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イチローや王貞治は努力の天才?名言から読み解く意味や特徴とは

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この世の中には、世界全体に対して
非常に大きな影響を及ぼすレベルまで
自分を成長させ、能力を高めていく
ことができる努力の天才がいます。

ここではそんな努力の天才の特徴について、
勘違いされ易いポイントをイチロー氏と
王貞治氏の言葉を取り上げて解説していきたいと思います。

 

努力の天才とは

「努力の天才」の代表的な人物として、
野球選手のイチロー氏王貞治氏はよく挙げられます。

「努力の天才」とは、一般的に才能は
それほどでもないが凄まじい努力によって
それを覆すことのできるだけの
意志を持っている人物であると考えられています。

確かにそれは間違いないのですが、
「努力の天才」を表現し定義する上で、
言葉だけではかなり勘違いされ易い部分があります。

 

気合・根性と客観性の両立を実現

「努力の天才」は
気合や根性が凄いだけではありません。

一般的には努力に付随する苦痛や飽き
といった障害を克服するためには
気合や根性が不可欠だと
考えられる傾向があるのですが、
それは一つの側面に過ぎないのです。

確かに、並外れた気合・根性があれば
底なしの努力をすることも可能でしょう。

しかしながら、気合や根性だけでは
努力すること自体が目的になってしまいがちなのです。

目的は自分の能力を伸ばすことです。

逆に言えば、自分の能力が伸びなければ、
どんなに辛いことに耐えようが、
どんなに長い時間を費やそうが同じことなのです。

気合や根性は、苦痛を耐え忍ぶ
ことに対して主眼が置かれています。

苦痛を耐え忍べば、自分の能力も
伸びることが前提となっています。

 

しかし実際のところ、
能力を伸ばすためには
それだけでは不十分です。

同時に自分の何が足らないのかを分析し、
どうやったら効率よく伸ばせるのか
を考えなければならない

のです。

つまり、客観的に自分を見る目を
備えていることが必須なのです。

これは他人に聞いても
恐らくわからないと思います。

確かに、先生やコーチは自分を見て悪い癖等や、
それを直すため方法を教えてくれるでしょう。

しかしながら、それでも直る人もいれば
直らない人もいます。

その理由としては、人にはそれぞれ
自分に合った伸ばし方がある、
あるいは、結局は自分自身が感覚として
掴まなければならないということ等が挙げられます。

ただ言われたことをこなしているだけでは、
感覚として掴んでものにすることはできないでしょう。

さらに言えば、
そもそも先生やコーチが自分のことを
正しく見ることができているとも限りません。

 

この辺りを踏まえた上で、
努力をしないと気合と根性で耐えた苦労は
水の泡となってしまう可能性があります。

それどころか、逆に変な癖が付いて
能力が下がってしまう懸念すらあります。

 

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王貞治氏の名言に見る「努力の天才」の特徴

王貞治氏はこのような言葉を残しています。

努力は必ず報われる。

もし報われない努力があるのならば、

それはまだ努力と呼べない。

ど根性、という感じですね。

もちろん、これはこれで重要な意識なのですが
これだけでは不十分なのです。

こちらは王氏の別の言葉です。

ジャイアンツでは、

何のための練習なのか、

自分の役割は何なのかを

明確に意識していました。

「明確に」ですから、自分の中で
しっかりと答えを出した状態で
練習をしていたわけです。

王貞治氏がただ気合と根性のみで
努力をしていた人ではないことが
はっきりと読み取れますね。

こちらはイチロー選手の言葉ですが、
同じようなことを言っています。

同じ練習をしていても、

何を感じながらやっているかで、

ぜんぜん結果は違ってくるわけです。

 

つまりまとめると、
熱くありながら冷静でもあることが
自分の能力を伸ばす為に一番効率が良く、
努力の天才はそのような精神状態が実現できているのです。

※これら以外の王氏の名言はこちらをご参考ください。

努力の天才の意味や特徴

 

イチローの名言から努力のヒントを得る

彼らが努力の天才なのは間違いないでしょう。

しかしながら本当の努力とは何か、
ということ自体を理解せずに
ただ時間をやみくもに掛けていたりして
なかなか上達せず、その結果自分には才能がない
と見切りを付けてしまっている人も決して少なくありません。

とは言え、熱さと冷静さを
両立させることというのは、
明らかに難しいように感じられますよね。

漢字を見ると、一見矛盾しているようにも感じられますし。

もちろん実際に難しいことなのですが、
私たちのような一般人であっても
全く不可能ではありません。

それを実現するための一つのヒントは、
イチロー氏の名言から得ることができると思います。

今自分がやっていることが好きであるかどうか。

それさえあれば自分を磨こうとするし、
常に前に進もうとする自分がいるはず。

という言葉です。

自分が好きな何かをするときは
無理しなくても集中できるのですが、
逆に自分が嫌いな何かをするときは
無理をしないと集中できません。

ですから何か本気で好きなものが見つかれば、
それほど一生懸命頑張らなくても
周りの人が驚くような努力ができて、
どんどん能力を伸ばしていくことができるのです。

※イチローの名言集はこちら

 

それでも、人間社会は
自分の意思を主張しても
なかなか通らないことばかりで、
会社でも自分が好きでもない仕事を
充てられることもあるでしょう。

その場合は、好きになる努力をすることです。

最初は興味がなくても、やってるうちに
だんだん面白く感じるようになってくることは普通にあります。

最初に自分が好きなこと意外は
全て拒否で受け付けない、
というのは我が儘であるとも言えます。

これと同じことが食べ物や人についても言えますよね。

実際に好きになれるかはともかくとして、
そもそも受け入れようとする心がない人が多く感じます。

意識して、受け入れの心を持つ。

それだけでかなり違ってくるはずです。

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