有酸素運動と筋トレの効果的でお勧めな順番とその理由
有酸素運動と無酸素運動を
上手く組み合わせることによって、
身体を鍛える効果に加えて
健康改善の改善とダイエットの効果が期待できます。
ただ、もちろんそのやり方次第で
効果は全然変わってくるので、
ここでは効率的なトレーニングのための
指標となるような情報を提供したいと思います。
なお、無酸素運動の中で
ポピュラーなのは筋トレであるため、ここでは
筋トレと有酸素運動の組み合わせを取り上げます。
ストレッチ
まず初めにストレッチです。
この重要性については、
改めて語る必要があると感じていますが、
ここではストレッチの効果を簡単にまとめます。
- 筋肉・体全体の緊張を解す
- 筋肉のみならず結合組織の柔軟性も高める
- 血液・リンパの流れを良くする
- 全身の神経機能の向上
まず筋肉・体全体の緊張を解し、
総合組織の柔軟性を高めることは、
当然ながら怪我の予防になります。
そして全身の血液やリンパの流れ改善と
神経機能の向上によって、
健康に良い効果をもたらすのです。
ただし、ストレッチのし過ぎには注意です。
筋肉が「伸びてしまったゴム状態」
になってしまい、筋トレ等の無酸素運動の
パフォーマンスを低下させるからです。
ですから、しっかりと正しいストレッチを、
適した分だけすることが大切です。
筋トレ
そして、次に筋トレをします。
その理由は、筋トレが
アドレナリンと成長ホルモンを分泌させるからです。
アドレナリンが分泌されると、
自律神経の交感神経が活発になって、
脂肪を燃焼させる酵素が活性化するのです。
この作用は、筋肉が付いた付いてないに
関係なく筋トレ後にすぐ表れるのです。
そして成長ホルモンには
脂肪分を分解する作用があり、
その効果は人体に存在する
ホルモンの中でもっとも大きい
と言われています。
ちなみに筋トレは男性ホルモンも
分泌させると言われています。
こちらは男性ホルモンの中心的な存在です。
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有酸素運動
そして、その後に有酸素運動です。
筋トレによって分解された脂肪分は、
実はまだ体内を彷徨っています。
血液中の糖分に形を変えているのですが
このままにしておいたら、
また脂肪に逆戻りしてしまうのです。
それをエネルギーとして燃焼させるのが、
有酸素運動になるのです。
酸素と血液中の糖分が結合し、
エネルギーに変換されるのです。
逆に、これがもし有酸素運動の方が
先であったら、
アドレナリンと成長ホルモンの分泌が
ほとんどされなくなってしまうのです。
その理由は、有酸素運動によって
自律神経系の副交感神経優位の
状態になってしまうからです。
この状態も、しばらく続きますから
その間は筋トレをしても
あまり力が入らなくなったりしてしまいます。
ストレッチ
そして、最後に仕上げのストレッチです。
仕上げのストレッチをすれば、
筋トレと有酸素運動の効果を
助長することができます。
これが一連の流れになります。
筋肉を鍛えたいのか、
ダイエットがしたいのか等
目的の違いもあるでしょうが
とりあえずこれが健康的かつ
効果的な運動の一連の流れとなります。
後はどんな内容のトレーニングをするか、
それをどのようにやるかが重要になってきます。
