現状としてどうにも抑えられない、
と言うのであれば、臆せずに
積極的に使用したら良いのではないでしょうか。

私が言いたいのは、
薬に依存したらいけないということです。

あがる考え方・捉え方がずっと
変わらずに放置されてしまいますからね。

 

最後に

あがり症というのは、ここで挙げた
二つの大きな原因が入り混じった症状です。

ですから、まず自分がどちらの原因で
そうなってしまっているのかを
見極めることが重要なのです。

ただしやはり考え方・捉え方の方が重要で、
薬はあくまで補佐的な役割という考えは
念頭に置いておくべきだと思います。

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