スマートフォン解析

英語の文法が苦手な人へ―勉強法とか模索する前に重要な視点等

Sponsored Link


「英語自体は得意なんだけど、文法はあまり得意じゃない」
という人は少なくないのではないかと思います。

ここでは、英語の文法に対しての
苦手意識をなくすため、
あるいは理解を深めていくために
個人的にかなり重要と思う視点を提示してみたいと思います。

 

英文法を学ぶ上で根本的に重要な視点

英語文法を学ぶ上で、根本的に
重要になってくる視点とは何でしょうか。

 

まず、英語自体は言語ですから
基本文系なのですが、文法というのは
明らかな論理、理屈主体であって
理系的な要素を含んできます。

これが「英語自体は得意であっても文法は苦手」
という意識に繋がるのです。

ですからここで大切になってくるのは

論理的な考え方に対して苦手意識をなくす・克服する

こと。

これは別に英語に限った話ではありません。

論理的な思考力というのは
人生全体を通して必ず必要となってくる能力です。

論理的な思考力がなければ、
状況に応じて適切な判断をすることができないので
勘と運に頼って生きていくことになります。

その場合、唯一ある判断の材料は経験だけになります。

もちろん経験は最大の判断材料の一つ
となるのですが、論理的思考力のある人は
経験と得た情報から様々な事実関係を分析し、
紐解き、予測することができるのです。

 

もう一つ、

英語という言語の性質を理解し、意識する

そもそも、英語自体が論理的な言語であると言われています。

たとえば、英語は基本的に主語が省略されません。

主語を省略すると不自然なのです。

それに対して日本語の場合は、主語は当たり前のように省略されます。

また、日本語には自分を表す言葉がいくつもあります。

僕・私・わたくし・俺・自分・吾輩・わし・拙者

いくらでも出てきます。

しかし英語では「I」しかありません。

それは「あなた」にも同じことが言えます。

あなた・君・お前・貴様・てめえ・おんどれ

敬称から蔑称まで、こちらもいくらでも出てきます。

英語の場合、基本「YOU」のみです。

英語の方が言葉の厳密な意味を
定義したがるのに対し、
日本語はふわっとした言葉でも何となく通ってしまいます。

また、実は言語的性質の背景には
人種面での性格の違いがあるのです。

日本人がより自分の感情を正確に表現したい
という気持ちであるのに対して、
英語を母国語とする人々が正確な感情表現よりも
共通認識をはっきりしたいという願望が強いのです。

ですから日本語がより抽象的な言語になる一方で、
英語がより具体的かつ論理的な言語になることは
必然であると言えます。

しかしこれは逆に言えば、日本語の方が
深みと味わいのある言語であるということになりますね。

アメリカ人の性格的特徴は…本気の恋愛・結婚は難しい

 

Sponsored Link

 

文法を学ぶ前提

論理的思考に対して苦手意識の払しょく

英語の言語的性質に対する理解と意識

これら二つのポイントを抑えることができれば、
それは文法を学ぶ際、理解力の土台となります。

そうすれば文法等に困るようなことはありません。

英語は論理的な言語ではありますが、
文法自体は決してそれほど難しくないですから
必ずしも論理的思考が得意になる必要などなく、
苦手意識がない程度で十分なのです。

論理的であるということは、裏を返せば
シンプルで意味がわかり易い言語ということにもなりますよね。

つまり文構成のパターンとその意味を理解すれば良いのです。

 

しかしながら、それを学ぶには前提があります。

英語自体が得意で文法が苦手な人は
得てしてその前提を抑えることができていません。

文法を学ぶ上でまず学ぶべきなのは
品詞と1~5までの文型の形です。

これらは基礎中の基礎なのですが、同時に英文法を学ぶ上での前提なのです。

論理的思考に苦手意識があると、
この時点で早くも敬遠してしまいがちです。

実際、この基礎中の基礎が
抜け落ちているパターンはかなり多いのです。

品詞というのは使用法が決まっているので、
品詞を学べば、これから覚えていく単語が
どの品詞かがわかればその単語の使用法がわかることになります。

 

また、単語というのは品詞によってスペルに特徴があります。

たとえば語尾に「ly」が付く
単語は基本的に副詞だし、
語尾に「er」が付くのは「~する人」を表します。

easy → easily
簡単な→ 簡単に

play → player
する → (スポーツなどを)する人

今とっさに思い付いた単語を挙げてみましたが、こんな感じです。

つまり、一見知らない単語であっても、
今まで覚えたことのある単語の
変形パターンである場合があって、
そのときに品詞特有のスペルを知っていれば
その単語の意味が予測できるのです。

もちろん、名詞・形容詞・動詞・副詞等
の全ての品詞においてどのような言葉なのかも
必ず理解しておかなければなりません。

そうしないといくら品詞を覚えても
全然意味がありませんからね(笑)

英語の文法と論理性の関係

 

まとめ

言語というのは、単語・イディオム・文法の三つを
しっかりと抑えることで初めて明確にその意味を理解できるようになります。

どれが欠けていても、十分な理解ができず
それは勘違いに繋がってしまいます。

文法が嫌いだからと、文法を完全に捨てて
単語とイディオムを覚えて後は
何となく文脈を予想しながら学んでいくという
力技的な英語学習法はあることはあるのですが、
これでは効率が大変悪くなってしまいます。
(幼少期以前であればそれでも良いかも知れませんが)

ですから、苦手だからとかめんどくさいから
と言って避けるのではなく、しっかりと向き合って
土台を築いていくことが大切だろうと思います。

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ