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食中毒予防の三原則って?家庭での対策、弁当は

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夏になると特にですが、
食中毒に対しての注意が呼び掛けられますね。
(ちなみに食中毒は英語でfood poisoning)

食中毒に掛かれば、ほとんどの場合は
命を失うまでにはいかないにしても
とても苦しい思いをしなければならなくなります。

出来る限り避けたい食中毒に対して、
家庭でするべき対策を中心に取り上げてみましょう。

 

食中毒予防の三原則(家庭でするべき対策)

まず、食中毒予防に関して、
三原則というのがあるのをご存知でしょうか。

その三原則とは、

◆「つけない」
◆「増やさない」
◆「やっつける」

です。

「非核三原則」のようなノリで
作られた原則なのでしょう。

 

「つけない」

食中毒の原因となる菌は、
意外とそこら中に存在しています。

家の中では代表的な場所はトイレですが、
家外であれば手すりであったり、
電車のつり革であったり、
多くの人が触れるような場所には
間違いなく菌が付着しています。

お金も、非常にばい菌が溢れています。

動物(特に野良・野生)もそう。

これらを触った手で食品に触れ、
その食品を食べることで体内に
菌が入ってしまいます。

だからこそ、手洗いが重要になってくるのです。

 

主に家庭

生肉や魚、卵などといった食品そのものも、
決して安全ではありません。

危険な菌が付着している可能性があるので、
これらの食品を捌いたりした包丁
もしくはまな板で野菜を切る等したらいけません。

ですから生物を扱った器具は洗うか、
熱湯を全体に掛けて菌を葬り去ってから使用するべきです。

 

「増やさない」

全てではありませんが、
食中毒の原因となる菌の多くは
非常に強い繁殖力があります。

そして彼らにとって
心地の良い環境である場合、
その数を一気に増やすのです。

菌たちは高温多湿の環境が大好きで、
温度的には30℃から37℃くらいが
もっとも繁殖力が高いと言われています。

しかし一方で大抵の菌は、
10℃以下ではかなりその繁殖力を弱めます。

マイナス15℃以下では活動を停止するので、
最低でも冷蔵保存、できれば冷凍保存
することを徹底しなければならないのです。

 

主に家庭

  • 食品に表示保存方法を守ること
  • 賞味期限を守ること

この辺りは、当たり前ですね。

たとえば要冷蔵の食品であれば、
冷蔵庫の外に置いておく時間は
出来る限り短くしなければなりません。

また、冷蔵庫は詰め込み過ぎると
冷温が全体に行き渡りづらくなるので、
できれば7割くらいまでにしておきたいところです。

 

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「やっつける」

食中毒の原因となる菌の多くは
熱でやっつけることができます。

80~90℃で90秒以上熱することで、
大概の菌は死滅します。

心配なのであれば、
少し余分に温めたら良いと思います。

また、野菜等はよく洗って菌を落とします。

 

主に家庭

電子レンジを使用する際、
上っ面の方だけ温まって下の方が冷たいままのことがあります。

この場合、
「かき混ぜれば全体温まるから良いや」
と思ってはいけません。

確かに、それによって全体で
だいたい適温になるのかも知れませんが、
菌は普通に生きているのです。

一回かき混ぜて、もう一回レンジで温めるべきです。

めんどくさいかも知れませんが、
それが食中毒を防ぐ上で重要なことです。

 

◇内容は違いますがこちらも家庭で意識してほしいことです。

掃除に開運の効果あり?恋愛運も…!トイレ・玄関は重要

 

弁当対策

弁当というのは、
作ってから時間をおく分
食中毒の危険性が高まります。

弁当ならではの注意、
というのを挙げていきましょう。

 

弁当箱はしっかり洗う

弁当箱は分解して万遍なくしっかり洗いましょう。

洗い終えたら石鹸もしっかり落とします。

雑になってはいけませんよ。

 

おにぎりをにぎるときはラップを使う

手を洗っていようと関係ありません。

米粒の粘着力で手の全ての菌が
付着してしまうわけですから、
少しでも手に菌が付いていれば
それはいけないのです。

すぐに食べるならまだ良いのですが、
昼食べる頃には増殖してしまっています。

 

半生はやめる

半生とかそういう調理は弁当には向きません。

生物は菌増殖の速度がずっと速いので、
こちらも昼食べる頃にはすでに
危険である可能性があります。

 

殺菌効果のある食材を入れる

梅干、わさび、しょうが、酢等は
殺菌効果があると言われていますから、
一緒に入れておくと多少は効果があるでしょう。

 

最後に

色々と食中毒予防の秘訣を紹介してきましたが、
実のところ
「食中毒に絶対になるまい!」
として徹底し過ぎるのも、
個人的にはどうかと思っています。

もちろん、食中毒には
掛からないに越したことはないのですが、
実は菌というのは人間の身体を鍛える面もあるのです。

筋力トレーニングだって、
筋肉に負荷を掛けることで強くなりますよね。

人間の身体も、ある程度負荷を掛けるからこそ
強くなって、免疫力が高まるところもあるのです。

ただ一方で、筋トレも
し過ぎて体を壊したら何にもならないのと同様、
食中毒を起こしてはあまり意味がありません。
(免疫ができるという意味では無駄ではないですが)

 

ともかく、わずかな菌でも体に入るのを許さない、
という姿勢だと逆に体を弱めてしまう可能性があります。

その辺りも多少考慮に入れながら、
食中毒対策をしていって欲しい、
ということを個人的には思ったりしています。

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