スマートフォン解析

頑固な人には頑固な子供?その心理と短所でない捉え方

Sponsored Link


頑固な人というのは
なかなか面倒臭かったりしますよね。

理屈で正しくないことを示しても、
それでも自分の考えを曲げようとしなかったりします。

頑固なおやじは石頭

もちろん自分なりに確かな根拠があれば別ですが、
そういう場合はあまり頑固とは言いませんよね。

大した根拠もないのに、
自分の考えを貫き通そうとすることなのです。

 

頑固な人には頑固な子供?

そんな頑固な人が子供を持つと、
その子供も頑固になってしまう傾向があります。

 

頑固に限らず、性格というのは
親に似る可能性は高いです。

こう言うと
「当たり前じゃないか」

と思われる方もいるかも知れませんが。

その理由として挙げられるのは大きく

遺伝

育った環境

思い込み

になります。

 

遺伝

まず遺伝についてですが、人間にはそれぞれ

  • 怒りっぽい人
  • 温厚な人
  • 積極的な人
  • 慎重な人

と根本的な性質があります。

これはその人の本質的な部分であり、
無理にそうではない自分になろうとしても
かなり難しかったりします。

しかしながら、これらはそれぞれに
長所・短所があるために
無理に変える必要は全然ないのです。

同じように頑固にもあるのですが、
それについては後半でお話したいと思います。

ただ問題なのは、それぞれの性格の

長所の方が強く出る人と
短所の方が強く出る人がいる

ことなのです。

ちなみに、基本的に「頑固」という
言葉自体にネガティブなイメージがあるので、
ここでは頑固について短所が強く出た性質として語っています。

 

Sponsored Link

 

育った環境

育った環境というのは、育て方も含まれます。

結局遺伝の要素よりも
こちらの影響の方が大きいと言われています。

親が頑固なケースというのは、
子育ても独り善がりの
強引なものになっていることが多いです。

しっかりと理屈で考えない、
もしくは自分勝手な理屈を押し通してしまうからです。

なぜそうなるかと言えば、

自分の間違いを認めることが苦痛だから

です。

あるいは、

自分にとって都合が悪い現実に対して
無意識的に、あるいは意識的に避けているから

です。

問題なのは、

その根底にある心理自体も
子供に伝わってしまう

ことです。

つまり理屈自体も強引なので
多くの場合は客観的ではないですが、
それだけではなくて自分の間違いを
認めることに対しての恐怖と
都合が悪い現実は避けて通るという心理が伝染する
ということです。

これは深層心理で行われていることなので
多くの場合は無自覚的ではあるのですが。

 

思い込み

実は思い込みというのは
すごく影響が大きいです。

これは

本質的には頑固ではないのにも関わらず、
当たり前のようにそうなっているケース

です。

そして、本人も気が付いていなかったりするのです。

しかしながら、このケースの場合は
大抵は本人が気が付いたら目が醒めますから、
直すことがそれほど難しくありません。

「親が頑固だから自分も頑固だろう」

と考えるのも、この一種になります。

実はただ思い込んでるだけで、
実際は意外とそうではないことはよくあります。

「若気の至り」という言葉がありますが、
若い時期というのは得てして
自分が見えていなかったりします。

自分の行動が他者にどのような影響を与えるか、
どう感じられるかなど理解していないことが多いのです。

思い込みは親の影響だけではなく、
テレビや漫画等の影響でも簡単に作られます。

簡単に作られる分、浅いために
年齢を重ねると消え易い性質なのです。

 

またもう一つ例を挙げると、先ほどの話から

「頑固な親の下で育ったから、深層心理に頑固な性質が植え付けられてるんじゃないのか」

と考えてそれを思い込んでしまうのも一つです。

必ずしもそうはなりません。

あくまでそうなり易いだけである

と考えてください。

思い込むことで助長してしまうので
それはやめなければなりません。

 

頑固の短所でない捉え方

ここまでお話ししてきた「頑固」という性質は
一般的に考えられているような、融通が効かず
視野が狭い人、つまり短所の方が強調されているものです。

しかしながら頑固は頑固でも
「拘りの頑固」と言って、

  • 質を高めるためにとことん追求する力
  • 決して諦めない力

があるのも事実です。

つまり、頑固が悪い形で出るか良い形で出るかの違いです。

頑固という性質自体は、やはり視野が狭くなる、
柔軟性が低くなるという短所はどうしてもあります。

しかしながら一方で、何か一つのことに集中して
諦めず追及するパワーは非常に強いのです。

 

頑固の長所を残しつつ短所を克服していく

ここですごく重要なことがあります。

自分がもし頑固だと思うのであれば、
その頑固の長所を大切にしながら、
頑固の短所の部分を克服することを考える。

それがその人にとって一番の目指すべき姿です。

もちろん頑固である以上は
短所の部分は本質的な弱点になりますから
克服は全く簡単ではないですが、
だからこそすごい価値があるのです。

もしそれができたら、頑固という言葉よりも、
「意志が強い」という言葉の方が
相応しい人間になります。

ポイントは

頑固でありながら、冷静さを保てるか

それに付きます。

(冷静だけでもダメなのです)

その違いについては、
こちらの記事で詳しくまとめています。

意志が強い人と頑固な人の違い、意思との違いとは

冷静に頑固であれば、それが一番良いのです。

 

冷静と頑固の両立。

もちろんこんな心境になるのは
一筋縄ではいきません。

しかし、それを目指すことが
自分の本当の成長に繋がると考えれば、
生きる方向性が定まりますし、
新しい人生の目的も見えてくるのではないかと思います。

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ