好きな人に告白し振られたが諦められない時、失恋を逆転する方法
好きな人に告白をしたけど振られた際、「まだ、好き」という気持ちは、振られたあとでも持ち続ける人は多いでしょう。もちろん、相手に断られたので、忘れようと努力はするのですが、なかなか上手くいかないのが人の恋する気持ちです。
今回は、そんな一度振られた好きな人に対して恋を諦められない人に、もう一度振り向いてもらい、失恋から逆転するための方法を取り上げました。
失恋したあとの態度を見直す
好きな人への告白は、好きだという気持ちが自分の中では相当に盛り上がっています。
しかし、相手は自分のことをそこまで意識していなかったので、失恋というケースもあります。その際は意外にも、相手は告白をされた後になって自分のことを初めて意識し出し、気になり出すということもあるのです。
そんな時、もしかしたら相手ももう一度、声をかけて欲しいという気持ちになるかも知れません。
ですから、一度失恋をした相手に振り向いてもらいたいと思うのであれば、まず諦めずに失恋をしたあとの自分の態度を見直す必要があります。
冷たい態度はNG
告白をするくらいに仲が良くて、間違いなく成功すると思っていた人もいるでしょう。
そんな人は
「あれ?上手くいっていたのに?勘違い?」
なんてショックで自分が恥ずかしくなります。すると、告白の失敗から自分の殻に閉じこもってしまうケースも。
その失恋した相手が上司や同僚、友達の場合は、相手は告白を断っても普通に話しかけてきます。すると、どうしても自分の態度が平静を保つのが難しくて、ついつい必要以上に冷たい態度で接します。
しかし、これはどう考えても意識し過ぎで、相手の立場になると
「告白を断ったら、急に冷たい態度になった。嫌な人だ。自分になびかない人間には冷たいらしい。断って良かった」
などと思われてしまうのです。
恋愛は対象者だけに態度が良くてもNGで、対象外の人でも普通に接する態度が決め手になることも。
愛想笑いのし過ぎは嫌がられる
好きな人に告白を断られた直後に、どんな態度をにしたら良いのか分からない。どうしても態度がぎこちなくなるのを防ぐように意識をしていたら、何故か愛想笑いがでてしまった。こんな微妙な精神状態を失恋した後に感じる人もいます。
しかし、失恋をした相手に対して、いつもニコニコした態度を崩さず近くにいるのも問題です。これは相手が余計に警戒心を抱く結果に。
「あれ?きちんと振ったのに、もしかして分かってない?OKしたと思っているとか・・・」
などと理解力がない人、勘違いが激しい人なのだと判断されます。
さらに場合によっては
「もしかして、ストーカーっぽい人なのかなぁ」
なんて思われて、どんどん距離をおこうとします。
だいたい恋愛では何故か追いかける、逃げるみたいな関係の展開があります。
「断ると、燃えて追っかけてくるタイプ?怖いこの人」
なんて思われて、会社の同僚や知り合いに告げるかも知れません。
このように、失恋直後に相手に対してしつこいのはやはり不審の対象になります。
告白を断った相手の立場になること
失恋直後に、告白を断られた相手に対して、振られた立場としては接するのが難しいのも事実です。でも、立場を逆に考えてみると、振った相手も相当接するのが大変だと感じています。
しかも、告白をしたくらいなので、そもそも関係は良好だったケースは多いでしょう。友達同士で仲が良かったパターンや、信頼関係がある上司と部下、また一度は付き合ったけれど、何かの食い違いで別れてしまったケースも含まれます。
まったく見ず知らずの人に対して「いつも見ています。好きです」と伝えることは、どちらかと言うと少ないでしょう。
そのため、自分の身近にいた人で、恋愛感情抜きにしても人間関係の継続をしていくのなら、相手も自分も相当大変なはずです。
つまり、失恋した側だけではなく、断った相手も自分のこれからの態度に悩むのです。
そこで
「ちょっと告白断ったけど、気まずいなぁ」
「申し訳ないしなぁ」
と感じている相手に対して、失恋をした自分が平常心だと見直されます。
そして
「振っちゃったのに、この人の態度って立派だ。大人の対応」
などと感心してくれます。
ここで平常心で自然に接しているか、もしくは多少オーバーでも気を遣い過ぎなくらいの方が良い印象を与えます。
ただし、あまり極端になると下心を感じ取られるので、そこは注意しなければなりませんが。
その他の注意事項
以下は、その他の重要ポイントになります。
・振った相手のことを悪く言わない
これは当たり前ですが、そういう態度は間違いなく相手に伝わるので、その時点でほぼ終わると考えて良いです。
・振った相手を極端に避けたりしない
例えば、飲み会や食事などの席を避ける行為ですね。そういう行動を取ると、理由はどうあれ相手はあまり良い印象を持ちません。ただ、明らかにぎこちなさを隠せないと思うのであれば、何らか理由を付けて避けた方が良いこともあります。
・振られたことに対して極端にショックを受けて思い悩まない
これは場合によっては難しいかも知れませんが、この状態では再挑戦しても無駄であると言っても過言ではありません。相手は重さを感じてしまいますから。確かに可哀想と同情を誘って気を惹こうとする方法もなくはありませんが、それは相手に対しての依存であり、愛ではないのでやめるべきだと思います。
失恋から逆転する方法まとめ
恋愛では、たとえ同じ相手に一度失恋をしても、やがて好かれることはあります。
それは、自分の態度一つで相手の気持ちが変化することがあるからです。
相手を振るという行為は、相手が自分をより強く意識するようになる行為でもあります。
そして自分をより強く意識するようになったときに良い印象を与えられれば、確実にそこに逆転のチャンスは生まれるのです。
その良い印象というのは、何も特別なことをする必要はなく、自然体で良いのです。振られたのに自然体で、優しく明るくしていれば人としての魅力を感じさせることができますから。
そしてしばらくして(最低一ヶ月)まだ自分の気持ちが続いていたら、もう一度告白をしてみましょう。
ただし、もちろんそれでもうまくいかないことは全然あります。
そもそも一度振られているのですから、当然と言えば当然です。
もし振られた後にできることをやっても相手の反応が薄いのであれば、脈がないと諦め、新しい恋を探した方が良いです。それ以上追い掛け回し告白を繰り返すのは、相手にとっても自分にとっても賢明な判断とは思えません。
ここで
「それでも何としてでも欲しい!」
と考えると、どんどん重くなってますます相手は逃げていくし、他の人からも不信な目で見られるようになってきます。
一方的で利己的な愛は、どんなに強くても伝わらないのです。
ですから、その際は自分とは縁がなかったと考えなければなりませんが、一度振られてもそこまで諦めず頑張ってみるのは、十分にやる価値のあることだと思います。