スマートフォン解析

独り言が多い子供や老人は、心理的な障害か健全な性格か

Sponsored Link


独り言が多い人っていますよね。

実はこれって、多くの場合は
心理的にある目的を伴っているんです。

というわけで、今回は
独り言をテーマに取り上げていきたいと思います。

 

独り言を言う人のパターン

先にお伝えしておきたいのですが、
独り言が多いこと自体は決して悪くありません。

しかしながら、悪い場合もあります。

独り言に伴う心理的目的のパターンは、
大きく4つに分けることができます。

 

Ⅰ.記憶や情報の整理の目的

たとえば、その場で聞いたことを
そのまま口に出して繰り返すと、
その事象は自分の頭の中で整理されて、
記憶にも残り易くなります。

これは、考えてみれば当たり前の話で、
一度しか聞いてない話よりも
二度、三度聞いた話の方が記憶に残り易いでしょう。

脳がその重要性を理解しますからね。

その二度・三度の言い聞かせを、
覚えているうちに自分で自分にやるのです。

 

また、これは自分の頭の中の
情報を整理するのにも役に立ちます。

インプットした情報というのは、
きちんとアウトプットできるようになって
初めて本当の意味で理解したと言えます。

たとえば、何かのテーマについて
自分の意見を述べてみると、
自分がよくわかっていないところや、
考えの矛盾しているところが見えてきます。

これは書いても良いのですが、
口に出す方法の方が気軽にできると思います。

やはりあまり理解していない段階では
人前で考えを披露するのは躊躇いますよね。

矛盾点などを指摘されたら、
逆に相手の評価が下がってしまう可能性もあります。

独り言という手段を使えば、
前以って自分自身の中でその考えを
しっかりと洗練させることができるのです。

 

Ⅱ.叱咤激励としての活用

たとえば、鏡の前で

「お前はやればできるんだ」

「もう少しだ、頑張るぞ」

と自分自身に対して語り掛けることで、
何となく気分が載ってきたりしますよね。

実はこれは別に鏡の前でなくても、
どこでも十分に効果があります。

自分自身を激励し、
やる気を起こさせるような
言葉を自分に言ってあげるのです。

それは基本的に褒め言葉になります。

あまり叱るようなことはしない方が良いです。

もしそれがやる気に繋がるなら
別に良いのですが、大概は
気持ちが落ち込んでしまうだけですからね。

ただこれは一人でやっていると
けっこう気持ち悪がられますから、
周りに誰もいないのを確認してやった方が良いでしょう。

独り言のメリットcom

 

Ⅲ.はけ口としての活用

実のところ、これが唯一にして
最大の独り言の良くない活用法になります。

要するに、人に聞こえるように
ネガティブな言葉を口にすることで
それを聞いた相手の気分を悪くします。

「あいつは本当に駄目だ」

「どうにもならんな」

とか、いつも人に聞こえるような声で
独り言を言っていたら、
その周辺の空気がどうなるか、
ちょっと考えればわかると思います。

明らかに空気に悪影響を与えるのです。

 

それなら独り言ではなく
直接言えば良いじゃないか、
と思いますが、こういうタイプは直接言いません。

何故なら、言えないからです。

直接言えないからこそ、
独り言で人に聞こえるように呟くのです。

こうすることで、
それを問い詰められても
「いや別にあなたのことではないよ」
等と逃げることができます。

ですから、直接言う人よりも、
ある意味タチが悪いです。

 

他人の揚げ足を取る人(上司等)の心理、対処法とは

 

もちろん、誰にも聞こえないところで
一人で言う分には特に問題はないのですが、
はけ口としての効果には違いがあります。

人に聞こえるように
ネガティブな言葉を吐いた方が、
人からもエネルギーが奪える分、
より大きなはけ口になるのです。

 

Ⅳ.コミュニケーションとしての目的

これはどういうことかというと、
人とコミュニケーションを図りたい
という気持ちの表れです。

こういう人は、コミュニケーションが苦手な人が多いです。

直接会話をすることができないから、
独り言を言うことでアプローチを図っているのです。

 

Sponsored Link

 

独り言が子供や老人に多い理由と対処

子供や老人は、あまり周りの目を気にしません。

独り言を言ってるのを見られたら
気持ち悪がられるのではないだろうか
というところまで頭が回っていないので、
独り言が多くなるのです。

 

しかしながら、独り言には
ここで取り上げてきたように
非常に有効な使い道があります。

もし有効な使い方をしているのであれば、
その子供であり、老人の

性格は健全である

と捉えて良いでしょう。

ですからむしろそれを
やめさせるべきではないのです。

ただし周りの人は大抵
「こいつ変だな」と思うので、
人前ではあまりやらないように
伝えるのはありだと思います。

いじめの対象になる可能性もありますからね。

老人であっても、
別に何も言わなくても良いと思います。

痴呆防止にもなりますし、むしろ
言わせておいた方が良いでしょう。

 

ただし、うつ病や認知症等の
心理障害になっても
独り言が多くなる可能性があるので、
注意は必要です。

それがもしうつ病や
認知症から来ているのであれば、
早く発見される必要がありますからね。

もし最近

「いきなり独り言が増えたな」

「言動がおかしくなってきたな」

ということがあれば、それは
危険信号と言って良いと思います。

 

健全でない性格も心理的な障害の一種

心理的な障害というのは、
認知症であったり、うつ病等の
明らかな医学的疾患だけではありません。

健全でない性格の人は
ストレスを抱えた場合、
他者を嫌な気分にさせることによって
それを解消しようとします。

特に独り言で解消しようとする人は、
離れた場所から敢えて聞こえるように
ネガティブな言葉を発したりするんですからね。

これも明らかに心理的障害を抱えている
と言っても良いのではないでしょうか。

しかも本人の心が汚れている分、
実際に心理的障害のある人よりも
問題は大きいと思います。

ですから、もし自分の周りの人に
こういう人がいたら、かなり注意した方が良いでしょう。

 

ただし、こういう人は
それをストレス発散の手段に
しているわけですから、
やめさせたら別のやり方で
ストレスを発散してくるので
根本的な解決にはならないのですが。

それにしても、このストレス対処法を
誰に教わったわけではなく、
本能的に理解しているのですから
恐ろしいことですよね。

ちなみに、解決策としては

離れる

変える

我慢する

受け入れる

のいずれかになります。

これ以上は話がズレていくので
この辺りで終わりますが、
どの方向でいくのかは
予め決めておいた方が良いと思います。

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ