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主観的なのはNG?客観的である意味と重要性とは

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人間がものを考え、判断することは
常に主観的であるか客観的であるか
どちらかに分けられます。

一般的に客観的であることが
重要とされていますが、
ここでは主観的と客観的の違いについてを
取り上げていきたいと思います。

 

主観的と客観的の意味

主観的の意味について、
デジタル大辞泉では次のようにありました。

1 表象・判断が、個々の人間や、人間間の心理的性質に依存しているさま。
2 自分ひとりのものの見方・感じ方によっているさま。

これに対して「客観的」というのは、
この真逆の意味を表しています。

デジタル大辞泉にはこのようにありました。

1 主観または主体を離れて独立に存在するさま。
2 特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。

つまり主観的というのは、言い換えれば

周りとの関連・繋がりがなく自分の中だけで理屈を組み立てている思考

であり、客観的というのは
自分というのはあくまでこの世を構成する一要素であり、

「世の中」という全体の繋がりがしっかりと意識に含まれている思考

であるということです。

 

主観の弊害とは

どちらが本質であるかは、
議論の余地すらないだろうと思います。

主観で考えれば考えるほど
視野は狭くなり、根本的な勘違いや間違いに繋がります。

その根本的な勘違いや間違いは
悪い出来事としてすぐに表に現れるだけではなく、
ときとして長い年月を経て現れたりすることもあります。

周囲はその間違いに気付いていたりしますが、
指摘したところで喧嘩になったり
関係が悪くなるのを恐れて
指摘しない可能性が高いのです。

特に気が強い人であったり
地位や名誉のある人ほど、指摘されにくいので
主観的になってしまう傾向があります。

それにたとえ指摘してもらったとしても、
主観が強い人はそれでも
自分の方が正しいと思ってしまいます。

狭い視野の中では自分の考えが正しい
という見方をすることは十分可能だからです。

 

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個人・周囲ではなく世の中全体と繋がることが本当の客観

本当の意味で客観的となると、
それは個人だけではなく
周囲の繋がりで終わってもダメなのです。

つまり、たとえば会社の人達と
同じ考え方なのであれば
それは一見客観的に思えますが、
世の中全体との繋がりがない場合は
往々としてあります。

あくまで大切なのは
「世の中全体との繋がり」
であって、それこそが本当の筋であり、
客観的な観方と言えるのです。

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客観を意識し過ぎることの弊害とは

ただあまりにも
「客観的でなければならない」
という意識を強く持ち過ぎると、
今度は別の問題が浮上します。

何かを決断するにしても
「これで良いのだろうか」
という迷いが内在した状態になります。

そうすると、自信なさげな人になってしまいます。

そういう意味では、ある程度
割り切ってしまうことも重要ではあるのです。

主観的な人は、ある意味で
割り切りが強過ぎるとも言えます。

何でもかんでも決め付けに掛かってしまうのですが、
逆にだからこそそれが行動力・決断力に
繋がっているとは言えるのです。

大きな目のイラスト

 

本当の客観的な目を養うには

要するに重要なのは、
できるだけ客観的であろう
という意識を持ちながら
「今自分が考える真実はこれだ」
という割り切りの気持ちも共存させることなのです。

こうすれば、行動力・決断力と
客観性のバランスが取れます。

もちろんこれは口で言うほど簡単なことではなく、
大体の人はどちらかに偏ってしまいます。

ただしこれは程度の問題であり、
このバランス感覚がどれくらい取れるかで
その人の精神的な成熟度がわかるところはあります。

精神的に大人な人であればあるほど、
このバランス感覚が優れています。

さらに言えば精神的に大人であるほど、
客観的思考力を持っているとも言えます。

いくら客観的であることを意識していても、
精神的に十分に成熟していない場合は
迷って悩んで、結局主観的になってしまうのです。
(ただし迷い、そして悩むほど
少しずつ客観に近付くのは確かですから、
その時間は全く無駄ではないのですが)

これはわかり易い例だと思いますが、
例えば一人の人間であっても、
機嫌が良いときと悪いときで違ってきます。

機嫌が悪かったり悩み事で頭が一杯のときほど
視野が狭くなり、客観性を失ってしまいますよね。

ですから、より客観的になろうと思ったら
単純に幅広い知識を付けることだけではなく、
それらをより冷静に判断材料として
活用できるような精神的なゆとりを
身に付けることが非常に重要になってくるのです。

ちなみに機嫌が良い状態と言っても
もちろん有頂天になって何でも上手くいくと
楽観的になっている状態とは違いますよ(笑)

 

精神を成長させる方法は色々ありますが、
その方法は、実は人によって違います。

もっと言えば、その人の今の心の状態によって違ってきます。

つまり、漠然と今の自分に何が必要なのかを
掴める感覚を身に付けることが一番の近道だと思うのです。

自分で言うのもなんですが、
私のブログ記事はその何となくの感覚を
掴むためのヒントとなる
内容になっていると思いますから
ぜひとも他のも一緒に読んでいってみてください。

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