逆境の意味とは。逆境に強い人の長所：名言から学ぶ
この世の中には、逆境に強い人がいます。
逆境に強い人は、一般的に
得をすると思われていますが、
どのように得をするのか。
そもそも、逆境に強いとはどういうことなのか。
そして逆境に強くなるための方法を、
偉人の名言を取り上げながら紹介していきたいと思います。
逆境とは
まず逆境の意味についてですが、
これは「あらゆる自分もしくは他者が望ましくないと考える状況」
のことを指します。
「他者」というのは、
「一般的（世間的）な考え」
と思ったら良いでしょう。
言い換えれば
「あらゆる自分、もしくは世間が望ましくないと考える状況」
となりますね。
客観的に逆境を意味するのであれば
もちろん自分がどう考えるかは含まれませんが、
大抵の場合は含まれています。
例えば、「あの人は逆境に強い」
という場合、
- 自分にとって望ましくない状況を跳ね返しているからなのか
- 一般的に望ましくない状況を跳ね返しているからなのか
それは分かれますが、
どちらか片方でも当て嵌まるなら
その人のことを「逆境に強い」
と評価する傾向があります。
当然、それは人によりますが。
逆境の英語表現は
Adversity（アドバーシティー）で、
もともと「逆・反対」という意味の単語である
adverse（アドバース）から来ています。
逆境に強いとは
逆境に強いの意味については、
大きく
「精神的に強い」のか「成果的に強い」のか
に分けることができます。
「精神的に強い」というのは、
逆境の際に、ネガティブな気持ちになることなく対処できることです。
対して「成果的に強い」というのは、
逆境の際に高い成果を上げられることです。
もちろん、この二つは基本的には連動しています。
たとえば、逆境で成果が出せないのは、
ネガティブな気持ちになってやる気を失い、
諦めてしまう・もしくは努力の量が減ってしまうからです。
また、気持ちが後ろ向きになれば
普通にやれば上手くいくことも上手くいかなくなってしまいます。
精神的に強くてポジティブであれば、
それとは全く逆のことが言えるわけです。
逆境に強い人の特徴・長所
逆境に強い人は、
人生をより幸せに生きる上で
圧倒的なアドバンテージ（長所）があります。
１．不幸が減る
ネガティブな気持ちは言い換えれば不幸であり、
そういう観点から言えば逆境に強い人は
より幸せであると考えられますね。
２.成果が上がる
逆境に強ければ成果が上がります。
成果が上がれば出世をして
社会的地位を得られますし、
同時にお金もたくさん入ってくるようになります。
３.成長できる
逆境に弱い人は諦めてしまったり
後ろ向きになっているので、
なかなか成長することが難しかったりします。
逆境に強いと、精神的・実力的成長できるので、
さらに仕事のパフォーマンスを高めていくことができます。
逆境に関する名言
だいたい偉人たちというのは、
大変大きな逆境に打ち勝ってきています。
彼らは逆境に対して強い意識を持っていて
人生において最も重要な機会の一つとして捉えています。
その中で個人的に特に取り上げたい名言があります。
それはあなたが逆境に強い人間になるために
何らかの手助けになるのではないかと思っています。
もし、私にユーモアがなければ、これほど長く苦しい戦いには耐えられなかったでしょう。
ガンジー楽しんで失敗する方が、退屈しながら成功するよりいい。
ジョージ・バーンズ
逆境を、何とかユーモアに変える方法・捉え方を考えるのです。
そのために非常に有効になってくるのは、プラス思考でしょう。
人は何度やりそこなっても、「もういっぺん」の勇気を失わなければ、かならずものになる。
松下幸之助みんな自分の能力を疑いすぎるのです。
自分で自分を疑っていては、最善を尽くすことなんてできないんです。自分が信じなかったとしたら、誰が信じてくれるのでしょう？
マイケル・ジャクソン
とにかく、自分を信じること。
ただここで重要なのは、
自分を信じるというのは結果に対してではありません。
自分が精一杯やった結果は、
それは全て自分にとって最高の結果だと捉えることです。
人間は本当に精一杯やったら、
確実にそのように思えるのです。
勝ち負けなんか、ちっぽけなこと。
大事なことは、本気だったかどうかだ！
松岡修造逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい。
ウォルト・ディズニー
最高に美しい花が咲くのです。
つまり、一番大切なのはプロセス（過程）なのです。
そのように思える自分を信じる、ということですね。
そんな心境が実現できたとき、
現実的に自分が実現可能な最高の結果に
繋がるようになっているのです。
