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意志が強い人と頑固な人の違い、意思との違いとは

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意志が強い人というのは、
世間では憧れを抱かれるような
立派な存在として認識されていますよね。

しかしながら、意志が強いという意味を
履き違えている人も多い気がします。

これはかなり重要な視点ですから、
ここでしっかりと取り上げたいと思います。

 

意志とは何か

まず意志とは何か、から入りましょう。

意志について、ネット辞書にはこのようにありました。

1 あることを行いたい、または行いたくないという考え。意向。「参加する―がある」「こちらの―が通じる」
2 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えられ、合わせて「知情意」という。「―を貫く」「―強固」
引用:goo辞書

3もあったのですが、
一般的に使用されているのは
この二つの意味でしょう。

つまり、

自分の考えを貫き通そうとしたり、
自分の夢を実現しようとする気持ちの強さ

を表します。

ですからたとえば意志の弱い人の例としては、

  • 自分の考えを簡単に曲げてしまう
  • 夢を簡単に諦めてしまう
  • ちょっと辛いことがあるとすぐ逃げ出す
  • 忍耐力がない
  • 努力が続かない

等が挙げられます。

世間的にはあまり尊敬されるタイプではありませんよねw

ですから意志の強い人であれば、
この真逆の性質になるわけです。

 

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意志と意思の違い

意志という言葉は、意思とも書きます。

こちらの意味の違いついては「志」と「思」
という漢字からイメージすることができます。

志(こころざし)なのか
思(おもい)なのか

です。

シンプルですよね。

つまり「意思」というのは、基本的に自分の考え、
思い自体のことであってその気持ちの強さだとか、
貫き通す力だとかを意味するところではありません。

ですから、「意志が強い人」
「(~したいという)意思がある」
のような使われ方になるというわけです。

 

意志が強い人と頑固な人は違う

間違え易いところなのですが、
「意志が強い」という性質について、
これは頑固とは違います。

たとえば、自分の考えを
決して曲げない人がいたとして、
すでに明らかに間違っていることが
証明されているのにそれでも貫こうとする人がいたとします。

これは頑固になります。

それは自分の過ちを認めることを
拒否しているだけだからです。

ただし、たとえ人と違う考えであっても、
自分なりにしっかりとした根拠があり、
それに対して自信を持っている場合に貫くのは
これは意志の強さです。

周りに流されない、芯の強さですからね。

しかしこうなると、
自分が意志が強いのか
それともただの頑固なのか
なかなか判断が付かなくなるかも知れません。

その判断がきちんとできる人というのは、
基本的に精神的に余裕があって冷静な人

です。

普段からイライラして精神的に余裕のない人が
こだわっていたらそれは間違いだと捉えてください。

つまり、

意志の強い人は冷静であり、
頑固な人は精神的余裕がない

のです。

 

もう一つ別の例を挙げます。

すでに心身共にボロボロであるのにも関わらず、
それでもまだ頑張り抜いてそのまま病気になったり
精神を患ったりしてしまうケース。

これは頑張っているわけですから
立派と言えば立派なのですが、
頑固には違いありません。

基本的に頑固というのは
本質を見失ってしまうことを言います。

たとえば頑張り過ぎて
自分が病気になったり倒れたりしたら
結局周りに迷惑を掛けてしまいます。

しかしながら、たとえそうなったとしても
それが頑張り過ぎた結果であるならば
自分が意志の強い人間だと思わせることができる。

という深層心理が働いているのです。

つまり、異常なほど頑張る人が
たとえばその理由を「誰かのため」
と口では言っていた場合、
本心は自分のためであったりするのです。

本当に意志の強い人は、
本質を見失うことはありません。

たとえば、自分が病気になったり倒れたら
周りに迷惑が掛かるから、頑張るだけではなく
ほどほどに休んだりしなければならない。

と考えます。

本当に「誰かのため」であるならば、
こう考えるのは当然のことです。

自分の身体と常に相談しながら頑張るのです。

 

ここでまた、その境目がどこにあるのか
よくわからないという人もいると思います。

「自分にとってはもう限界だろう」
と考えても、実は全然限界ではなく
ただの甘えである可能性も
もちろんありますからね。

ここでもやはり

「どれだけ冷静であるか」

がポイントになってきます。

たとえば冷静であれば
もし限界が近づいていれば
前兆としてある様々な身体の異変に
気が付くことができます。

逆に何かに囚われ、
憑りつかれたかのように
「やるしかない」
「それ以外に選択肢はない」
と考えていたら気が付けないのです。

冷静な人の特徴・短所とは。冷静沈着になる方法

 

常に冷静であることが大切

結局やはり

意志の強い人は冷静で、頑固な人は余裕がない

ということなのです。

精神的に余裕がないから視野が狭くなります。

ものすごく不安なときや
イライラしているときに
正しいと思い込んでいたことが
後になって考えたら
「何であんなふうに考えてたんだろう」
ということは誰でもあると思います。

同じ自分なのに、すごく激しい差があります。

それだけ冷静な状態と
そうでない状態では、視野が違うのです。

 

意志と石のように頑固は違う

ちなみにですが、「石のように頑固」
という言葉がありますよね。

余裕のなさから、ガチガチの思考に
なってしまっている、という意味なのですが
意志と石を掛けているのではないかと思いました。

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One Response to “意志が強い人と頑固な人の違い、意思との違いとは”

  1. NOTE より:

    とても勉強になりました。
    ありがとうございます。

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