スマートフォン解析

洞察力と観察力の違いとは。各々が鋭い人の長所と鍛え方

Sponsored Link


洞察力・観察力といった言葉がありますが、
これらは私たちが生きる上で
あると非常に役に立つ能力です。

 

洞察力と観察力の違い

洞察力というのは、裏側・奥にある何かを見抜き
物事の本質・真実を理解する能力のことです。

これは決してはっきりとした
答えのあるものではないので、
証明することは非常に難しいのですが、
洞察力のある人は仕事がものすごくできたり、
すごく人望があったりする傾向があります。

それに対して観察力は視界から入ってくる
物事の状況や変化等の情報に対しての敏感さで、
その情報をより多く集めることです。

洞察力・観察力が鋭い画像

場合によっては視界から
入ってくる情報だけではなく、
それ以外、つまり五感全てから入ってくる
情報に対して使用されることもあります。

個人的には、後者の方を
真の意味の観察力と定義したいですね。

 

洞察力と観察力の英語表現

penetration(ぺネトレーション)
insight(インサイト)

などの単語で表現されます。

penetrationの本質的な意味は
「貫き」であるために、
物事を貫いて奥を見通すという意から、
洞察力を表す語になります。

それに対してinsightは
in(内側)のsight(視界)ということで
物事の内側を見抜くの意となり、洞察力の語になるのです。

 

一方で観察力については、

observation(オブザベーション)

で表現されます。

observationはもともと
観察を意味する単語なので、
そのまま直訳からきていますね。

 

ちなみに

the powers of ~ で

厳密な意味で「力」の意味が付きますが、
別になしでも意味は通じますし、
特にinsightやpenetrationに付けると
逆にその言葉の重みが失われる気がします
(個人的な感じ方ですが)。

 

各々が鋭い人の長所

観察力にしても洞察力にしても、
鋭ければ鋭いほど能力が高い人であると言えます。

観察力が鋭ければ、
手に入れることができる情報量が多くなります。

そのために、より適切だったり、
正解の答えを導き出し易いのです。

洞察力については、
物事の本質が見抜けるわけですから
もはや言うまでもありませんね。

 

しかしながら観察力の場合、
それのみでは逆にマイナスになってしまうこともあります。

どういうことかというと、
例えば観察力があって非常に多くの
情報を得ることができたとしても、
洞察力がなければ、
結局どれが正しいかわからず
情報の海に溺れてしまうことになります。

これはネットが人間の頭を悪くする
と言われる所以と近いですね。

情報があり過ぎるがために、
逆に迷ってしまって
身動きが取れなくなったりします。

ですから、ほどほどに観察力を付けたら、
あとはその情報を元に物事の核心、
本質を見出すことを考えるべきなのです。

つまり、ここで洞察力を発揮するということです。

もちろん、洞察力が覚者並みに高いのであれば
情報量は多ければ多いほど良いのですが、
ほとんどの人はそこまでではないでしょう。

ですから、観察力と洞察力は
同時に鍛えていかなければならないのです。

どちらかと言うと、
洞察力の方が先行した方が良いのですが、
観察力の方が伸ばし易いですから、
そこは少し注意する必要がありますね。

直感と直観の意味の違いとは。恋愛や結婚でも当たる?

 

観察力の鍛え方

観察力を伸ばすには、
間違い探しが有効であると言われています。

間違い探しで間違いがすぐに見つけられる人は
日常の些細な変化に対して反応し易い人、
気付き易い人と言えるでしょう。

:間違い探しはこちらのサイトで多数取り上げられています

脳活site

また例えば通勤等でいつもと
違う道を使ってみるのもありです。

いつもと同じ道を使ってると
先入観で景色も同じと認識するようになり、
観察をしなくなってしまいます。

別の道を使うと
目に入ってくる情報が新鮮なので、
観察眼が開くのです。

ただ観察力というのは
どれだけ意識するかによって
最も変わってきます。

つまり、日常的に変化や
違和感等を感じるところに対して
アンテナを張る意識をすることです。

そういう訓練を続けていけば、
観察力はかなり高まってくるはずです。

 

Sponsored Link

 

洞察力の鍛え方

一方で洞察力については、
こちらは心理的な側面が大きいのです。

ですから、日常的に
人の気持ちを理解しようとして、
人が心の中で思ってることを想像する。

他人の出来事であっても
「もし自分だったら」と想像する。

また、起きてる表面上の出来事から
「なぜそのようなことになったか」
を想像する。

つまり、人の心や物事の内側、
裏側を想像する習慣を作ることです。

この習慣は、その想像が
合っていたか間違っていたか
答え合わせができるのであれば
それはもちろん良いのですが、
できなくても想像すること自体が
トレーニングになったりします。

しかしながら、その想像に主観が入り易い人と
あまり入らない人とに分かれます。

主観が小さいほど、洞察力が
どんどん身に付いていくのですが
この分かれ目というのは、
その人がどれだけ精神的に
余裕があるかに依存してきます。

精神的に余裕を作るための方法については、
こちらをご参照頂くと参考になると思っています。

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ