スマートフォン解析

寝不足の症状:頭痛や吐き気から動悸、血圧の上昇まで?

Sponsored Link


寝不足というのは、
様々な意味で健康に悪影響を及ぼします。

ここでは寝不足の際にどのような
身体の不調が生じる可能性があるのかについて
取り上げてみることにしましょう。

 

自律神経系の乱れ

まず寝不足になると、自律神経系が乱れます。

自律神経系は交感神経と
副交感神経で構成されているのですが、
健康な人はこれらのバランスが保たれているのです。

しかしながらこのバランスが乱れることで
急にイライラしたりするなど、
情緒不安定になります。

また、わけのわからないときに
眠くなったりもします。

 

成長ホルモンの減少

成長ホルモンという体内物質は
アミノ酸を原料として
体内で生成されているのですが、
生成されるのは寝ている間なのです。

ですから、いくらアミノ酸を
しっかり摂取していても
寝ないと意味がありません。

成長ホルモンの分泌が不足すると
まず新陳代謝が悪くなります。

ですから、その結果としての不調が生じるわけです。

それは吹き出物であったり、
何となく体が重いとか
そういう症状として出てきます。

そして成長ホルモンはその名の通り
人間の成長に影響を与えるホルモンなので、
成長期にどれだけ分泌させることができるかは
最終的に自分がどれだけ成長できるか、
大きくなれるかに影響してきます。

つまり、成長ホルモン自体、
分泌を促すことは非常に重要なのです。

その方法等を含めて、
成長ホルモンについて
こちらで改めてまとめていますので
お時間があればチェックしておいてください。

成長ホルモンの作用で健康実現?鍵は食事・睡眠・運動

 

ホルモン物質の乱れ

寝不足によって、体内のホルモン物質の分泌が
全体的に乱れてしまいます。

体内にはホルモン物質が多数存在しているのですが、
それぞれ必要に応じて
それぞれのホルモン物質の分泌量が
多くなったり少なくなったりしています。

分泌が乱れると、それぞれ必要以上に増えたり
あるいは減ったりして、その調整が
上手くできなくなるということです。

ちなみに、一応全体の分泌バランスに
もっとも大きな影響を及ぼしているのは
セロトニンというホルモン物質なので、
このセロトニンの分泌量を増やすことは、
寝不足の際の対応としてはかなり有効であったりします。

 

Sponsored Link

 

血行不良

ホルモン物質の分泌が乱れることによって
血行にも不具合が生じるようになります。

すると、全身に対しての
酸素のスムーズな運搬がままならなくなります。

その結果、血行不良となり、
細胞のエネルギー源である酸素が
全身に行き届きにくくなることによって
細胞全体の活力がなくなってしまいます。

さらに酸素不足で全身の免疫機能が
低下することも相まって、動脈硬化にも繋がります。

動脈硬化が始まると血液がドロドロになり、
悪玉コレステロールが溜まるようになっていきます。

悪玉コレステロールが溜まっていけば
当然大病を患う可能性も高まってきます。

あらゆる病気に繋がる可能性がありますが、
直接的には脳梗塞や心筋梗塞、といった
血管が詰まってしまう症状になります。

 

しかしながら、これらの不調は
体内で起こってることで、
何となく頭が働かないとか
体の動きが鈍い程度では
なかなか自覚するのは難しく、
いきなり深刻な症状に繋がる危険性があります。

そこで脳はこのような身体の不調を
頭痛、吐き気、肩こり、首痛等の痛みによって知らせるのです。

頭痛の猫ニャンタ

このサインを見落とさないようにして、
もしこれらのような症状があったら
かなり不健康な状態にあることを自覚しなければなりません。

 

血圧の上昇

動脈硬化とは血管の壁が
硬くなるという現象です。

本来、血管というのは弾力性があるために
血液が詰まりにくい仕組みになっているのですが、
動脈が硬化することによって
血流が悪くなってしまいます。

血液が血管の中で
たびたび詰まるようになれば、
後ろから流れてくる血液に
押し出される形になるので、
スムーズな流れではなくなり、
血圧は高くなっていくのです。

 

最後に一言

実際のところは身体の不調というのは
様々な原因が複雑に絡み合っているのですが、
いずれにしても睡眠不足によって
上記のような不具合に繋がります。

その不具合は痛みや吐き気等のサインとして
表にはっきりと現れるはずなので、
それを決して見落とさないようにすることが大切ですね。

         Sponsored Link






コメントを残す

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ