清原和博氏のような男は小心者？その意味と気が小さい人の特徴とは
あなたは、本当の意味で「気が小さい人」とは
どのような人のことか知っていますか？
最近、それを理解するために
とても参考になるのではないか
と感じる出来事がありました。
ここでは清原和博氏の心理を分析しながら、
気が小さいの意味や特徴について話したいと思います。
清原和博氏は小心者？
先日、元プロ野球のスター選手である
清原和博氏が逮捕されました。
違法薬物を所持していたことからです。
清原氏はもともと身体が大きく強面の人で、
現役時代は傍から見るといつも威張っていました。
周囲の人を威圧し
怯えさせているようなところがあり、
その迫力で巨人に移籍して以降は
「番長」とも呼ばれていました。
この時点で、
「気が強いのではないか」
という印象を持つ方も多いと思います。
気が強いからこそ、相手を威圧して
支配することができるのではないか、と。
しかしながらその考えには
根本的な間違いがあります。
清原氏のケースで言えば、
彼が現役時代に他者を支配できたのは
彼の気の強さが故ではなく、
彼の身体の強さが故なのです。
もし清原氏の身体が小さく華奢で、
顔も怖い顔ではなかったら
番長にはなっていなかったでしょう。
それは本当の意味の気の強さではありません。
本当の意味で気が強いとは、
たとえ自分が戦ったら
絶対に負けるような
弱弱しい身体しかなくても、
堂々と相手と向き合えることです。
それは、心の芯の部分が強いことを意味します。
清原氏の場合は表面上で
誤魔化しているだけであり、
本質的には小心者なのです。
気が小さい人の特徴とは
いつも臆病で弱弱しい人というのは、
気の弱さを表に出しているので
わかり易いのですが、問題は
表面上の強さで誤魔化している
タイプの気が小さい人です。
こういう人を見極めることが
一つ非常に重要になってきます。
表に出ている人であれ出てない人であれ、
気が小さい人には根本的な特徴があります。
それは心に余裕がないことです。
その「心の余裕のなさ」
はその人の日常の随所随所に出ます。
たとえば、虚勢を張る。
偉そう、威圧する、威張る。
すぐ文句や悪口を言う。
こういった傾向のある人は、
明らかに心に余裕がありません。
心に余裕がないからこそ、
他者に圧力を掛けて抑え込むのです。
抑え込むことで、
自分を否定するような意見であったり
非難であったりをさせないようにするのです。
言いなりにしたり、人を支配するのもそうです。
しかしながら清原氏のような有名人の場合、
週刊誌による報道であったり、
ネットによる悪口の書き込み等の
遠距離攻撃を仕掛けてくる人がいます。
彼らにはもちろん圧力は通用しません。
それでもプロ野球は
実力が圧倒的に物を言う世界なので、
結果を残しさえすれば
週刊誌の批判も抑え込むことができます。
大きな顔をして威張ることもできます。
要するに、彼の場合は遠距離攻撃に対しては
結果を残すことで間接的な圧力
を与えることができたのです。
しかし、それはあくまで
野球の実力があってこその価値ですから、
それだと裸の王様になってしまいます。
その後、彼が自分が裸の王様であることに
気付いたのは、野球がまともにできなくなり、
結果を出そうにも出せなくなったときです。
それから目に見えて謙虚になりました。
ところが、同時に弱弱しいところも
はっきりと見られるようになりました。
自分が今まで支えとして生きてきたものが
なくなったのですから無理もないでしょう。
他人に圧力を与える最大の手段を失ったのですから。
要は、言い方を変えれば野球に依存していたのです。
それを本人も感じ取り、許せなかった。
そしてその自分の弱弱しさ、
本当の自分自身の姿から
目を背けるための手段として、
清原氏の場合は悪を表現する
手段に惹かれたのです。
それがタトゥーを彫る等の
見た目の怖さであったり、
闇世界との繋がりであったり
違法薬物であったりしたのです。
清原氏はただの小心者ではない
とは言え、清原氏のような大スターとなれば
周りによって築き上げられた人物像を
守らなければならないという
プレッシャーもすごいですから、
彼のことをただの「気が小さい人」
として一掃してしまうのは違うでしょう。
それでも彼がそのプレッシャーに
押し潰されてしまったのは事実です。
ですから彼の場合は結局
「大スターの器ではなかった」
と表現するのが正しいのではないか、
と私は考えています。
いかがでしたでしょうか。
実のところは誰が小心者なのか、
その見極めができるようになると
他人との接し方の目安になりますから、
ぜひともここでお話しした
内容を参考にしてほしいな、と思います。
