スマートフォン解析

明晰夢とは。楽しいし勉強にも効果的だがやり方次第で危険も?

Sponsored Link


私たち人間は睡眠時に夢を見る
生き物ですが、大多数の人はそのときに、
それが夢であるという自覚はないと思います。

明晰夢とは言葉通りその明晰な夢、
つまり夢を見てる間もそれが夢だと
はっきりと自覚できる夢のことなのですが、
それは一体どんなものなのでしょうか。

 

明晰夢のメリット

明晰夢について、大きなメリットとして
よく挙げられるのは以下の二つになります。

 

夢の内容をコントロールできる

もし自分が現在見ている映像、
聞いている音等が夢である、と認識ができたら、
まず夢の中での対応が変わります。

これは現実じゃない

と思えば、何をやっても問題にならないですからね。

やりたいことは何でもできます。

 

でも意外と、それはあまり価値がなかったりします(笑)

実は、明晰夢ではそれどころか、

その夢の内容そのものを変えてしまうこともできる

のです。

何故なら、夢とは自分の潜在意識が
作り出したビジョンだからです。

ただし、あまり大きく変更しようとすると
脳が覚醒状態になって
夢から覚めてしまいますから、
基本的には夢に沿って変更するような形になりますが。

そうなると、男性だと破廉恥な行為をしたり、
女性を裸にしてしまったりする人が多いようです。

こういうときに、もし魔法使いになったら
まず自分が何をするかがわかったりするかも知れませんね(笑)

meisekimukiken

 

勉強にも効果的?

明晰夢が

勉強にも利用できる

と主張する人もいます。

その理由は、

寝ている間を使って記憶ができるから

です。

人間はもともと睡眠をしている間に
記憶の整理をするので、明晰夢で
必要な知識を夢に登場させるようにすれば、
脳がその情報を重要だと認識して、
記憶を定着させることができるという理屈ですね。

もしそれが事実なら、
学生だけではなく社会人にとっても
かなり使えるということにはなりますが。

 

Sponsored Link

 

明晰夢のデメリット(危険性)

しかしながら、逆にデメリットも挙げられます。

それは上の二つをするに
当たっての副作用とも言えるのですが・・・。

 

夢だとわかると虚しい

それが現実ではないとわかったとき、
楽しさの一方で逆に虚しさを感じることもあります。

所詮は夢であり、現実ではありませんから。

特に何度も経験するほどそうなってきますし、
むしろそうならないといけないところもあります。

そうしないと、

夢の中で思い通りになるから現実は別にもう良いかな

と思うようになってしまいますからね。

しかしこれではある意味、
ギャンブルや酒等のような
依存症になってしまいます。

 

脳が休まらない

結局のところ、なぜ夢が夢である
と自覚できるかと言えば、

まだ脳が活動しているから

です。

睡眠というのは基本的に脳の活動を停止し、
休めることに価値があります。

そういう意味では、明晰夢で
夢をコントロールしようとしている時点で
頭が働いていることになり、
脳が休まらないのです。

 

本来の睡眠では、
レム睡眠からノンレム睡眠へと移行し、
そのサイクルが何度も繰り返されます。

実は

夢を夢だと自覚しないのは、
このサイクルの中で自然な流れ

なのです。

しかしながら明晰夢で
自分が見ているビジョンが夢だと自覚し、
さらにそれをコントロールしようしたら
そのサイクルに抗うことになります。

このとき目が覚めることは多いのですが、
たとえ覚めなくても睡眠の自然なサイクル、
つまり人体のバイオリズムに抗うことになるので、
身体にとって決して良くはありません。

結果的にホルモンバランスを乱したり、
脳の機能をおかしくしたりしてしまいます。

 

ただし、自然に夢だと気付く経験は
恐らく多くの人にあると思います。

それは別に問題ないので、
気にしないでも良いです。

たまたま自然に夢と気付いたときに
コントロールしようとするのは、
別にそんなに悪いことではないでしょう。

問題はそれを訓練して、
毎回のように意識的にやってしまうことです。

 

勉強の効果も大したことはない?

そうなると明晰夢が勉強の役に立つ、
というのも、いささか怪しくなってきます。

人体のバイオリズムを乱していたら、
頭の中の情報の整理はなかなか捗らないでしょう。

そもそも明晰夢では脳が
ある程度まで覚醒している状態、
つまり顕在的に意識がある状態になるので
起きている間に記憶するのと大して
変わりがなかったりします。

 

ただし、ここでもあまり意識せずに、
自然と夢として出てきた場合に、
何となくコントロールする程度であれば
効果はあると思います。

上でも述べたように、問題は

あまりにもコントロールを意識し過ぎること

なのです。

そういうのは普段起きているときから
よく考えていれば、自然と夢にも出てきますし
夢の中で別にそれが夢だと自覚しなくても
学習するような行動を取ったりします。

その場合であれば
睡眠のバイオリズムを乱すわけでもなく、
自然と勉強もできるので一番理想だと思いますね。

 

怖い夢をよく見るようになる

これは個人差があると思いますが、
怖い夢を頻繁に見るようになった、という人がいます。

明晰夢である以上は
それが夢であると自覚できるはずですし
コントロールもできるはずですから
理屈上は問題ないのですが、
いくら明晰夢ができるようになっても
脳がほぼ活動していない状態で
夢を見ることもあります。

 

そのときはやはりそれが
夢だと認識することはできないので、
怖い夢をそのまま怖いと感じるしかないでしょう。

結局、これも意図的に
人体のバイオリズムを乱していることが
一つの原因なのではないかと私は思います。

 

最後に

明晰夢ができるようになると、
何だか自分が特別な存在に
なったかのような気もしますし、
実際に楽しさはあるので
ついつい極めたいと思いがちですが、
結局わざわざ訓練してできるようになる
価値は全くないと私は思います。

明らかに危険性等のデメリットの方が
大きいように感じられますし。

勉強のように現実的に望むことであれば、
起きている間に本気でそのことを考え続けて
自然に夢にも出てくるようにして、
頭に叩き込んだ方が良いでしょう。

まあそれでもやってみたい、
できるようになりたいと
思われるなら止めはしませんが、
少なくともリスクがあるということは
念頭に置いておいて頂きたいですね。

 

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ