妊婦の逆子体験談:治らない主な原因は冷えやストレス等?
妊婦のshihokoさんが逆子の体験談と、医者から聞いた原因などをまとめてくださいました。
ライター:shihokoさん
今回は妊娠9ヶ月に入る私が実際に体験したこと、やったことなどを書いていきたいと思います。
なんで?急に・・・・
私は1度1月の末頃(妊娠7ヶ月の頃)に逆子と診断されました。その頃は「逆子はまだ治せる!」と先生も励ましてくださり、その後逆子対策を頑張って毎日やった結果、その1週間後の次の逆子検診の頃には治ってくれました。そこですっかり安心してしまっていたのです。
すると、この間の34週の頃検診に行くと先生に「今日は顔が見えますか?」と何気なく聞くと、急に「うーんその前に…逆子に戻ってしまってるねぇ」と言われ・・・。私はあちゃーという楽天的な感じでしたが、検診に立ち会ってくれていた旦那さんはえっ!?という風にとってもびっくりしていました。
先生は色々な部分をエコーで見ながら、この子はこの体制が楽なんだろうねぇと気楽。私も気楽にそうですかーと返事。旦那さんだけあたふた。笑
旦那さんは赤ちゃんが少し小さめと診断されていたこともありましたので、そのせいですか!?とか治りますか!?とか必死に聞いていましたが、先生曰く逆子になる原因というものは赤ちゃんが小さいとかそういうことはあまり関係ないということでした。
私は結構呑気なもんで、「こないだまでええ子に頭下にしてたやん〜困ったちゃんやなぁ~」と先生と一緒にお腹に話しかけていました。(笑)
次の1週間後の逆子検診までに赤ちゃんが逆子でなくなっていなければ、帝王切開の予定を立てましょうとのことでした。35週を超えてくると、なかなか赤ちゃんも今の体制から戻るということが難しくなってきてしまうからだそうです。
母体と赤ちゃんの事を第一に考えると帝王切開という選択が1番ベストなんだとか。
逆子の原因
逆子にどうしてなるのか、といったことに関して決定的な原因はお医者さんでもはっきりとはわからないようですが、要素として考えられるのは
2.赤ちゃんが小さい
3.羊水が多い
4.多胎妊娠
などなど…なんだそうです。
あとはお母さんの元々の冷え症なども関係してくるとか。理由は、やはり赤ちゃんは暖かい方に頭を向ける傾向があるから、らしいです。私はかなりの冷え症ですので、そういうのも原因にあるのかなーと思っていました。
ストレスなども簡単に影響してきてしまうとのこと。やはり一心同体なので、そういうものはすぐ赤ちゃんに通じるんでしょうね。でもストレスで逆になるというのは、それは赤ちゃんの意思なのでしょうか・・・・・。
これには赤ちゃんがお母さんに対して無理をしないでというシグナルを送っているからとか、様々な説がありますがどれも仮説に過ぎず、はっきりとした理由は不明であるようです。
大丈夫だと言い聞かせていても
そんなこんなで検診の日は結構ぽかーんとあっけらかんに先生の話を聞いていた私ですが、日に日に不安とやっぱり下から産みたい!(下品ですみません…)という強い願望が出てきました。
予定帝王切開になったらどういう風にうむことになるのか?予定日が早まるのは嫌だ…など普段家にいて考えることは逆子ちゃんの我が子のことばかり…
逆子体操、ツボ押し、子宮を温める、声掛け、すべてやりました。いや今現状としてやっています。
明日逆子検診に行きます。
それで治っていなかったらもう腹をくくってしまおうかなあと思っていますが、きっと治ってくれるという希望を持って諦めないでおこうと思っています。
諦めないで!(真矢みき風に)
私が今個人的に思っていることですが、お母さん側が色々なことを諦めてしまうと赤ちゃんもそれでいいんだーと思ってしまうんじゃないかな?ということです。栄養をいつも以上に気にしなくても育ってくれていた頃は私もあまり栄養を気にしていませんでした。そして今赤ちゃんが小さめだと言われています。この間も逆子が治ってくれたとき、私は安心しきってしまっていました。
それできっと知らない間に赤ちゃんもまた逆子に戻った時に何も言わない私をお腹の中から感じて、これでいいのかな?と思ってしまったんではないかと思います。今必死に治す努力をしているのですが、明日の検診が怖くて仕方ないです。そういう事が起こらないようにするためには赤ちゃんに向けていつも声掛けや気をかけることを忘れないようにするべきだと思います。
私はなんとなくいままで順調だったせいか、あまり声掛けなどをできないでいました。
赤ちゃんももっと構って!私はここにいるよ!って教えたかったのかも知れません。本当に今は正直赤ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいなんです。だからといって落ち込むだけではダメ。あと一ヶ月と少しですが、少しでも母親らしく赤ちゃんの為にもっともっと努力していきたいと心から思っています。
このブログを読んでくれている方、こんな私ですがこれからは順調にいって赤ちゃんが産まれてきてくれることを祈っていただきたく思います。
最後に(idokinより)
私としては逆子だからと言って別に赤ちゃんが病気等を抱えているわけではないんだから、あまり不安になったり悩む必要はないと思います。とはいえもちろん帝王切開で腹を切ることになるので、できれば避けたいと思うお母さんは多いのもわかります。
だからこそ、shihokoさんもこの逆子をきっかけに普段の生活や赤ちゃんの気持ち等を色々と考えさせられて、それが大きな学びと成長に繋がったのではないかと私は思います。人間というのは得てして壁に当たらないと、なかなか自分の身を振り返ることをしないですからね。
やはりそれこそ、赤ちゃんが「お母さん、もっとちゃんとしてよ」という気持ちで敢えて逆子としていることを選んだのではないでしょうか(笑)