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保育士試験の難易度は独学でも過去問等で対策可?内容の特徴とは

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恐らく子供が好きな人であれば、保育士に一度は興味を持ったことがあると思います。

保育士試験の試験内容やコツ等

ここでは、保育士になる条件として必要な保育士資格の試験について、その難易度や内容の特徴、コツ等をまとめてみました。

 

保育士試験の難易度

保育士試験は年に1回行われる国家資格の試験で、受験料は12800円します。やはり国家資格なので受験料は高めに設定されていますね。

筆記試験は9科目あって、全ての科目を6割以上取れば、実技試験に進む事が出来ます。

ちなみに9科目全てで合格点を取れなくても、合格した科目は3年間持ち越しされます。

例えば、9科目中8科目合格したとします。その場合は、次の年は合格出来なかった1科目だけ受ければ良いのです。

筆記試験を突破したら2~3か月後に実技試験が行われます。

実技試験は「音楽」「造形」「言語」の中から2科目を選んで、2科目とも合格をすれば、保育士の資格を取得する事が出来ます。

  • 音楽の実技は指定された楽曲を、ピアノ・ギター・アコーディオンのどれかで演奏をするというテスト。
  • 造形の実技は指定されたテーマについて、鉛筆と色鉛筆で絵を描くテスト。
  • 言語の実技は指定された絵本を暗記してきて、面接官の前で披露をするというテスト。

一見難しそうに見えますが、しっかりと対策をすればどの科目も合格は可能なので大丈夫です。

ちなみに保育士試験の合格率は10~20%です。なので、他の資格試験よりは少し合格率は低めですね。

ただし持ち越せることも考えると、それほど怖気づく必要はなく、これまであまり勉強をしてきたことがない人でも自信を持って取り組むと良いと思います。

 

保育士試験のコツ

保育士試験のコツは色々とありますのでご紹介します。

 

一発合格にこだわらない

保育士試験の科目は物凄く多いです。なので、あまり一発合格にこだわらない方が良いです。

前述のように、筆記試験で合格をした科目は3年間免除されるので、まずは簡単な科目を勉強して、確実に6割以上取れるようにすること。

保育士試験の筆記試験には「子どもの食と栄養」という受験者泣かせの科目が存在しています。この科目のせいで実技試験に進めない受験者は続出している程、難易度はかなり高いです。

9科目一気に合格しようとすると「子どもの食と栄養」に費やす時間も減ってしまいます。そして「子どもの食と栄養」に時間を費やす事によって、他の科目にも支障が出てきます。

なので、初めの受験の時は「子どもの食と栄養は運が良ければ合格出来れば良いや」という感じで挑んで「子どもの食と栄養」以外の科目は確実に合格するようした方が良いです。

そうする事によって、2年目の筆記は「子どもの食と栄養」のみに集中が出来ますので。

 

ちなみに保育士試験はマークシート式なので、そこまで実力がなくても運が良ければ一気に全科目合格する事も可能です。

一発で合格するのに越した事は無いので「子どもの食と栄養」の簡単な問題は勉強していって、残りは運任せという方法もアリです。

 

過去問の問題集を買う

保育士試験には頻出問題があります。なので、出来るだけ問題集は「過去問の載っている物」を買った方が良いです。

過去問を勉強していく内に、頻出単語なども分かってきますし、現時点で自分にどれくらいの学力があるかがも分かるので、色々と便利です。

 

実際に親戚の子供と接してみる

実際に小さい子供たちと接する事によって、子供に対しての興味も格段と上がりますし、勉強のやる気も上がってきます。

もし、親戚に小さい子供がいれば一緒に遊ぶ事で、何歳でどのような事が出来るのかを知る事が出来ますし、子供と遊び終わったら親御さんに子供の成長の話などを聞いて、保育士の勉強をする事も出来ます。

 

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ちなみに、こちらは英語試験についての記事になるのでもし興味があれば参考までにどうぞ。

英検3級の一次試験は中学レベルの単語・文法の対策で満点取れる?

 

実技試験対策

実技試験は3つの科目の内2つを選ぶので、当然得意な科目を選んだ方が良いです。

 

「音楽」の対策

音楽の科目はシンプルで「楽器が弾けるか弾けないか」です。なので、ピアノ・ギター・アコーディオンのどれかが得意な人は選んだ方が良いです。課題の曲は「かたつむり」のように単調な曲が多いのでレベルはそこまで高くはないです。

なので、試験科目に音楽を選んだ人は「ひたすら練習する」のが手っ取り速いです。

逆にピアノ・ギター・アコーディオンのどれも弾けない人は選んでは危険です。短期間に楽器は弾けるようにはならないので、楽器が弾けない人は短期間でも合格レベルまで達する事が出来る「造形」「言語」を選んだ方が良いです。

 

「造形」の対策

造形の対策としては、保育士サイトに掲載されている保育士合格者の絵を写して書いてみるのが良いです。絵の対策は「ひたすら絵を書いて慣れる事」なので、保育士サイトにある画像やYahoo!画像にある画像などを実際に自分も書いてみる事で、絵のコツをつかんでいく事ができます。

ただ、本番の試験ではサイトに載っている絵は描かないでください。

まんまる絵をマネしてしまうと著作権などの問題が出てくるので、あくまで「練習」の時だけ絵を活用してください。

そうでないと、試験官の人に「ん?この絵、どこかで見た事あるぞ」となって怪しまれる可能性が出てきます。

 

「言語」の対策

言語の練習方法も「練習あるのみ」です。私の場合は、お風呂に入っているときなども、目をつむって頭の中で、課題の絵本のストーリーを思い浮かべて練習をしていました。

本番の試験では指定された絵本を「3分以内にまとめて喋る」ことになるので、タイムウォッチを使いながら何度も練習を行いました。

ラジカセにも自分の声を録音して、声のトーンや抑揚などがしっかりしているかを確かめたりもしました。

ちなみに、絵本のストーリーは編集OKです。なので、自分なりに読みやすいようにストーリーに編集した方が、ストーリーが覚えやすくなるのでオススメです。

 

独学の場合のコツ

ここまで挙げてきた内容をこなすことは、一人でもできます。

ですから、保育士試験に独学で合格すること自体は決して難しくなく、十分に可能です。

ただし、一つ問題点があって、それはモチベーションが続きにくいことです。

そのための有効な手段は「仲間」を見つけること。

仲間はSNSや保育士試験のサイトに行けばすぐに見つかります。

やはり一人で勉強をするよりも、仲間と一緒に勉強をした方がモチベーションを保つことが出来ますし、新しい保育士情報なども仲間が知らせてくれますからね。

なので独学でやるのであれば、活用することをお勧めします。

 

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