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中国やアメリカも?バブル崩壊はどんな原因でいつ起こるのか

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かつて日本を混乱の渦に陥れたバブル崩壊ですが、
これが中国やアメリカでも起こるのではないか
と予想されています。

ここでは、そもそもバブル崩壊とは何なのか。

一体どんな原因で、どんなタイミングで
起こるのかについてまとめてみました。

 

バブルとは

バブル崩壊とは、文字通り
バブルが崩壊することなのですが
ではバブルとは何か。

バブルとは英語で「泡」の意味です。

バブルとは、

経済が実態以上の成長をしている状態

を表します。

「実態以上の成長」と言っても
わかり辛いと思いますので、
ここで解説したいと思います。

 

バブル景気

まず重要な事実として、景気というのは
国民の気分や考えに莫大な影響を受けています。

これを前提とした上で考えていくと
よく理解できると思います。

たとえば、国民が「今は景気が良い」
と信じた場合、物がよく売れるようになります。

それは

気分が良い

あるいは

「景気が良いときにはどんどん消費するべき」
と何となく考えている

からです。

要するに、景気が良いと世間のムードが良いために、
世の中の空気そのものが消費ムードになるということです。

 

では「景気が良い」という信念は
どこから生まれるのか。

たとえば最近株価がどんどん上がっているとします。

メディアが
「今は景気が良いので、株価は上昇傾向にある」
「今は買い時」
と報道したとします。

すると、その報道を信じて
「今は買い時」という考えをする人が増えますから、
株を買う人も増え、株価はさらにどんどん上昇します。

これらのことは、
そっくりそのまま
真逆のことが言えます。

つまり、国民が「今は景気が悪い」
と信じた場合、物は売れにくくなりますし
メディアが
「今は売り時」
と報道すれば株を売る人が増えて株価はどんどん下落します。

 

戦後日本というのは、
政治・経済情勢の変化によって
沈むこともありましたが、
基本的には勢いがありました。

一気に世界第二位の経済大国に上り詰めたために、
国民が自国にすごく自信を持っていたのです。

ですからたとえ不景気が来ても、
「またいずれ景気が良くなる」
と楽観的に捉えていて、実際そのような流れできていました。

今のように将来を不安に思うことは
基本的になかったのです。

しかしながら、そのような楽観的な気持ちが、
とんでもないバブルを生み出してしまうことになります。

不安に思わないから、みんながどんどん物を買うし
メディアもそれに乗っかって「今は買い時」
と報道するので株価もどんどん上がるのです。

あげくにはメディアが
「今は買い時」
どころか
「今買わない奴は愚か者」
くらいのことを言い出しました。

特に土地に関してはもはや
「下がることはない」
という謎の信仰も広まり、
多くの国民はそれを信じていました。

その結果、株や土地でぼろ儲けする人が続出したのです。

そしてぼろ儲けした人が
またバカほどお金を使うので
株や土地で儲けていない人たちも潤い、
理想的な経済の流れとなっていたのです。

これをバブル景気と言います。

バブルに浮かれる愚か者

ところが、風向きはあるとき突然変わりました。

お金持ちと金目当ての結婚は不幸!生活が質素な人が幸せな理由

 

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バブル崩壊はいつ起こるのか

本来、市場の価格というのは
需要と供給のバランスによって決定しますが、
バブルというのは本当は存在しない、
まるで泡のような需要が増えて起こるのです。

本当は存在しない需要とは、
「勝手に多くの人々が思い込むことによって生まれる需要」です。

ですから、バブルとは「思い込み」なのです。

風向きが変わるとき

つまり

バブルが崩壊するとき

というのはズバリ、多くの人々が

「それが思い込みであることに気付いたとき」

です。

もしかしたら
「じゃあ気付かなければ良いんじゃないか」
と思われる方がいるかも知れませんが、
これは必ずいつか気付きます。

なぜなら、本当は存在しない需要ですから、
掛け離れれば掛け離れるほど不自然になってくるからです。

妙な信仰宗教を盲信している人でも、
その教祖が犯罪を犯して捕まったりしたら
いくらなんでも気が付きますよね。

それと同じで、
株や土地の値段が異常な上がり方をして、
それが続けば続くほど
「これ大丈夫なのか?」
と不自然さが増します。

不自然さが増せば増すほど、
疑いを持つ人が増えてきます。

そしてある水準を超えると、
突如として多くの人が一気に疑いを持ちます。

当然、疑いを持った人達は株や土地を手放そうとします。

すると流れが変わります。

それまで高騰を続けてきた
株価や土地の値段が頭打ちになり、
やがては下がり始めます。

その流れの変化が数字としてはっきり現れ、
それをメディアが報道したら最後、
国民の大多数の目が覚める。

それこそが、まさにバブル崩壊のタイミングなのです。

 

にしても、経済がまるで泡がブクブクと
膨れ上がるように膨張し、いずれは爆ぜて消えてなくなる。

その実態の不確かさといい、
まさにバブル(泡)という表現は的確ですよね。

 

中国やアメリカのバブル崩壊は

バブルは、大なり小なり定期的にあります。

何故なら、人間というのは
景気が良いとどうしても
過度に開放的になるし、
逆に景気が悪いとどうしても
過度に慎重になるからです。

もちろん、一度大きなバブル崩壊を
経験して痛い目に合うとより慎重にはなります。

慎重になり過ぎるのも、またあまり良くないのですが。

現在、中国やアメリカでバブルが
崩壊するのではないかという話もありますが、
まあ日本で起こったような大崩壊はまずないでしょう。

何故なら、彼らは日本を見て教訓を得てるからです。

「調子に乗ったら大変なことになる」
と(笑)

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